【2023年最新版】沖縄で借りる住宅ローンなら?金利と特徴比較その2

2023/8/11

【2023年最新版】沖縄で借りる住宅ローンなら?金利と特徴比較その2
・沖縄の住宅ローン金利が安いのは?
・沖縄ろうきんの住宅ローン金利は?
・沖縄JAの住宅ローン金利は?
・沖縄で契約できる住宅ローン金利は?

 
沖縄の住宅ローンで金利が低くおすすめの商品は、全期間固定金利のフラット35が返済計画が立てやすく安心です。
 
けれども金利上昇リスクがあっても、沖縄で住宅ローンを組むなら変動金利も気になりますよね。
 
本記事を読むことで、沖縄で組む住宅ローンの変動金利、フラット35以外の金利も分かります。
 

沖縄の住宅ローンで金利が安いのは?

沖縄の住宅ローンで金利が安いのは?
◇沖縄の住宅ローンでは変動金利が安い傾向です
 
変動金利は市場金利に連動するシステムですので、市場金利が上昇すれば、それだけ金利も上がります。
 
ただし毎月の返済額を一定額とする「元利均等返済方式」での変動金利を契約する場合、金利急上昇で混乱のないよう、5年ルールと125%ルールで対応してくれます。
(元金を均等に返済する「元金均等返済方式」には適用されません。)
 

<沖縄の住宅ローン|変動金利とは>
[変動金利とは] 金利が定期的に見直される
(市場金利に対応)
・半年ごとの見直し
[元利均等返済方式] 毎月の返済が一定額
・利息の返済が優先
[変動金利のルール] (金利が上がっても)
5年間は返済額が変わらない
前回の返済から125%以上上昇しない

 
沖縄の住宅ローンでは変動金利に対するこのような対策から、借り入れ側はすぐに返済に困ることは、ほとんどないでしょう。
 

●ただし見えないところで未払い利息が蓄積していく怖さがあります

 
低金利時代は沖縄の住宅ローンでは変動金利が低い金利を享受できておすすめですが、金利動向を見据えて金利上昇が起きているならば、適切なタイミングで固定金利への検討も一案です。
 

 
査定
 

沖縄の住宅ローン金利③沖縄ろうきん

沖縄のローコスト住宅が割高に?
◇沖縄ろうきんは労働組合による労働金庫です
 
沖縄ろうきんは那覇市本店の労働金庫で、労働組合に加入していなくても融資を受けることはできます。
 
借り入れ期間が最長40年、複数の住宅ローン商品を提供し、新規借入・借り換え共に対応可能です。
 

<沖縄ろうきんの住宅ローン商品>
・有担保住宅ローン
・マンション専用ローン
・無担保住宅ローン
・一般不動産ローン

 
沖縄ろうきんはフラット35とは提携していませんが、独自で全期間固定金利型も1.550%~1.900%の金利範囲で提供しています。(2023年9月現在)
 

<沖縄ろうきんの住宅ローン金利>
[住宅ローン商品] [金利タイプ] [金利]
●有担保住宅ローン 変動金利 ・0.75%~1.425%
(2023年9月現在)
●有担保住宅ローン 全期間固定金利 ・1.55%~1.90%
(2023年9月現在)

 
全期間固定金利型ではフラット35と同じように、保証人は原則不要、保証料も沖縄ろうきんが負担をしてくれるでしょう。(例外あり)
 

<沖縄ろうきん住宅ローンの特徴>
[団体信用生命保険] ・死亡
・高度障害
[金利+0.1%]
・就業不能保障団信
[手数料(税込み)] 融資金額×手数料率(1.1%~2.42%)
[保証料(一括型)] ・金庫負担

 
このように担保がある場合は、信頼できる独立行政法人「住宅金融支援機構」が民間金融機関と提携し提供する「フラット35」と同等、時にはそれ以上の条件で40年間まで固定金利の住宅ローン商品があります。
 
ただし沖縄ろうきんで無担保の住宅ローン商品の金利は1.900%~2.400%、返済期間も最長で25年、融資額も2,000万円です。
 

 

沖縄の住宅ローン金利④JAおきなわ

沖縄で住宅ローンのおすすめ|フラット35とは
◇JAおきなわの住宅ローン金利は、変動金利0.7%~です
(2023年9月現在)
 
「JAおきなわ」は日本の農業者によって組織された農業協同組合、JAおきなわの組合員が利用できる、沖縄の住宅ローンとなります。
 
JAおきなわの住宅ローン変動金利は、基本の1.6%を軸に、利用条件によって金利の引き下げができる仕組みとなり、最大利下げ率が年1.8%でした。
 

<JAおきなわの住宅ローン|変動金利の利用条件>
[利用条件] [利下げ率]
①給与振込指定 ・年0.40%
②農業販売代金振込指定 ・年0.40%
③JAバンクiDeCo加入者 ・年0.40%
④農業者年金加入者 ・年0.40%
⑤同居家族の給与振込指定 ・年0.20%
⑥口座振替指定 ・最大年0.20%
⑦個人IB契約 ・年0.30%
⑧JAカード ・年0.20%
⑨JAバンクアプリ ・年0.10%
⑩家族の貯金口座開設 ・最大年0.20%
⑪JAバンクローン借入者 ・最大年0.20%
⑫JAガス契約 ・年0.20%
⑬その他取り引き ・最大年0.10%
⑭住宅関連会社からの紹介 ・年0.20%
⑮ZEH住宅 ・年0.20%

※上記利下げ率0.8%を満たしJAカードローンを契約…0.1%利下げ
 
また固定金利は金利選択型があり、3年・5年・10年の固定金利が選択できます。
返済期間は40年間以内、融資金額1,000万円以内のリフォームローン以外は、原則として融資対象になる土地建物を抵当権に設定します。
 

<JAおきなわ住宅ローンの特徴>
[団体信用生命保険] ・死亡
・高度障害
[金利+0.1%]
・長期継続入院特約付団信共済
[手数料(税込み)] 33,000円
[保証料(一括型)] 一定保証料30,000円+保証料率0.12%~0.14%(一例)

 
JAおきなわの住宅ローンでは、金利を0.1%上乗せで、がん・脳卒中・急性心筋梗塞の「三大疾病保障」、もしくは「JA長期継続入院保障」のいずれかが可能です。
0.3%上乗せすると「9大疾病補償」が付きます。
 

 
新築物件
 

沖縄の住宅ローン金利⑤鹿児島銀行

沖縄の住宅ローン金利③海邦銀行
◇鹿児島銀行、沖縄支店では住宅ローン金利0.950%です
(2023年9月現在)
 
鹿児島銀行沖縄支店が那覇市久茂地など沖縄本島各地にあり、沖縄でも窓口で住宅ローン相談ができる鹿児島銀行では、フラット35の取り扱いがある他、沖縄支店で自社住宅ローンも、0.950%から提供しています。
 

<鹿児島銀行沖縄支店:住宅ローン金利(2023年9月現在)
[住宅ローン商品] [金利タイプ] [金利]
●かぎん住宅ローン ・変動金利 ・0.950%
●かぎん住宅ローン
(固定金利選択型)
・2年固定金利 ・1.000 %
  ・3年固定金利 ・1.050 %
  ・5年固定金利 ・1.100 %
  ・10年固定金利 ・1.300 %

(2023年9月現在、最大引き下げ後金利で表示)
 
金利選択型は一定期間を固定金利で返済した後、3年・5年・10年などの一定期間が過ぎた時点で、再び変動金利・固定金利のいずれかを選ぶ仕組みです。
 
固定金利は再契約時点での金利を採用するため、将来的に固定金利が終わった時点での金利を見極めなければなりません。
 

<鹿児島銀行住宅ローンの特徴>
[団体信用生命保険] ・死亡
・高度障害
[金利+0.1%]
・三大疾病補償付き
[金利+0.2%]
・全疾病保障付き
[手数料(税込み)] 54,000円(消費税込み)
[保証料(一括型)] ・融資期間10年…7,950円/借入額100万円あたり
・融資期間15年…11,478円/借入額100万円あたり
・融資期間20年…14,658円/借入額100万円あたり
・融資期間25年…17,475円/借入額100万円あたり
融資期間35年…22,046円/借入額100万円あたり
(保証料分割型は適用利率が上がります)

 
繰り上げ返済をする場合、ネットを通した繰り上げ返済では繰り上げ返済手数料が掛かりません。
 
鹿児島銀行でも沖縄支店が数多くあり、窓口で住宅ローン相談ができるため、書類上の審査だけではなく、総合的に審査の可否を判断してくれます。
ただしネット銀行などと比べると、審査時間は長い傾向です。
 

[ネット銀行]
・【2023年最新版】沖縄の住宅ローン、ネット銀行5社の金利を徹底比較|

 
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まとめ:沖縄の住宅ローンは変動金利が低め傾向です

沖縄の住宅ローンで「満額借り入れ」リスクは?
けれども返済期間も半年ごとに金利の見直しがあり、金利上昇リスクがある沖縄の住宅ローン「変動金利」商品は、リスクヘッジへの考え方が重要になります。
 
金融機関でも沖縄で住宅ローンを融資する際、金利の決定とともに返済可能額を判別しますが、安全な返済計画はそれぞれの家計によっても異なります。
 
沖縄の住宅ローンで年収別に適切な月々の返済額、借入総額を確認してから、安い金利の変動金利か、返済総額が契約時から決定している全期間固定金利(フラット35など)か、適切な住宅ローン商品を選びましょう。
 

 

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