沖縄で新築戸建てでも住み替えたい!買い先行の5つの流れ
2020/11/10
沖縄では新築の戸建てからの住み替え相談も多いです。車社会の沖縄では、現地見学をしたものの、子どもの通学問題や渋滞、近隣住民との人間関係など、住んでみなければ分からない事情を抱え、住み替えを考える人も多いですよね。
沖縄の新築戸建てオーナーに多い「住み替え」とは、現在の家を売却し新しい家を購入することです。
相談者から聞く具体的な理由では、例えば、子供が増えて家が手狭になった場合や、転勤で引っ越しを余儀なくされるケースなどがあります。
最近多い事例では、ご近所トラブルです。長年思い悩みながら改善するよりも、沖縄ではまだ新築のうちから住み替えをすることで、より負担を少なく、新しい家に住み替える方が多くなりました。
ここで、沖縄の新築からの住み替えでは、自宅の売却を先に行う「売り先行」と、新たな家の購入を先に行う「買い先行」のどちらで住み替え計画を進めるかで、一連の流れが変わります。
そこで今回は、「沖縄で新築戸建ての家でも住み替えたい!売り先行の5つの流れ」に続き、「買い先行」で進める5つの流れについて詳しくお伝えします。
コロナ禍による生活の変化で、さらに沖縄では新築戸建てからの住み替えが増えました。検討している方は、ぜひ参考にしてください。
沖縄で新築戸建てでも住み替えたい!
買い先行の5つの流れ
住みたい家を探す
沖縄で新築戸建てから住み替えを検討する際、買い先行を選ぶとすれば、まずは住みたい家を探すことから始まります。
【 沖縄で新築戸建てからの住み替え☆買い先行での新居探し 】
★ 一方、今まで住んでいた家を先に売却する「売り先行」では、売却してしまってから新居探しが始まるため、期間が長くなればなるほど、新居へ移り住むまでの「仮住まい」にコストが掛かる点は否めません。
→ その点、「買い先行」であれば住まいは確保されているので、売り先行とは違い、現在の家の売却時期は決まっていないことになります。
※ ですから、満足のいく家が見つかるまで十分な時間をかけて探すことができる点は、ひとつのメリットです。
気になる物件があれば内見をして、実際に生活する姿を想像してみましょう。学校や病院などの周辺の施設が充実しているかも、物件選びの重要なポイントです。
【 沖縄で新築戸建てからの住み替え☆購入予算 】
★ しかし、沖縄で新築戸建てからの住み替えで「売り先行」を選んだケースとは違い、に家を決める時点で今までの家の売却価格が分かるわけではありません。
→ ですから、「買い先行」は、購入資金に余裕がなければできない住み替えの仕方と言えるでしょう。
現在の家の査定
ただ、沖縄で新築戸建てからの住み替えを買い先行で進めるのであれば、購入予算は「査定価格」から想定して算出することも可能です。
近年は不動産の個人売買も増えましたが、より安全な売買契約のため、ほとんどのケースで専門的な知識と経験を持つ、仲介不動産会社と媒介契約を交わして、仲介をしてもらいます。
この時、不動産会社により家の評価額が出されますが、これが不動産の査定であり、査定額です。(ですから、査定額=売却額ではありません。)
沖縄で新築戸建てからの住み替えを買い先行で進める場合、住みたい家がある程度決まれば、売却の手続きが始まります。
【 沖縄で新築戸建てからの住み替え☆査定 】
★ まず初めにすることは現在の家の査定です。不動産会社は家の状態や周辺の環境を考慮してどのくらいの価格で売れるのかを査定してくれます。
→ ここで、注意すべきなのは複数の不動産会社に査定の依頼をすることです。
一つの不動産会社が提示した額では、正確な相場はわかりません。不動産会社によって査定の基準は様々で査定価格に違いがあるからです。
いくつかの査定額を比べて、良い条件で高く売ってくれそうな不動産会社に売却をお願いしましょう。
【 沖縄で新築戸建てからの住み替え☆媒介契約 】
★ 仲介不動産会社との出会いは、売却額にも繋がるため、新居の購入計画にも影響することになり、大変重要です。仲介を依頼するための「媒介契約」も、基本的な知識を持つことで、搾取される心配がありません。
→ 詳しくは別記事「沖縄仲介業者の見極め方☆マイホーム売却のパートナー選び」や、「沖縄で不動産査定後の媒介契約☆注意ポイントと3つの種類」などもご参照ください。
購入契約を結ぶ
このころには住みたい家は決定しているはずなので、購入契約に移ります。不動産契約や住宅ローンを組む必要があり、書類が多くなるので注意してください。
【 沖縄で新築戸建てからの住み替え☆新居の購入 】
★ ここで、沖縄で新築戸建てからの住み替えを買い先行で進める場合、査定額で売却額を想定して購入計画を進めることは可能ですが、住宅の売却によって得た利益を購入に充てることができません。
→ 住宅の購入には、初めに頭金としてある程度の現金を支払わなければならないので、売却資金に頼らない貯蓄が必要となります。
沖縄で新築戸建てからの住み替えでは、新築であるため高く売却できる確率も高いので、新居を売却額で賄うことが可能なケースも多いものの、買い先行では手元に現金はありませんので、「つなぎ融資」を利用するケースも多いです。
また、そもそも売却額から新居の購入を賄うことができず、さらに手元の資金を足しても住み替えが難しい場合でも、今支払っている住宅ローンに新居の費用を合わせて借り入れができる「住み替えローン」の活用事例もあります。
【 沖縄で新築戸建てからの住み替え☆購入時のローン 】
★ 詳しくは別記事「沖縄の住み替えローンとつなぎ融資☆新築から住み替えるポイント」などをご参照ください。
新しい家に引っ越し
沖縄で新築戸建てからの住み替えで新居が確定し購入契約が済んだら、いよいよ新しい家に引っ越しです。
沖縄で新築から売り先行で住み替えをするケースのように、売却から購入までの間がないので仮住まいをする必要がありません。
【 沖縄で新築戸建てからの住み替え☆ダブルローン 】
★ ですから、買い先行で沖縄の新築戸建てから住み替える場合には、仮住まいをするための資金や、2回の引っ越し資金が必要ないことが大きなメリットのひとつと言えます。
→ しかし、まだ売却が済んでいない間に購入を済ませるので、ダブルローンが発生する可能性があります。
「ダブルローン」とは、もともと組んでいた住宅ローンに、今回の住み替えによるローンが重なる状態です。特に「つなぎ融資」を利用した沖縄の新築から買い先行による住み替えの場合に起こりやすいです。
つなぎ融資を利用して買い先行で新居を購入したものの、なかなか今まで住んでいた家の買い手が見つからないことになれば、その間の返済は住宅ローンとつなぎ融資のダブルローンを返済しなければなりません。
ですから、沖縄で新築戸建てからの住み替えを買い先行で進める場合、もともと資金的に余裕がないと大変になるでしょう。
売却契約
最後に今までの家の売却契約です。この時も不動産を売買する契約やお金のやり取りなどの面倒な手続きがたくさんあります。
【 沖縄で新築戸建てからの住み替え☆売却契約 】
★ 近年では個人間取引のためのアプリやサイトも増えつつあり、不動産さえも個人間売買を進めるケースが多いです。
→ 個人間取り引きの場合、宅建資格も必要なく、法的にも合法ではありますが、実際の現場ではお互いの認識のズレや、経験のなさや知識のなさから、売買契約がスムーズに進まなかったり、トラブルも頻繁に見受けられます。
※ ですからやはり、仲介手数料は掛かることにはなりますが、仲介不動産会社を介した売買契約が安心です。
また、仲介不動産会社に売却活動を依頼しているならば、確定申告など、難しいと感じた際にも不動産会社に相談が期待できます。また、司法書士などに相談するのも一案です。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で新築戸建てからの住み替えを行う際、「買い先行」で進める場合の流れについてお伝えしました。
沖縄で新築戸建てからの住み替えを進めるには、「買い先行」なら、購入する家を十分時間をかけて決めることができますし、仮住まいの必要がないという利点があります。
しかし、売り先行とは違い確実性のない査定額による購入計画を立てなければならず、資金面では不安定な進め方です。
特に、もともとの資金的に余裕がない、沖縄新築戸建てからの住み替え計画の場合、買い先行では売却資金を購入資金に使えず、ダブルローンのリスクもあります。
このような事情から、沖縄で新築戸建てからの住み替え計画を立てるのであれば、より確実な資金計画による住み替えなら「売り先行」で、十分な資金がある場合には「買い先行」で検討してみると安心です。
まとめ
買い先行で住み替える流れとポイント
・十分な時間をかけて家を探せる
・査定は複数の不動産会社に依頼する
・買い先行は売却資金を購入資金として使えない
・仮住まいは必要ないがダブルローンの心配がある
・難しい手続きは不動産会社に相談しよう