【沖縄で家を購入】誠実な不動産業者を見極めるポイント(1)

2021/4/22

【沖縄で家を購入】誠実な不動産業者を見極めるポイント(1)
沖縄で満足できる家を購入するためには、信頼できる不動産業者との出会いは不可欠ですよね。信頼できる不動産業者で誠実な営業担当者と出会えるかどうかが、後々まで満足できる沖縄の家探しの最大のポイントとも言えます。

初めて沖縄で家を購入(建てよう)とする人々の多くは、ネームバリューがある大手不動産会社であればまず安心、と考えがちですが、そうとも限りません

沖縄で家を購入したいエリアが決まっているならば、地元の情報に詳しく人脈もある中小の不動産会社の方が情報量も多く、密なコミュニケーションが取れることも多いです。

そこで今回は、沖縄の満足できる家購入の最大のポイントとなる、不動産会社の見極め方をいくつかお伝えします。どうぞ参考にしてください。

 

【沖縄で家を購入】
誠実な不動産業者を見極めるポイント(1)

 

目で見て分かるチェックポイント

目で見て分かるチェックポイント
沖縄で家購入のパートナーとなる不動産会社は、もちろん経験豊富で知識の深いプロが頼りになります。

そんな不動産の専門家であることを証明する、最低限のチェックポイントが、「宅地建物取引業免許証番号」と「レインズ」の加盟です。

【 沖縄で家を購入☆目で分かるチェックポイント 】

(1)宅地建物取引免許証番号 … 不動産広告を出すのであれば必ず掲載しなければならないのが、この宅地建物取引免許番号で、「沖縄県知事(3)第12345号」などと表記されます。

→ 不動産会社を見極めるためにチェックしたい箇所は(3)の部分となり、()内の数字は更新回数です。そのため、この数字が大きければ大きいほど老舗と言うことになります。

(2)レインズの加盟 … 「レインズ」とは国土交通省が指定する不動産情報を共有する不動産流通機構ネットワークです。大中小ほとんどの不動産会社が加盟していて、加盟業者に情報量の偏りが出ません。

宅地建物取引免許証番号は、1996年までは3年に1度、それ以降は5年に一度更新をしなければなりません。そのため(3)であれば創業15年の計算です。長ければ長いほど取り扱った物件数も多くなると考えると、老舗ほど信頼性が高いと言えます。

ただ営業年数は長くとも、内部社員や幹部、事務所移転などの可能性はあるので、そのまま鵜呑みにできる訳でもありません。沖縄で満足できる家を購入するのであれば、やはり実際に事務所を訪れてコミュニケーションを取ることをおすすめします。

また、レインズは不動産会社であれば加盟は必然とも言える団体ですが、登録物件は媒介契約の場合だけです。

【 沖縄で家を購入☆レインズのエリア 】

●沖縄の家はもちろん、これから引っ越して違うエリアで探したいのであれば、どのエリアのレインズに加盟しているかをチェックしてください。

・東日本レインズ※正式名称(公財)東日本不動産流通機構
・中部レインズ ※正式名称(公財)中部圏不動産流通機構
・近畿レインズ ※正式名称(公財)近畿圏不動産流通機構
西日本レインズ※正式名称(公財)西日本不動産流通機構

 

業界団体に加盟している不動産業者

業界団体に加盟している不動産業者
沖縄で家を建てる・購入する際のひとつの指標になるチェックポイントが、業界団体加盟の有無です。

団体加盟は義務ではないので、加盟をしていないからと言って決して信頼できない不動産会社とは言えないのですが、加盟団体によっては審査や資格検査を通して加盟を許可する団体も多いため、より信頼性のシンボルにもなります。

【 沖縄で家を購入☆業界団体 】

●例えば、下記のような業界団体が有名です。

(公社)全国宅地建物取引業協会連合会
・(社)日本住宅建設産業協会
・(社)不動産協会
(公社)全日本不動産協会
・(社)不動産流通経営協会
・(社)都市開発協会
・(社)日本高層住宅協会

このような不動産業界団体のなかには、相談を受け付けてくれる機能がある団体もあるので、沖縄で家を購入する過程でトラブルが生じた時など、解決のサポートに入ってくれることも期待できます。

 

宅地建物取引士の在籍は必須

宅地建物取引士の在籍は必須
沖縄で家を購入する場合に限らず、全国的に不動産会社では宅地建物取引士の在籍は必須です。

不動産会社を運営するに当たり、従業員5名につき必ず1名は宅地建物取引士がいなければならないのですが、しばしば「在籍」はしているものの稼働していなかった事例もありましたので、注意をしてください。

【 沖縄で家を購入☆宅地建物取引士の在籍 】

☆ 宅地建物取引士は不動産売買の際に重要事項説明を行う権利を持つ人で、「宅地建物取引士」として資格を持っています。前述したように、不動産会社では従業員5名につき1名の在籍義務がある資格です。

→ けれども、しばしば宅地建物取引士の資格を持つ人の名義のみを利用して在籍しているとし、実際には本人が出勤(稼働)していない事務所も見受けられる事例がありました。

宅地建物取引士は不動産取引の専門的な知識を持つ専門家ですので、取引トラブルが起きないよう、稼働していなければなりません。

沖縄で家を建てる・購入するのであれば、実際に不動産会社まで足を運んで、事務所内に不動産取引士がいるかどうか確認をしておくとより安心です。

 

不動産業者との出会い

不動産業者との出会い
沖縄で家を購入したい時、探し方は購入したい不動産の種類によって異なります。

中古物件であれば不動産情報雑誌や不動産広告、不動産会社に出向いて不動産情報を収集することがから始まりますが、沖縄で注文住宅の家を建てる場合には、最初に住宅展示場やモデルハウスを訪ねたりしますよね。

上記は特に中古物件や同じ新築の沖縄の家でも、建売住宅や分譲マンションのケースでチェックしやすい項目ですが、住宅展示場やモデルハウスを訪ねる場合には、また注意点が異なります

【 沖縄で家を購入☆住宅展示場やモデルハウス 】

● 住宅展示場やモデルハウスは見学者の購入気分を最大限に引き上げる魅力的に展示していますから、当然楽しい気分になりますが、楽しい気分に流されない冷静な判断力がポイントです。

→ 住宅展示場やモデルハウスでは、その場の勢いで契約してしまう事例もありますが、この多くは事前準備をあまりせず、「取り合えず」と訪れた見学層が多いです。

購入する意思自体は固まっているものの、具体的に建売住宅か分譲マンションか、注文住宅か…、細かなプランニングは定まっていない見学層に多く、「どちらにしろ家は建てるつもりだから」ほどの気分で流されてしまうことも少なくありません。

【 沖縄で家を購入☆モデルハウスはグレードが高い 】

● 住宅展示場やモデルハウスで展示している家は、購入意欲をそそるための家ですので、通常の住宅の2倍以上は掛かる高級建築資材をフル活用しているケースが多いです。

→ さらに一般的な住宅が40坪として、モデルハウスは70坪ほどの広さが一般的なので、そもそも広さが違います。

※ 例えば、坪単価60万円と宣伝している家のモデルハウスを訪れるのなら、その内装や建材はグレードを上げているので、坪単価120万円ほどと考えて良いでしょう。

建築資材の他にも、分譲マンションのモデルルームなどに関しても、基本価格にオプション料金を付けてグレードアップするような建具や設備が供えられていることが多いです。

さらに沖縄ですぐに家を購入したいと契約へ進むように、インテリアコーディネートも豪華ですので、この点を踏まえてシビアにチェックしなければなりません。

このようなシビアな見方をしたうえで質問をした時、快く答えてくれるような不動産会社(営業担当者)であれば、その後も交渉がしやすいと言えます。

 
 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で満足できる家を購入するために見極めたい、信頼できる不動産会社のチェックポイントをお伝えしました。

まだまだ、不動産会社の仕組みや注意したい不動産会社の見極め方など、お伝えしたい内容については続く「【沖縄で家を購入】誠実な不動産業者を見極めるポイント(2)」でお伝えします。

また、そもそも沖縄で注文住宅の家を建てる時、どのような種類の建築業者に頼むのか…、などについても「沖縄で注文住宅☆工務店や設計事務所…、その特徴とは」や「設計事務所に依頼☆決める前に知りたい5つの知識」などでもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。

まとめ

信頼できる不動産会社の見極め方

・宅地建物取引免許証番号は()の数字が大きいほど老舗
・希望の地域にレインズ加盟している不動産会社を選ぶ
・業界団体に属していると信頼性も高まる
・宅地建物取引士が事務所にキチンといるかチェックする
・展示場やモデルハウスは楽しい演出に流されない
・楽しい演出に流されないために、下準備をして行く
・モデルハウスは倍のグレードで建っていると心得る

 

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