沖縄の注文住宅で利用できる補助金☆すまい給付金とは

2020/11/3

沖縄の注文住宅で利用できる補助金①すまい給付金とは
沖縄で注文住宅を建てる時に気になるのが補助金ですよね。誰もが夢見るマイホームですが、住宅の購入にはそれなりの資金が必要です。
 
収入に余裕がないため、念願の家をあきらめている人もいるかもしれませんが、沖縄で注文住宅を建てるなら、住宅購入費を軽減できる制度をきちんと理解し、家庭の負担を減らす方法もあります。
 
今回は、沖縄の注文住宅を建てる際に役立つ、補助金制度のなかのひとつである「すまい給付金」についてお伝えします。沖縄で注文住宅を検討している方は、どうぞ参考にしてください。
 

 

沖縄の注文住宅で利用できる補助金☆
すまい給付金とは

 

すまい給付金とは?

すまい給付金とは?
沖縄で注文住宅を建てる際に活用したい「すまい給付金」とは、消費税増税による住宅購入者の負担を軽減するために作られた制度です。
 
また、似た制度に「住宅ローン減税」があります。
 

【 沖縄で注文住宅を建てる☆住宅ローン減税 】
 
★ この「住宅ローン減税」は、支払う所得税などから控除する仕組みであり、収入の低い人には高い効果を発揮していませんでした。
 
→ 一方で、「すまい給付金」は、一定以下の収入の人が対象となる制度です。
 
※ そこで、沖縄で注文住宅を建てる際、この「すまい給付金」と「住宅ローン減税」とを組み合わせることで、所得が一定以下の人も恩恵が受けられ、消費税率引き上げの負担を軽減させることができます。

 

したがって、収入によって給付額が変わる仕組みになっているのです。
 

 

すまい給付金がもらえる条件は?

すまい給付金がもらえる条件は?
沖縄で注文住宅を建てる際、すまい給付金がもらえる条件には、購入者に関する条件購入する住宅に関する条件があります。
 

【 沖縄の注文住宅☆すまい給付金の条件(購入者) 】
 
● 購入者に関する条件は主に次の3つです。
 
① 自分名義の家を購入して自分が居住すること
② 住宅ローンを利用して購入すること
③ 収入が一定水準以下であること

 

ここで例外として、沖縄で注文住宅を建てる時に50歳以上で、年収が650万円以下であれば、住宅ローンを利用しなくても給付金がもらえます。

また沖縄で注文住宅を建てる時の収入は、税率や家族構成などによって基準が変わるため、注意が必要です。
 

【 沖縄の注文住宅☆すまい給付金の条件(住宅) 】
 
● 購入する住宅に関する条件は以下の3つです。
 
① 引き上げ後の消費税率が適応されていること
② 床面積が50㎡以上であること
③ 第三者の検査を受けた住宅であること

 

ただし、沖縄で注文住宅を建てる時には消費税が掛かるため、以上のすまい給付金が適用しますが、中古住宅に関しては注意をしてください。
 
消費税が非課税となる個人間での中古住宅の購入は対象外となります。
 

【 沖縄の注文住宅☆売り主に関する条件 】
 
★ 中古住宅の場合には、しばしば個人が売り主とする売買も多いのですが、「すまい給付金」が適用されるのは、対象物件の売り主が宅地建物取引業者でなければなりません。
 
→ つまり、不動産会社が販売する中古再販住宅に限りますので、この点のみ、注意をしてください。

 

また、すまい給付金は対象物件が新築である場合と中古物件である場合とで要件が変わりますが、「新築物件」に関する定義も理解しておくと、間違えがありません。
 

【 沖縄の注文住宅☆新築物件とは 】
 
★ くらし給付金の要件で言うところの「新築物件」の定義は、下記の条件が挙げられます。
 
・ 完成から1年以内
・ 一度も人が住んでいない

 

また、あくまでも人が住むために建てられた家屋(家屋の部分)が対象となりますので、この点に注意をしながら資金計画を立ててください。
 

 

すまい給付金はいくらもらえるの?

すまい給付金はいくらもらえるの?
では沖縄で注文住宅を建てる時に適用された場合、実際にはどのくらい給付金をもらえるのでしょうか。
 

【 沖縄の注文住宅☆すまい給付金の金額 】
 
★ すまい給付金の給付額は、収入に基づいて決まる都道府県民税の所得割額によって決定されます。
 
① 消費税率8%での購入時は最大30万円
② 消費税率10%での購入時は最大50万円です。
 
→ 都道府県民税の所得割額というのは、単に所得だけでなく家族構成などによっても変わってきます。

 

また、住宅を共有名義で購入した場合、給付基礎額に持分割合をかけた金額がそれぞれの給付額になります。
 
このように、購入の仕方や家族構成で給付額は様々なので、事前にしっかりと確認しておく必要があるでしょう。
 

 

すまい給付金の申請方法

すまい給付金の申請方法
沖縄で注文住宅を建てた際のすまい給付金の申請は、郵送と窓口の二つの方法で申請することができます。
 

【 沖縄の注文住宅☆すまい給付金の申請 】
 
★ その際に必要となる書類は主に以下の4つです。
 
① 給付申請書
② 本人確認書類
③ 住宅購入費等の証明書
④ 住宅の品質を証明する書類

 

さらに、本人確認書類には課税額が記されたものが必要であったり、振込口座の情報が必要だったりするので注意が必要になるので注意をしてください。
 
このように沖縄で注文住宅を建てる時にすまい給付金を申請すると、申請書類に問題がなく給付が認められた後、指定の口座に給付金が入金されるという流れです。
 
詳しい申請書類や手順は、国土交通省すまい給付金サイトに記載されているので、申請前に一度確認してください。
 
※ 出典:国土交通省すまい給付金( http://sumai-kyufu.jp/ )
 

 

コロナ禍における影響

コロナ禍における影響
以上が沖縄で注文住宅を建てる際に申請したい「すまい給付金」の概要ですが、2020年度は新型コロナ感染拡大の影響により規模を縮小して運営することになったため、多少の混乱が起きています。
 

【 沖縄の注文住宅☆コロナによる影響 】
 
★ 下記の業務について影響が出ています
 
● お問い合せ窓口
 
・お問い合せ窓口全般
・審査に関するお問い合わせや対応
 
● 申請受付・相談
 
・ 郵送書類の申請受付
・ 窓口申請受け付け
・ サポートセンター、窓口での相談業務

 

そのため、沖縄で注文住宅を建てる時にすまい給付金の申請を検討するのであれば、早めに動いた方が良さそうです。
 
従来であれば窓口ですまい給付金の申請をする時に、相談ができたり、サポートセンターで質問をしながら申請作業を進めることもできるのですが、コロナ禍の2020年ではなかなかひと苦労するかもしれません。
 
ネットや書籍などでも詳しく解説したものはありますが、なかなか文書で理解できるものでもありませんよね。このような場合には、住宅購入をした不動産業者などに相談して、申請書類作業を進める方法も一案です。
 
 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で注文住宅を建てる時の資金計画に役立つ、すまい給付金の概要と申請方法についてお伝えしました。
 
沖縄で注文住宅を建てる際にすまい給付金を利用することで、住宅購入の負担を軽減することが可能です。
 
本文中でもお伝えしましたが、すまい給付金以外にも、住宅ローン減税次世代住宅ポイント制度などがあり、沖縄で注文住宅を建てる際に積極的に申請・活用をすることで、より理想的なマイホームが実現します。
 
せっかく沖縄で注文住宅を建てる決断をしたのですから、賢く補助金制度を活用して、あこがれの家をあきらめないために、ぜひすまい給付金を活用してはいかがでしょうか。
 
 

まとめ

すまい給付金の概要

・住宅を購入する際にもらえる給付金
・購入者と購入する家の二つの条件を満たす必要がある
・税率8%で最大30万円、税率10%で最大50万円もらえる
・郵送と窓口の二つの方法で申請できる
・コロナ禍の影響により業務が遅れている部分がある

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