【沖縄の家】不動産査定額は築年数でどう変わる?売却のタイミング

2020/10/20

【沖縄の家】不動産査定額は築年数でどう変わる?売却のタイミング
沖縄で不動産の売却では、査定額がまず気に掛かりますよね。販売価格に直結し、最終的な不動産売却の基準となる価格となるためです。
 
沖縄においても不動産の査定額には、築年数が大きく関わってきます。
 
築1年・築5年・築10年・築20年…と、年月が経る毎に不動産価値は下がっていきますが、住宅ローンの残高と照らし合わせて考える時、把握しておきたいポイントは、購入時の何%まで下がるのか?ではないでしょうか。
 
この目安がなければ、住宅ローン残高を残したままの住み替えなどのケースでは、思い切って沖縄で不動産査定の依頼もしにくいです。
 
今回は、沖縄における築年数と不動産査定額の関係と、売却のタイミングについてお伝えします。
 

 

【沖縄の家】不動産査定額は築年数でどう変わる?
売却のタイミング

 

築年数と不動産査定額の関係

築年数と不動産査定額の関係
沖縄でも築5年以内の不動産の査定額は高い傾向にあります。

沖縄ではこの築5年が不動産査定における「築浅物件」の目安です。ただ完成からあまり時間の経っていない物件は「築浅物件」となりますが、完成してから〇年以内のように明確な定義はありません
 

【 沖縄の不動産を査定する☆築浅物件 】
 
★ 沖縄においては、築年数5年が不動産査定において「築浅物件」として、比較的高い価値が期待できます。
 
→ 特に日本全国ではまだまだ新築信仰が強いため、中古市場でも築浅の物件は人気が高く、全国から別荘を求める傾向が強い沖縄では、個性的な注文住宅の場合でも、スムーズな売却も可能です。

 

…このように沖縄では、築5年以内で不動産査定額は築浅物件として高くなる傾向にありますが、「築浅物件」は限られた期間のみのアドバンテージだと捉えてください。
 
つまり、沖縄では築5年までの不動産の査定額がかなり高い物件だったとしても、時間が経つと徐々に査定額は下がっていきます。
 
とはいえ、物件の種類によって築年数と査定額の関係は異なります。
 
そこで、以下の項目では戸建てとマンション、それぞれの築年数に伴う価格の資産価値の推移をお伝えします。
 

 

物件により異なる資産価値の推移

物件により異なる資産価値の推移
沖縄で不動産の査定依頼が多い種類は、主に戸建て物件になりますが、近年では続々と分譲マンションが建ちはじめ、今後は分譲マンションの売買も増えていく傾向です。
 
全国的には駅近の立地条件が、大きく資産価値に影響しますが、沖縄ではそもそもモノレールしかない車社会なので、モノレール近くであれば駅近として沖縄でも不動産査定に影響しますが、その他のエリア(バス停など)は全国ほど重要ではありません。
 
その視点よりは、やはり車社会なので、車でのアクセスがしやすいエリアや、子どもや高齢者でも過ごしやすいとして、徒歩圏内の充実度が沖縄では不動産査定で重視されます。
 
物件が築10年ほどの場合

【 沖縄の不動産を査定する☆木造戸建て 】
 
① 木造戸建てのケース
 
… 木造戸建ての場合、築10年で物件の資産価値が約半分になる、とのデータが出ています。

 

築15年を超えたあたりで、沖縄の不動産査定額の下落は緩やかになり、20年以降は横ばいになる推移が一般的です。
 
沖縄で築5年以内のマンションを売却

【 沖縄の不動産を査定する☆マンション 】
 
② マンションのケース
 
… 沖縄の不動産査定においてマンションは、新築では購入後一年で価値が急落すると考えてください。ただしその後、資産価値が減少するペースは、木造戸建てに比べると緩やかになります。

 

沖縄の不動産査定では、マンションの場合は築1年・築5年・築10年が売却のタイミングです。それでも、築10年を過ぎたとしても、立地条件などにより異なりますが、一般的には70%~80%の価値を維持しています。
 
しかし注意をしたいタイミングは築25年です。この時期になると沖縄の不動産査定において、価値は50%ほどになる傾向があります。
 

【 沖縄の不動産を査定する☆物件の種類による推移まとめ 】
 
● 築年数と査定額のまとめ
 
… このようなことから、戸建て・マンションともに沖縄での不動産査定では、これらの資産価値の動きに連動する可能性が高いです。

 

 

売却のタイミングはいつがいいか?

売却のタイミングはいつがいいか?
不動産の売却を検討するのであれば「なるべく高く売りたい」と考えるのは当然ですよね。そうなると重要なのは不動産売却のタイミングになります。
 
沖縄の不動産会社は査定額を基準に販売活動を進めますから、この金額を基準として価格交渉が起こる(安くなる可能性)と考えてください。
 
ただし、「査定額」=「売却額」ではない点も意識をしてください。別荘需要も高い沖縄では、不動産の査定額を上回る売却額での売買も見受けられます。(特に個性的でラグジュアリーな別荘仕様の物件で起きやすいです。)
 

【 沖縄の不動産を査定する☆高額売却のタイミング 】
 
① 高く売るためのポイントの1つは築年数が浅いうちでの売却です。基本的に不動産は新しければ新しいほど高く売却できるためです。
 
② もう1つのポイントが不動産市場の動向です。不動産も株式市場同様に好調・不調があります。
 
→ 好調のタイミングあれば高く売却できますし、不調のタイミングであれば、売却額も当然安いです。

 

不動産市場については土地取引、新築マンションの販売データから読み取るこができます。主に金融機関が調査を実施していますので、結果はインターネットから見てください。
 

【 沖縄の不動産を査定する☆市場をチェック 】
 
★ このような不動産市場の動向も、売るべきタイミングかどうかを判断する指標のひとつです。最近では東京オリンピックの延長年2022年前後の動向が注目されています。
 
→ 自身の物件の築年数及び、不動産市場の動向を考慮して売却のタイミングを見極めてください。

 

早く売却したいという切迫した理由がないのであれば、「今は売らない」という決断も必要になるケースが出てくることも覚えておくと便利です。
 
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で不動産査定を依頼する時に役立つ、築年数と査定額の関係と、不動産売却のタイミングについてお伝えしました。
 
沖縄でも一般的に不動産査定において、築年数が浅ければ不動産査定額は高くなる傾向があります。
 
しかし築年数と不動産価値の推移は、戸建てとマンションによって異なります。また、不動産売却のタイミングは築年だけでなく、不動産市場の動向も重要ですので、インターネットでチェックしながら売却時を図るのも一案です。
 
築年数と不動産市場動向を考慮して、売却のタイミングを見極めてください。沖縄で不動産の査定を依頼する際に、複数の業者に依頼をしながら、売却のタイミングなどを相談してみても、良いかもしれません。
 
★ 住宅ローンを残した住み替えについては、別記事「沖縄で不動産査定☆住み替えで少しでも高く売るコツとは」などでもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
 
 

まとめ

築年数による査定額と、売却のタイミング

●築年数と査定額の関係
・築年数が浅ければ査定額は高くなる
・推移は戸建てとマンションで異なる
 
●不動産売却のタイミング
・築年をまず確認する
・市場動向も重要なファクター
・市場動向はインターネットで確認可能

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