沖縄の新築マンションと戸建てどっち?マンションのメリットデメリット
2023/7/5
・沖縄の新築マンションのメリットは?
・沖縄の新築マンションのデメリットは?
・沖縄で新築マンションと一戸建て、どっちがいい?
沖縄で新築マンションか一戸建てを選ぶかは、不動産購入の最初の選択でもあるでしょう。
プライベートが保たれ自由度が高い一戸建ても良いけれど、利便性や安全性、なによりも価格面から、沖縄では新築マンションも人気です。
本記事を読むことで、沖縄の新築マンションのメリット・デメリットを客観的に確認できて、選びやすくなりますので、どうぞ最後までお読みください。
沖縄の新築マンションのメリット
◇沖縄の新築マンションはメンテナンスが楽です
沖縄で新築マンションを選ぶ理由には、「掃除がより簡単」「高層階だと外観がキレイ」などの声があります。
確かに豊見城は道沿いにあるために、高層階を選ぶことで海岸線が広がり、航空機の行き来も眺められる点は優雅です。
(1)掃除がしやすい
(2)利便性が良い
(3)展望が良い
(4)共用部分の充実度
(5)セキュリティーが高い
また都心部エリアの沖縄の新築マンションでは、沖縄モノレールに隣接した物件もありました。
利便性の高さや共用サービスが充実した沖縄の新築マンションも発見できるでしょう。
(1)掃除がしやすい
◇沖縄の新築マンションは、部屋がワンフロアで掃除がしやすい傾向です
一戸建てと比較して狭い傾向にありますが、「それが良い」と、沖縄では一戸建てから新築マンションへ引っ越す世帯も増えました。
・ワンフロアで掃除がしやすい
・ベランダで草刈りが必要ない
・公共部分は管理会社が掃除してくれる
特にシニア層は、子ども達の独立を機にメンテナンスや掃除が大変な一戸建てを売却し、利便性の高い沖縄の新築マンションへ移り住む人が多いです。
主婦層の家事などの手間が各段に減り、体力に適応します。
(2)利便性が良い
◇沖縄の新築マンションは都心部に多く、モノレール徒歩圏内など利便性が高いです
新都心など都心部で家を探す場合、一戸建てとなると、近年の不動産バブルも重なって、かなりの割高になりがちです。
一方、沖縄の新築マンションで探すと一戸建てと同じ価格帯で都心部の物件も多く見つけることができます。
<沖縄の新築マンション:利便性> | |
[戸建て] | ・都心部は地代が高い ・郊外になりがち |
[新築マンション] | ・都心部に多い ・地代が安い傾向 |
モノレール近郊など交通の便が良いエリアで選ぶと、車がなくても生活できるので、シニア層では免許証の返納も可能です。
(3)展望が良い
◇沖縄の新築マンションは、高層階を選ぶと展望が良い傾向です
特に豊見城や北谷など、沿岸に建つ沖縄の新築マンションに見られる傾向で、海岸線の景観を楽しめるなど、セレブな環境を楽しむことができます。
ただしあくまでも高層階のメリットで、フロアが高くなるほどに料金も割高になる傾向があります。
(4)共用部分の充実度
◇沖縄の新築マンションの共用部分は管理会社が入っています
沖縄の新築マンションの最大の魅力は管理会社が入っていることです。
清掃環境が守られるばかりではなく、近年では管理人やコンシェルジュが24時間、常駐している物件も多くあります。
[共用サービスの一例]
・管理人、コンシェルジュの常駐
・クリーニングの受け付け
・荷物受け取り、発送の受け付け
・広いエントランス
・会議室、宿泊スペースの利用
・屋内の子ども用遊び場
・トレーニングジム
・勉強スペースの利用
最近のマンションでは、エントランスに「コンシェルジュ」を設置して、クリーニングを任せられるなど、公共部分のサービスに力を入れたものも見受けられます。
また「子育てマンション」など、目的を持った分譲マンションでは、棟内や階下に小児科や保育園を兼ね備えた、沖縄の新築マンションもありました。
(5)セキュリティーの充実
◇沖縄の新築マンションは管理人が常駐する物件も多く、セキュリティーが充実しています
沖縄で一戸建てを選ぶと、セキュリティーは自己責任ですよね。
そこで防犯カメラやセコムなどの整備会社を利用しますが、沖縄の新築マンションでは、多くが管理会社がセキュリティーを担ってくれるでしょう。
・エントランスの承認キー
・管理人の24時間常駐
・棟内の監視カメラ搭載
…などがあります。
またシニアマンションでは、看護師の24時間常駐や、いつでも医師や看護師とインターフォンで繋がる物件などもあり、分譲マンションの特徴によりさまざまです。
沖縄の新築マンションのデメリット
◇沖縄の新築マンションは、良くも悪くも集合住宅です
沖縄の新築マンションは価格面は一戸建てと比べて割安になる点がメリットです。
ただし一戸建てのように個人の土地を所有する訳ではありません。
また、集合住宅なので入居者同士のお付き合いが生じます。
(1)上下階への気遣い
(2)管理組合との付き合い
(3)ランニングコスト
(4)リフォームの規制
(5)マンションの規約
沖縄の新築マンションを内見した後、完全なプライベート空間と自由度の高さがある一戸建ての良さを実感する人もいます。
一方で、共有部分のあるマンションだからこそ、掃除の楽さやセキュリティーの充実が評価を受ける側面もあるでしょう。
(1)上下階への気遣い
◇沖縄の新築マンションでは足音など、上下階への配慮が必要です
特に子育て家庭でデメリットと感じやすい傾向があります。
ただし沖縄では新築マンションの方が中古マンションよりも、同じ世代が集まりやすく、子育て家庭にとっては、より理解が得られる点はメリットです。
・足音トラブル
・トレーニングマシーンの音が響く
・漏水トラブル
・子どもがベランダから物を落とした
・子どもの声がうるさい
対策としては、契約をする前に上下階の住民へご挨拶をして、住民の人柄を確認しておく方法があるでしょう。
また、すでに入居者がいて人間関係が構築されている中古マンションと比べると、新築マンションは皆、同時期に入居するため、「中古マンションよりも、新しい人間関係が築きやすい」との体験談は多いです。
(2)管理組合との付き合い
◇管理組合での話し合いがこじれると決着が難しい側面があります
共同生活だからこその問題です。
沖縄の一戸建てでも地域の自治会はありますが、こじれた時に退会しやすい一方、沖縄の新築マンションは住まいと直結しているため、なかには引っ越しを余儀なくされることもあります。
・大幅な修理修繕
・修理修繕に伴う費用の徴収
・動物か飼っても良いか
・自治会内のイベントの有無
・死角に監視カメラを搭載する費用
…などの話し合いにおいて、入居世帯の個性も出やすいです。
毎日会う可能性のある人々なので、賢いお付き合いが必要になるでしょう。
(3)ランニングコスト
◇沖縄の新築マンションは住宅ローンの他にランニングコストが掛かります
沖縄の新築マンションでは、入居すると共同で修理修繕費用を積み立てます。
そのため購入を検討する時には、毎月の住宅ローンの支払いの他に、共有部分の月々の修繕積立金、大幅修繕時の徴収金まで想定すると、対策が取れるでしょう。
<沖縄の新築マンションのランニングコスト> | |
[管理費] | …共用部分の管理 |
[修繕積立金] | …棟の修繕に供えた積み立て |
[駐車場代] | …棟内に駐車場を別途契約した場合 |
…などなどです。
棟内の駐車場に漏れた場合、近隣で探し契約をしなければなりません。
このような毎月の支払いまで想定した資金計画が必要です。
(4)リフォームの規制
◇沖縄の新築マンションは私有スペースでも、全てリフォームが自由な訳ではありません
沖縄の新築マンションは、共有部分に面した箇所など、リフォームに規制があるでしょう。
・ベランダ
・天上や床、壁
・玄関扉
・窓枠や窓ガラス
※共用部分が面している箇所
沖縄では隣り合わせで新築マンションを購入する親子も見受けます。
親の介護が必要になると、壁に扉を設けて行き来できるようにするリフォームをする事例もあるでしょう。
このようなリフォームも、私有部分ではありますが、予め自治会に確認・挨拶をしてから施工を始めると安心です。
(5)その他、マンションの規約
◇集合住宅である沖縄の新築マンションは、規約に従わなければなりません
沖縄の新築マンションはそれぞれに規約があるので、契約する前には、自分達の理想の暮らしにマッチしているかどうか、確認が必要です。
・ペットの飼育
・音楽(演奏)の可否
・ベランダの使い方
・個人サロン営業の可否
・修繕積立金の滞納
・共有部分の不当な占有
…などなどが、沖縄の新築マンションの規約によるトラブル事例です。
一方で沖縄の新築マンションには、「ペット専用マンション」など、ペットの飼い主ばかりが集まるマンションなどもあるので、規約を確認すると良いでしょう。
沖縄の新築マンションは利便性と安全性が魅力です
沖縄で新築マンションを選ぶ人々の多くが、一戸建てと比べて土地代が割安で購入できるため、都心部に住まいを求める人々に人気があります。
また沖縄のシニア世代に新築マンションが人気があるのは、掃除やメンテナンスが楽なこと、共用サービスが充実していて、フロントでクリーニングを受け付けてくれるなど、暮らしが楽な点があるでしょう。
また近年では「シニアマンション」も増えました。
部屋内からフロント直通の電話があるサービスでは、高齢のひとり暮らし、夫婦暮らしに大変心強いです。
一戸建てと比較検討したい時には、下記コラムもご参照ください。
・沖縄の物件一戸建てとマンションどっち?戸建てのメリット・デメリット