シニアライフへ沖縄での住み替え☆スムーズに進めるポイント
2020/10/5
沖縄では定年後に住み替えて、シニアライフを満喫したいご夫婦も多いですよね。沖縄県内だけではなく、住み替えによって移住してくるご夫婦も見受けられます。
50代~60代の方々にとっては、シニアライフへの準備を考えることが少しずつ増えてきているのではないでしょうか。
平均寿命も年々長くなってきていますので、シニアライフをどのように過ごすかというのは、人生の中でも重要な意味を持ちます。沖縄での住み替えも、その一環です。
結婚や出産を機に購入した家にこのまま住み続けるのか、それとも今後の生活を考え、沖縄で住み替えるのか…。快適なシニアライフの要と考える方々も多いです。
今回は、シニアライフに向け、沖縄で住み替えを考えている方に向けて、スムーズに買い替えが進むポイントをお伝えします。
シニアライフへ沖縄での住み替え☆
スムーズに進めるポイント
不動産売却査定を済ませて資金計画を立てる
シニアライフに向けてスムーズに沖縄で住み替えるための、最初のポイントは資金計画をしっかりと立てることです。
不動産購入時には必ず資金計画の話が出てきますが、50代・60代での不動産購入については若い世代と比べてシビアに資金計画を立てるべきです。
【 シニアに向けた沖縄での住み替え☆資金計画 】
★ 30年を超えるような住宅ローンを組むことはできませんし、今は元気でも10年後20年後には病気にかかって医療費の負担が増えることも考えられます。
→ さらに50代で定年退職を控えている世代での、シニア時代に向けた沖縄での住み替えの場合、60代以降に仕事を続けるとしても、収入は下がる傾向にあることまで考慮して返済計画を立ててください。
沖縄で定年退職後の住み替えを検討する場合、収入は平均的に現状の70%ほどが、将来的な返済計画の目安です。
定年退職以降も住宅ローンの返済が残るなら、保険にも気を配ると良いかもしれません。今では病気になった時に役立つ種類の保険もあります。
定年退職後に保険の組み換えをするよりは、50代のうちから保険まで検討すると、よりスムーズです。
【 シニアに向けた沖縄での住み替え☆売却価格を知る 】
★ まずは、早めに現在の住まいの不動産売却査定を済ませて売却額を知ったうえで、資金計画を立てることをおすすめします。
沖縄での住み替えにおいて、住宅ローンを残したうえでの売買計画であれば、より客観的に自分の家の不動産価値を把握しておくためにも、まずは不動産査定を受けることが先決です。
家族や友人に話をしておく
まだまだ日本では地元という考え方が根強く残っています。沖縄の住み替えにおいては、比較的緩いエリアもありますが、地域によってさまざまですので、事前に地域の人々や友人・知人に話をして、理解を得ておくと、よりスムーズです。
【 シニアに向けた沖縄での住み替え☆周囲に話をする 】
★ 特に周囲からの理解を得ておきたいケースでは、沖縄でも遠方へ住み替えるケースではないでしょうか。自分は便利な都会への住み替えを考えていても…、
・ 周りから地元を捨てるのかと言われてしまった。
・ 子どもから帰る地元がなくなってしまうと言われた。
…などなどの体験談がありました。その結果、心苦しくなってしまい、沖縄では結局、住み替えをあきらめる、…という話はまだまだ存在します。
シニアライフを楽しもうと沖縄移住をして住み替える、同じ沖縄であっても、遠方へ住み替えるとなると、50代60代まで暮らしてきた地元を離れるとなると、少しつらいこともあるかもしれません。
日頃から家族や友人と、シニアライフについて話す機会を持っておけば、そのようなトラブルも回避できるかもしれません。
売却しやすい物件を選ぶ
沖縄において住み替えを考えている方々の傾向として、シニアライフを考える50代・60代の方々は、まだまだ健康で元気な方が多いです。
沖縄で住み替えを考える際にも、セカンドライフや田舎暮らしへの憧れもあるかもしれません。
【 シニアに向けた沖縄での住み替え☆不測の事態も理解する 】
★ しかし、シニアに向けた沖縄での住み替えを検討するのならば、現状は元気でも、数年後に介護が必要になるなど、せっかく沖縄で住み替えた住まいを手放す…、といったケースが増えていることも、理解してから決断したい部分です。
→ 介護が必要になってサービス付き高齢者住宅や、有料老人ホームに入居しようとする際、売りにくい物件が残ってしまうと負担が増えてしまいます。
シニアライフを見据えた沖縄の住み替えの場合、このような予期せぬ事態が起こるという前提に立って、購入時点から「売却しやすい物件選び」をすることをおすすめです。
利用できる控除や補助金を把握しておく
沖縄での住み替えには、いくつかの税務上の特例が使えます。特に買い替えで利用したいのは「特定のマイホームを買い替えた時の特例」です。
【 シニアに向けた沖縄での住み替え☆特例 】
★ 10年以上所有・居住する必要があるなど一定の条件はありますが、購入物件の方が高額だった場合、譲渡所得に対して課税されないという特例です。
→ また、シニアライフを考える上で住宅のバリアフリーは重要なポイントですが、自分でリフォームする際には、補助金を受けられる可能性があります。
このように、住み替えに関する特例や、シニアライフ特有の改修工事に使える補助金など、使える制度を早めに情報収集して準備をしておくと、よりお得に沖縄での住み替えが実現します。
シニア世代にはコンパクトな家が人気
50代からシニアライフへ向けた沖縄での住み替えを検討している場合、60代以降は定年退職をして、夫婦二人の時間が長くなること、働き続けたとしても、収入が70%ほどは減少しやすい傾向にあることを理解して、プランニングをすると後々快適に暮らすことができます。
そして夫婦ともども、現状よりも健康であったとしても、少しずつ体は衰えていくことは理解して、間取りや設計まで気を配ると安心です。
【 シニアに向けた沖縄での住み替え☆家選び 】
★ 特にシニアからの沖縄での住み替えにおいては、掃除やメンテナンスがしやすい家は好まれます。
→ シンプルな家で、部屋数も少ない、コンパクトな平屋が意外に快適に感じる傾向があり、後々の介護の事態にも備えて、玄関の間口を広く取っておくなどの配慮もあると、柔軟な対応が可能です。
庭も草刈りなどの必要がない、コンクリートタイプが人気だったりしますので、よくよくシニアライフをイメージした家選びが大切になります。
いかがでしたでしたでしょうか、今回はシニアライフを迎えるにあたって、スムーズに沖縄での住み替えが行えるよう、準備するポイントをまとめました。
働き続けたとしても世帯収入も減少しやすく、今後の収入状況も不安定になりがちなシニアライフを見据えた沖縄での住み替えでは、やはり、よりリスクの少ない「売り先行」もしくは、売却と購入の同時進行での資金計画が安心です。
査定依頼をした不動産会社に相談をすることで、一般的な売却価格よりは多少安くなってしまう傾向もありますが、不動産会社で買取を行うことで、購入と売却のタイミングを合わせた沖縄での住み替え計画を立て、サポートをしてくれる業者も多くあります。
まずは複数の不動産会社へ査定依頼をしてみて、相性の良い業者や担当者との出会いを見つけることが、スムーズなシニアへ向けた沖縄での住み替えの分岐点ではないでしょうか。
★ 買い先行で予算不足の時に役立つ「つなぎ融資」に関しては別記事「沖縄の住み替えで助かる「つなぎ融資」とは☆メリットとデメリット」でもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
まとめ
シニアライフに向けた住み替えのポイント
・先に資金計画を立てておく
・周囲への相談は早めにしておく
・売却を考えた物件選びをする
・使える制度を把握しておく