沖縄の物件一戸建てとマンションどっち?戸建てのメリット・デメリット
2023/7/3
・2023年沖縄の物件は一戸建て・マンションどっちがいい?
・沖縄の物件で一戸建てのメリットは?
・沖縄の物件で一戸建てのデメリットは?
沖縄の物件選びは、一戸建てか新築マンションかが大きな選択肢のひとつです。
沖縄の物件で一戸建て、新築マンションを選ぶ人は目的や暮らし方が違います。
それぞれのメリット・デメリットを客観的に判断して選ぶ必要があるでしょう。
本記事を読むことで沖縄の物件のなかでも、一戸建てのメリット・デメリットが客観的に分かり、新築マンションとの比較検討ができます。
沖縄の物件一戸建てのメリット
◇沖縄の物件で一戸建てのメリットは、自由度が高いことです
沖縄の物件で一戸建てのメリットは、あらゆる側面で自由度が高いことでしょう。
マンションと同じ価格帯で一戸建てを選ぶと、地価の低い郊外に選びがちですが、近年では、郊外にも新興住宅街が多数登場し、暮らしやすい環境が整うようになりました。
(1)トラブルが少ない
(2)駐車場の確保
(3)ガーデニングの自由
(4)ペットの自由
(5)資産価値
(6)自由度が高い
また沖縄の物件で一戸建てを選ぶと、分譲マンションとは違い修繕積立金は掛かりませんが、建物は建てた瞬間から経年劣化が進みます。
分譲マンションのように義務ではありませんが、修繕積立金に相応する費用は掛かるでしょう。
<沖縄の物件:一戸建てのメンテナンス> | |
[定期点検] | ・5年ごと |
[メンテナンス] | ・5年、10年 |
[大幅修繕] | ・20年、30年 |
こまめなメンテナンスにより資産価値を維持する可能性もありますので、自分達でメンテナンス費用を積み立てておくことをおすすめします。
・沖縄マイホーム☆メンテナンスで資産価値を上げる
(1)トラブルが少ない
◇沖縄の物件で一戸建て住宅は、上下階とのトラブルに見舞われません
地面に建つ一戸建てでは、上下階の水漏れや騒音トラブルに巻き込まれません。
左右に家が建つ可能性はありますが、分譲マンションよりもハッキリと棟で区別されているので、トラブル率としては少ないでしょう。
特に子育て世代には、沖縄でトラブルの少ない物件として一戸建てが選ばれます。
・子どもの足音による騒音トラブル
・子どもの遊びによる水漏れトラブル
子どもが思い切り飛び跳ねたり、走ったりしても、階下の部屋を気にしなくて良いため、子育てストレスが軽減されます。
(2)駐車場の確保
◇沖縄の物件で一戸建てでは、敷地内に駐車場を確保できます
車社会の沖縄では「いかに駐車場が確保できるか」は重要です。
<沖縄物件一戸建てのメリット:駐車場> | |
[分譲マンション] | ・駐車場が先着順の物件もある ・駐車台数が世帯ごとに限られる可能性 |
[一戸建て] | ・敷地内に駐車できる ・自由に駐車場スペースを設計できる |
沖縄の物件で一戸建てであれば、エリアを選ぶことで、何台もの車が止まるスペースも取れるため、夫婦や家族で複数台を持つことができます。
(3)ガーデニングの自由
◇庭でガーデニングを楽しむことが可能です
沖縄の物件で一戸建てが好まれる上位に、ガーデニングスペースが入ります。
<沖縄物件一戸建てのメリット:ガーデニング> | |
[分譲マンション] | ・庭はベランダ ・植木鉢でガーデニング |
[一戸建て] | ・敷地内でガーデニング |
沖縄の物件では、庭付き一戸建てを選ぶことができるでしょう。
特にシニア世代では、南部や北部の地方で、月桃などを育ててムーチーを作るなど、沖縄ならではの季節の行事を楽しみたい声も聞こえます。
(4)ペットの自由
◇沖縄の物件で一戸建てを選ぶことで、ペットが飼いやすい環境を得られます
家犬はもちろん、大きな外犬も飼うことができます。
<沖縄物件一戸建てのメリット:ペット> | |
[分譲マンション] | ・ペットが飼えない物件 ・周囲への気遣いが必要 |
[一戸建て] | ・ペットを飼うためのストレスが低い ・外犬も飼える |
分譲マンションではペット不可の物件はもちろん、ペット可物件でも多数の入居者が集まってくらしているため、エレベーター内など、細やかな配慮が不可欠です。
ただ近年ではペット専用の洗い場を設けるなど、ペットに優しい分譲マンションも増えました。
(5)資産価値
◇沖縄の物件で一戸建て住宅は、土地の資産価値が残ります
建物は建てた瞬間から経年劣化が進み、築20年で建物自体の資産価値はほぼゼロになる、と言うのが定説です。
<沖縄物件一戸建てのメリット:資産価値> | |
[分譲マンション] | ・ほぼ残らない |
[一戸建て] | ・土地の資産価値が残る |
分譲マンションでは土地代と言っても分配され微々たるものですから、築年数が20年になった時点で資産価値としては、あまり期待はできません。
けれども沖縄の物件で一戸建てならば、土地の資産価値が残ります。
(6)自由度が高い
◇沖縄の物件で一戸建ては、あらゆる側面で自由度が高いです
特に注文住宅を選ぶと設計に積極的に参加できます。
建売住宅でも、子どもの成長や自分達の高齢化など、家族の形に合わせたリフォームが自由です。
<沖縄物件一戸建てのメリット:自由度> | |
[分譲マンション] | ・設計…予め決まっている ・リフォーム…私用部分のみ ・メンテナンス計画…共有部分は管理組合 |
[一戸建て] | ・設計…注文住宅では設計に参加 ・リフォーム…自由 ・メンテナンス計画…自由 |
前述したように建物自体も築年数20年で資産価値は下がりますが、こまめなメンテナンスや修理修繕によって、資産価値の下がり幅が緩やかになる物件もあります。
なかには古い良さを兼ね備えた「ヴィンテージ住宅」として、高く買い取りされることもあり、一戸建てはオーナーによって管理状況の違いは大きいです。
沖縄の物件:一戸建てのデメリット
◇沖縄の物件で一戸建ては、全てが自己責任です
分譲マンションでは管理会社が公共部分を管理しています。
そのためセキュリティー面で安全性が高かったり、公共部分のメンテナンスは管理会社が行ってくれますが、一戸建てではそうはいきません。
(1)費用が割高傾向
(2)メンテナンスは自己責任
(3)セキュリティーは自己責任
(4)家の性能を自分達でチェック
また分譲マンションでは棟内の自治会への参加が不可欠です。
一方で沖縄の物件で一戸建てを選ぶと、入るのは地域の町内会になるでしょう。
近年、地域の町内会には入らない世帯も増えました。
分譲マンションの自治会とは違い、地域の町内会の加入は自由な側面もあります。
こちらは地域性もあるため、どちらが良いかは計り得ないでしょう。
(1)費用が割高傾向
◇同じ条件の分譲マンションと比べて割高傾向です
沖縄の物件で一戸建ては、同じエリア・条件の分譲マンションと比べて割高傾向にあります。
・土地代が掛かる
・建築費用が掛かる
分譲マンションは土地代は入居者で分割されているため、それだけ物件価格も安め傾向です。
・2023年沖縄で住宅を購入する価格相場は?地域別の相場と5つの工夫
メンテナンスは自己責任
◇沖縄の物件で一戸建てを選ぶと、敷地内の全てのメンテナンスが自己責任です
分譲マンションは、公共部分は管理会社が清掃・管理をするので常に美しく保つことができます。
・点検口を設ける
・5年毎の定期点検
・10年毎のリフォーム
・20年、30年の大幅修繕
けれども戸建てになると、庭や屋根、壁まで、家の敷地内全てのメンテナンスを行わなければなりません。
(3)セキュリティーは自己責任
◇分譲マンションには管理会社が入りますが、一戸建ては自己責任です
分譲マンションの多くは、管理会社が入っています。
エントランスで鍵を使い制限を設けたり、コンシェルジュ(管理人)が常駐する物件も少なくありません。
・整備会社と契約する
・防犯カメラなどを設置
・防犯性能の高い設備を使う
一方、沖縄の物件で一戸建ては管理人はいません。
対策としては、セコムなどの警備会社を入れる方法がおすすめです。
(4)性能を自分達でチェック
◇耐震性や断熱性、遮断性などの性能は、自分達でチェックをします
選ぶ家によっては耐震性が不安、断熱性などの性能が低い住宅もあるでしょう。
このような不具合を自分達でチェックし、納得できる性能の家を選ばなけれななりません。
・設計事務所に依頼する(注文住宅)
・ホームインスペクションを行う
・建築過程でこまめに立ち寄り、挨拶する
・住宅性能証明書のある戸建てを選ぶ
「ホームインスペクション」とは、設計士など建築関係に詳しい第三者にチェックしてもらうサービスです。
・沖縄でインスペクションを売却前に行う☆安心して家を売るには
沖縄の物件で一戸建ては、自由度が高いです
沖縄の物件で一戸建てを選ぶ場合、新築マンションなどの集合住宅と比べて自由度が高く、プライベートの確保が期待できます。
セキュリティーやメンテナンスは自己責任ですが、リフォームやリノベーションも誰の許可を得ることなく、自由にできる点で選ぶ人は多いでしょう。
・子どもが独立したらバリアフリーにしたい
などなどの声があります。
なかには敷地内に自動販売機を設けたいなど、沖縄の物件で一戸建てを希望する人々は利用方法に自由度を求める人々が多い傾向です。
なお、沖縄の新築マンションのメリット・デメリットと比較検討したい場合は、下記コラムをご参照ください。
・沖縄の新築マンションと一戸建てどっち?マンションのメリットデメリット