沖縄の住み替えローンとつなぎ融資☆新築から住み替えるポイント

2020/11/7

沖縄の住み替えローンとつなぎ融資☆新築から住み替えるポイント
沖縄でも住み替えローンを活用することで、新築物件で住宅ローン残高が残っている状況でも、住み替えは可能です。夢を持ってマイホームを購入したものの、住んでみてどこか居心地悪い、住みにくい…などで悩む方も多いですよね。

そうでなくても、新築で購入した物件でも様々な理由から、住み替えが必要でなることがあるでしょう。転勤や転校によって引っ越しをしなければならなかったり、子供が増えて手狭になったりする場合です。

しかし基本的には、住宅ローン返済が終わっていないと、住み替えのための住宅の売却はできません。そこで、役立つのが沖縄で利用者も多い住み替えローンです。

今回は、利用することで住宅ローンの残った新築物件でも住み替えができる、沖縄でも多い「住み替えローン」と「つなぎ融資」について、その仕組みをお伝えします。

新居を購入したものの、さまざまな理由から住み替えを検討しつつも、住宅ローンが足枷になっている方は、どうぞ参考にしてください。

 

沖縄の住み替えローンとつなぎ融資☆
新築から住み替えるポイント

 

住み替えローンとは

住み替えローンとは
せっかく購入したマイホームですが、沖縄では早々に手放す決断をするオーナーも少なくありません。

転勤などの場合、本州へ引っ越しをしなければならない家庭も多いですし、意外にも「いつ帰ることができるのか」目途が立たないケースも多いからです。

【 沖縄で住み替えローンの活用☆新築物件の売却 】

★ 一時期は戸建て賃貸として沖縄に帰ってくるまで貸し出すケースも多くありましたが、戸建てを賃貸する借り手がアパートなどと比べて少ないことや、仲介不動産会社を通すケースが多いため、意外に出費も掛かることから、売却してしまう決断が増えました。

→ なかには本格的に引っ越しをするために、新築でまだ不動産価値が高いうちに売却をして、その売却費を充てて新居を購入する、「住み替え」ケースが増えています。

…とは言え、新築物件ともなればまだまだ住宅ローンが残っていますよね。そこで沖縄でも多いのが、「住み替えローン」や「つなぎ融資」の活用です。

【 沖縄でも多い「住み替えローン」とは 】

★ 沖縄でも役立つ「住み替えローン」とは、現在の住宅ローンと新しく購入する家の購入費用まとめてローンにする仕組みです。

→ 沖縄では「住み替えローン」の名称が多いですが、金融機関によっては「買い替えローン」とも呼ばれます。

住み替えはしたいけど、「まだ住宅ローン残高が残っているし…」と、二の足を踏んでいる人にとっては、とてもありがたい制度なのではないでしょうか。

また、前述したように現在の家の売却費でも残った住宅ローンを完済することができますが、売却費より購入額が高くなり、難しい場合などに、沖縄ではこの住み替えローンを活用する事例が多いです。

それでは、沖縄で住み替えローンを活用する場合、具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか。また、逆に注意すべきデメリットについてもお伝えします。

 

住み替えローンのメリット

住み替えローンのメリット
新築物件から沖縄で住み替える際、住み替えローンを利用する最大のメリットは、自己資金を使わずに住み替えができるという点ではないでしょうか。

【 沖縄で住み替えローンを利用するメリット 】

★ 新築で住宅ローン残高が残っている際、売却額で賄うことができない場合でも、住み替えローンを利用することで、現在の住宅ローンの返済や、新しい住宅の購入費用が足りない人でも住み替えができる点は大きなメリットです。

→ 貯蓄が少ない人や、子供の教育費や老後のために貯蓄を切り崩せない人であれば、ぜひ沖縄でも住み替えローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

しかし、たとえ沖縄でこの住み替えローンを利用しても、住宅購入の頭金引っ越しの費用はかかってしまいます。住み替えの際にはこれらの費用のために、ある程度現金を用意しておく必要があるでしょう。

 

住み替えローンのデメリット

住み替えローンのデメリット
一方、新築で住宅ローン残高が残っている時、沖縄で住み替えローンを利用するデメリットは、大きく分けて二つあります。

【 沖縄で住み替えローンを利用するデメリット① 】

★ 一つ目は金利が高いことです。

→ 完済していない住宅ローンがあるにもかかわらず新しくローンを組むので、通常の住宅ローンに比べて金利が高くなる点には注意をしてください。

…これは、通常の住宅ローンが適用される優遇制度は、(沖縄の住み替えでも)住み替えローンが適用されないからです。また、金利や借りる金額が高くなると、審査も厳しくなるでしょう。

最初の住宅ローン時よりも厳しくなりがちなので、沖縄で住み替えローンを利用する際には、年収や借入履歴などの条件が基準に満たないとして、住み替えローンが利用できないケースもしばしば見受けます。

【 沖縄で住み替えローンを利用するデメリット② 】

★ 二つ目は、住み替えのタイミングが限られるところです。

→ 沖縄でも変わらず、住み替えローンを利用するためには、現在の住宅ローンの完済日と、新しい家の購入日を同じにしなければなりません。

しかし、家の購入や売却はすぐにはできず、非常にタイトな予定の中住み替えをしなければならなくなるでしょう。したがって売却や購入のスケジュール調整がとても難しくなります。

 

つなぎ融資とは

つなぎ融資とは
そこで、沖縄で住み替えローンの他に、住み替えで使われるもう一つの制度が、「つなぎ融資」です。これは、購入と売却の間の一時的な資金繰りを助けてくれる融資制度になります。

沖縄の住み替えでは住み替えローンほど、多様に適用するものではありませんが、売却額で確実に新居に充てる住み替えプランニングにはおすすめです。

住み替えをする場合、古い家を売却して新しい家を購入する必要がありますが、このタイミングが合うことは非常に稀ではないでしょうか。

【 沖縄で住み替えローンの他の制度☆つなぎ融資とは 】

★ 売却と購入の日程がずれてしまうと、購入に使おうと思っていた売却費が入らないといった問題が発生してしまう可能性もあります。

→ 沖縄で多い「住み替えローン」のような長期に渡る借り入れ計画ではなく、売却額が手元に入るまでの、一時的な資金不足を補うための制度を「つなぎ融資」と言います。

そのため、沖縄では住み替えローンを利用することで、より多額の資金計画で住み替えプランニングができますが、コンパクトな資金で、より負担の少ない住み替えを希望している場合には、「つなぎ融資」がより安心です。

 

つなぎ融資の注意点

つなぎ融資の注意点
このように、沖縄で人気の借り入れローンとは、また違った意味で資金繰りに便利な「つなぎ融資」ですが、注意しなければならない点もいくつかあります。

【 つなぎ融資を利用する時の注意点 】

① まず初めに注意しなければならないのは高い金利です。基本的に3%程度の金利がかかる点です。

→ これは通常の住宅ローンよりも高い利率となりますので、注意をしてください。

② また、つなぎ融資を申し込むためには、事務手数料を支払う必要があることにも注意をしてください。

→ これは融資額に関係なく10万円程度です。

③ さらに期間内に返済できなければ、遅延損害金が発生してしまいます。

→ つなぎ融資は一か月~一年という返済までの期間が短い融資です。

つなぎ融資は一時期的な借り入れプランですが、買い手が見つからずに売却が長引くこともあります。

これまでに売却が完了し返済が終わらなければ、年利14%程度の遅延損害金を支払わなければなりません。売却に時間がかかることが予想される場合は、つなぎ融資を借りるのはやめた方が安心です。

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で利用者も多い「住み替えローン」と、「つなぎ融資」について、特にその特徴や注意点についてお伝えしました。

どちらの制度を使うことになっても一番重要なのは資金計画です。

住宅ローンと同じく、沖縄で住み替えローンを組む時に最も気に掛かるのは、審査が通るかどうかになってしまいがちですが、重要なのはローンを組んだ後、払い続けることができるかどうか、です。

銀行は審査をしますが、個々の状況までは注意を払いません。一般的な家計から合否を出すのみです。

けれども家庭によって教育費が掛かるなど、それぞれに事情がありますので、住宅ローンよりもより、より負担が大きくなりがちなので、沖縄でも住み替えローンを組む前には、何か月かの家計簿の収支を準備して、安全な返済計画を立ててください。

返済計画については、従来の住宅ローンでの目安にはなりますが、別記事「沖縄の住宅ローン選び☆比較する「月々の返済額」①」や「沖縄の住宅ローン☆シミュレーターで見える3つの数字」などをご参照ください。

まとめ

住み替えで役立つ、住み替えローンとつなぎ融資

・住み替えローンとは、現在の住宅ローンの残債と新しい家の購入費をまとめて組むローンのこと

・住み替えローンは自己資金を使わずに住み替えができる
・住み替えローンは金利が高くタイミングが難しい
・つなぎ融資は一時的な資金繰りを助けてくれる短期融資
・つなぎ融資は遅延損害金に注意

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