沖縄での不動産売却☆住みながら家を売るポイントとは
2020/11/14
2020年度は沖縄でも不動産の売却が増えていますよね。全国的にも見える近年の中古市場の活況は、不動産売却が増えていることの裏返しです。
特に近年の沖縄での不動産売却では、今まで住んでいた家を売却して、その資金を充てながら新居を購入し移り住む、「住み替え」ケースが増えてきました。
沖縄に多い不動産売却の事例では、子育て真っただ中で購入した大きな家から、子ども達が独立して子育てもひと段落し、家が広くなった夫婦の住み替えなど、さまざまなケースがあります。
しかし、多くの人にとって一生に一度の買い物となる不動産の売却は、最初から想定内で購入するケースは、まだまだ多くありません。そのため、沖縄で不動産の売却を思い立っても、「何をすればいいか分からない」との声も聞こえます。
今回は、より経済的な負担を軽くする、「家に住みながら沖縄で不動産を売却する」ために、売却活動がスムーズに進むポイントをお伝えします。
これから沖縄で不動産売却を検討される方は、どうぞ参考にしてください。
沖縄での不動産売却☆
住みながら家を売るポイントとは
家に住みながらの不動産売却のメリット
家に住みながら沖縄の不動産を売却するメリットは、何と言ってもコストが抑えられる点ではないでしょうか。
【 沖縄での不動産売却☆コストが抑えられる 】
① （買い先行の場合）
→ 先に次の物件を購入してから、今住んでいる沖縄の不動産を売却する「買い先行」では、2つの不動産にかかるローン（※）を同時に負担しなければなりません。
② （売り先行の場合）
→ 一方、先に今住んでいる沖縄の不動産を売却してから、新しく住む家を探すとなれば、売却してから新居へ移り住むまでに仮住まいを用意しなければなりません。
※ そのため、賃貸物件を借りることになり、現在の不動産のローンの他に家賃の負担が必要になります。
★ けれども、住みながら沖縄の不動産を売却するのであれば、今まで住んでいた家の住宅ローン、１つのローン負担のみです。
（※）ちなみに「買い先行」と呼ばれる、先に新居を購入するパターンでは、沖縄の不動産を売却したことによるお金が手元にありませんから、一般的には借り入れによって購入資金を賄うことになります。
今まで住んでいた沖縄の不動産が売却されるまで、一時期的に融資を受けるのであれば、「つなぎ融資」が適切です。
一方、そもそも購入資金が売却資金を上回りそうな場合には、今までの住宅ローンの残高と新居のローンの二つをまとめた「住み替えローン」のサービスも、金融機関によって見受けることができます。
★住み替えローンやつなぎ融資に関して、詳しくは別記事「沖縄の住み替えローンとつなぎ融資☆新築から住み替えるポイント」などをご参照ください。
【 沖縄での不動産売却☆コストを抑えるメリット 】
★ 沖縄で不動産を売却すれば、当然売却代金は入ってきますが、住み替えに必要な資金は新居の購入資金ばかりではありません。
→ 不動産会社に販売活動を依頼する場合は仲介手数料がかかりますし、引っ越し費用もかかりますので、このような諸費用も考慮に入れてください。（なかには現金での準備が必要な手続きや事情も考えられます。）
※ そのため、コストを抑えて住みながら進める、沖縄での不動産売却は、メリットの多い方法です。
また、住みながらの沖縄での不動産売却で、一番のネックは「内覧」ですよね。確かに内覧は悪く転ぶと生活感が出過ぎるなどの危険性もありますが、上手く転ぶことで、実際の物件を見てもらう「内覧」の際に住んでいるからこそ地域や物件の魅力を買い手に伝えられるというメリットにもなります。
※ 今回は「売り先行」や「買い先行」についてお伝えしましたが、それぞれの沖縄での不動産売却の進め方に関しては、別記事「沖縄で新築戸建てでも住み替えたい！買い先行の5つの流れ」「沖縄で新築戸建ての家でも住み替えたい！売り先行の5つの流れ」でお伝えしていますので、こちらも併せてご参照ください。
家に住みながらの不動産売却がスムーズに進むポイント
ここでは、次に家に住みながら進める沖縄での不動産売却が、いかにスムーズに進むのか…、そのポイントをお伝えしていきます。
【 沖縄での不動産売却☆スムーズに進むポイント 】
（その①） 内覧の準備は徹底的に実施する
→ 買い手が実際に物件を見る「内覧」は、沖縄で不動産の売却が決まるかどうかの分かれ目になります。
※ 内覧の際は清掃を徹底するようにしてください。また、なるべく生活感を出さないように工夫することも大切です。
どれだけ書類上で不動産を気に入っていても、内覧の際に汚れている、生活感が漂っていると買い手の購買意欲は失われてしまいます。
または、本来の物件価値からの値引き要求につながりかねません。
買い手の購買意欲を刺激するために、清掃にかける労力を惜しまないようにしてください。もし、清掃に割く時間がない場合はプロのホームクリーニングを依頼するという手段もあります。
【 沖縄での不動産売却☆同席してアピール 】
（その②） 内覧は不動産会社だけに任せず同席して、アピールをする
→ 買い手は「どんな人から買うか」と言う点も気にします。
※ 一般的な不動産売却手法である「仲介」では、販売活動を不動産会社が担ってくれます。しかし、内覧の際は不動産会社任せにするのではなく、ご自身で同席して物件の良さをアピールしてください。
また、住みながらの不動産売却で、内覧時に同席する機会があったならば、ぜひ、物件だけでなく土地柄や日常生活に必要なこと、子どもの学校事情など住んでいるからこそ分かる情報も伝えてみてはいかがでしょうか。
実際に住んでいる人からの情報は真実味があります。不動産の持つ魅力を余すことなく伝えるようにしてください。
販売活動ですので、笑顔を絶やさずに感じよくすることも忘れないでください。
内覧が成功すれば不動産の売却は大きく前進します。ご自身のためにも内覧にはできるだけ同席するようにしてください。
いかがでしたでしょうか、今回は家に住みながらいかにスムーズに、沖縄の不動産を売却できるのかについて、そもそも家に住みながら売却ができた時のメリットと、住んでいても沖縄の不動産の売却がスムーズに進むポイントをお伝えしました。
そもそも、沖縄で不動産を売却して新しい家を購入し住み替える「住み替え」案件では、沖縄の不動産売却と購入の売買契約を同じ日に済ませることができれば、一番便利です。
そのためには、媒介契約を交わした仲介不動産会社と、購入する家を取り扱う不動産業者が同じであれば、担当者に相談をすることで、上手に調整をして、売却と購入の売買契約を同日に進めることができるよう、采配をしてくれる可能性は強いです。
ただ、多くのケースで全く同じタイミングとは行かないので、まずは売り先行にするか買い先行にするのかを、住み替えの予算計画とともに決めてから進めると、さまざまな自体にも対応しやすくなります。
まとめ
家に住みながら売却活動のポイント
・家に住みながら売却できると、経済的負担がより少ない
・住んでいても内覧時の清潔感は大事にする
・内覧時にはできるだけ同席する
・内覧時には住んだ人ならではの情報を伝える
・できれば売却と購入契約が同日になると良い
