突然の転勤!沖縄の家は売却か賃貸か☆メリットデメリット

2020/9/13

突然の転勤!沖縄の家は売却か賃貸か☆年数や状況で選ぶ方法
突然転勤で沖縄の家を売却するかどうか…、悩む家庭は多いですよね。不動産の知識がないと迷う材料も多いため、「取り合えず」として本人だけ単身赴任のケースも多く見受けます。

また少し知識があったとしても、観光地として有名で別荘も多く、全国的にも不動産価値が特殊な沖縄の家は、売却や賃貸の選び方に迷いがちです。さらに年数や状況によっても、ベストな判断は変わってきますよね。

そこで今回は、突然の転勤に困らないよう、沖縄の家を売却すべきか賃貸がいいのか…、離れる年数や状況に応じた選択肢についてお伝えします。

 

突然の転勤!沖縄の家は売却か賃貸か☆
年数や状況で選ぶ方法

 

転勤時に家を貸す選択肢

転勤時に家を貸す選択肢
転勤は決まってしまったけど、短期間の転勤でなおかつ今住んでいる家に思い入れがあり、沖縄の家を売却したくないという方は賃貸の選択肢があります。

全国的には個人賃貸のケースでは分譲マンションが多いのですが、沖縄の家を売却したくないケースでは一戸建てが多いです。そのため家の管理や使い方まで、分譲マンションよりも要望が細かくなる傾向にあります。

ですから沖縄で家を売却せずに賃貸を選ぶ場合、親戚・親族や友人知人など、比較的親しい関係性であるケースが多いです。

【 沖縄の家は売却か賃貸か☆賃貸の場合 】

★ 沖縄の家を売却せず賃貸に転用する場合、以下のようなメリットが期待できます。

①賃貸の場合、期間を決めることが可能です。(あらかじめ期間を決めておき、転勤が終わってから住むまでがスムーズになる。)

②賃貸をだしている期間は、賃貸収入も得ることができるのでとてもお得です。

沖縄では知人や友人、親族などへ賃貸する例が多いことはお伝えしましたが、これからは不動産業者に管理も含めて託す選択肢が注目されています。

空き家にしていたら何の収入も期待できません。一方、沖縄の家を売却するとなると、二度とその家には戻ることができませんよね。

このように沖縄の家を売却する選択では難しく、賃貸に可能なメリットを享受できるシステムがリロケーション(※)という選択肢です。

(※)リロケーション … 転勤などで生じた空き家を効率的に活用する(賃貸など)こ事柄を差しています。個人の物件に対しての言葉ですが、不動産業界では管理委託にも積極的に乗り出していて、売却にはない強みがあります。

 

転勤が決まり家を売却する選択肢

転勤が決まり家を売却する選択肢
転勤が長期間の場合なら、沖縄の家を売却する選択肢も検討しておくと良いかもしれません。

特に家の周りの周辺の環境がよくなかったり、なかなか買い手が見つからないような立地環境であれば、賃貸にしても入居者を探し続けることが困難です。

立地環境が悪く土地自体の価値があまり高くないようであれば、売れるうちに少しでも高く沖縄の家を売却することを検討してみてはいかがでしょうか。

【 沖縄の家は売却か賃貸か☆売却の選択肢 】

★ 沖縄の家を売却することにより、下記のようなメリットが期待できます。

・沖縄の家を売却することにより、高額な利益得ることができるため、引っ越し後のお金の使い道がより自由です。

→ 特に引っ越し先で改めて家を購入する「住み替え」などでは、売却したお金で住宅ローンを完済したり、新しい住宅ローンの経費に組み込むことができるので、新たな不動産を求める時には、より助かります。

沖縄の家を売却せず賃貸にした場合には、毎月の定額収入(不労所得)が期待できますが、一度に大きなお金が入る訳ではないので、住宅ローンが残っている場合には引っ越し先で家を購入するなどのケースでは不利です。

このように一気に利益を得たい場合には、沖縄の家を売却する方法がベターと言えます。

 

転勤時に家を空き家にしておく選択肢

転勤時に家を空き家にしておく選択肢
短期間の転勤なら賃貸の選択肢もありますが、思い入れのある自分の家を誰にも貸したくないときは空き家にしておく選択肢がいいかもしれません。

ただし、実は空き家として放置しているのは、居住しているよりも建物の劣化が気になります。家の様子を逐一見ている訳ではないので、雨漏りなど外部からの影響で建物が被害を受けても、それを補修しないまま放置されやすいことも一因です。

【 沖縄の家は売却するか賃貸か☆短期間の空き家 】

★ 「短期間だから空き家にしていても大丈夫」と考える家庭も多いですよね。それでは「短期間」とはどれくらいの期間でしょうか?

→ 国土交通省と総務省の空き家対策(撤去を促す指針案)のなかでは、「過去1年間に渡り使用されていない状態」を空き家として判定するとしています。

一年間ですので、春夏秋冬の季節を一巡した状態と言えます。ただし沖縄は高温多湿のエリアで特に夏場は直射日光の激しい暑さが襲います。

家にとって高温多湿はカビも起きやすく、湿気の多い環境はシロアリ被害も起きやすいです。

大きな台風が来れば雨漏り被害も懸念されるので、短期間でも空き家にするのであれば、誰かに定期的にチェックをしてもらうよう、環境を整えておくことをおすすめします。

このようなことを踏まえ対策を取る場合には、自分で購入した家に愛着が湧き、売却も賃貸も気が進まないという方も多いので、空き家にする選択肢はありです。

空き家にしておくことでいつ戻ってきても家があるので安心できます。

 

長期間空き家にするなら、民泊事業

長期間空き家にするなら、民泊事業
一方「空き家」として判断されてしまう一年間を超えて、長期間に渡り空き家にしてしまう方法もありますが、管理状態が行き届いていないのであれば、あまりおすすめはできません。

前述したように、賃貸や売却するのが面倒臭くなってしまって長期間空き家にしてしまうと、家が傷んでしまいます

最近では庭などがある家で草木が生え茂ってしまい、近隣住民とのトラブルになった事例もありました。そういった近隣トラブルを回避するためにも、長期間の空き家はおすすめできません。

そこで、長期間の賃貸には抵抗があっても、旅行者に少しだけ貸し出す民泊事業も一案です。

【 沖縄の家は売却か賃貸か☆民泊事業 】

★ 民泊は旅館業とは違う、一般の家を旅行客に貸し出す方法です。2013年の東京オリンピック誘致決定から、日本国内でも民泊事業が注目されるようになりました。

→ 年間で宿泊提供できる日数は制限がありますが、適度に利用してもらえて、その宿泊料からその都度、専門のハウスクリーニング業者に清掃を依頼できるので、家もキレイに保つことができて、副収入も得られる一石二鳥のアイデアです。

観光地でもある沖縄では、家を売却せずに民泊転用するケースが増えました、そのため不動産業者や専門業者が、民泊施設を委託管理してくれるサービスも多いですので、一度検討する価値はあるのではないでしょうか。

 

費用や年数や状況次第

ここまでお伝えしてくると、沖縄の家を売却・賃貸とひと口に言っても、その時の状況や発生する料金、買い手が見つかる時期まで、それぞれのケースがあることが分かります。

沖縄の家は売却するか賃貸か…、これまでの内容を一度整理してみました。

【 沖縄の家は売却か賃貸か☆選択の目安 】

① 長期間の一定した安定収入を見込みたい場合 … 賃貸
② 住み替えや住宅ローンの完済など、一気に利益を得たい場合 … 売却

③ 長期間の転勤 … 売却
④ 短期間の転勤 … 賃貸

⑤ 家に愛着がある場合 … 短期間なら空き家もアリ、長期間なら民泊もアリ

メリットデメリットを重ね合わせてみると、以上のような可能性が出てきました。

もちろん、持ち主の愛着度から転勤事情・懐事情までそれぞれのケースがありますので、一概には言えません

【 沖縄の家は売却か賃貸か☆注意点 】

★ ただひとつ言えることは、どちらにしても賃貸も売却も時間が掛かることです。ですから早めに手を打っておいてください。

→ 特に沖縄の場合、転勤になってしまってからではなかなか行き来できず、どの手続きも大変になりやすいです。

早め早めに問い合わせをして、あらかじめ不動産の方と相談しておくと、後々まで安心できます。

この他、高額査定のポイントについて「沖縄不動産の査定相場を調べるには?高額買取のポイント」でもお伝えしていますので、重なる部分もあるかもしれませんが、併せてご参照ください。
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の家を売却するか賃貸にするか…、突然の転勤などで迷っている方々へ向け、それぞれのメリットデメリットをさまざまなケースを検証しながらお伝えしました。

沖縄の家は売却・賃貸の選択肢をしっかり考えて決めておかないと、手元に入る金銭がとても少なくなってしまい大損してしまいます。後から不動産の金銭の問題にケチをつけても取り返しはつきませんので、この問題は慎重に取り組んでください。

まずは自分でできるだけ調べて、わからないことがあれば不動産の方に相談することをおすすめします。

もし沖縄の家を売却・賃貸する予定があるのなら、今回お伝えした売却か賃貸か年数や状況から選ぶ選択肢を参考にしてみてはいかがでしょうか。
 

売却時の不動産査定に関しては、別記事「沖縄で初めての不動産査定☆最初の一歩から売却までの流れ」でもお伝えしています。コチラも併せてご参照ください。
 

まとめ

突然の転勤!売却VS賃貸の選択肢

・賃貸=月々の安定した収入を得ることができる
・売却=大きな収益を一度に得ることができる
・空き家=愛着がある時に選ばれやすいが一年まで
・長期間空き家は定期的なメンテナンスと確認が必要
・旅行者に家を提供する民泊の選択肢もある
・どちらにするかは費用や年数や状況次第

 

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