沖縄で一戸建ての建築費用は?1,000万円~4,000万円それぞれの特徴
2023/9/10
・沖縄で一戸建ての建築費用1,000万円台の家は?
・沖縄で一戸建ての建築費用2,000万円台の家は?
・沖縄で一戸建ての建築費用3,000万円台の家は?
・沖縄で一戸建ての建築費用4,000万円台の家は?
現代の沖縄では一戸建ての建築費用1,000万円台~2,000万円台で建つ「ローコスト住宅」が注目されています。
けれども後々まで満足できるマイホームを実現するには、それぞれの予算で建つ一戸建ての内容を把握し、そのうえで優先順位を決め、打ち合わせに臨むことです。
本記事を読むことで、沖縄で一戸建てを建てる建築費用、予算1,000万円台~4,000万円台、それぞれの完成目安をお伝えします。
沖縄で一戸建ての建築費用:予算立て
◇注文住宅を建てる場合、①土地購入②家の建築の2つのステップがあります
注文住宅では建売住宅やマンションとは違い、①土地購入②家の建築と、2つのステップを経て沖縄で一戸建てを建てます。
そのため土地費用と建築費用のバランスを取った予算立てが必要です。
・どのような価格帯でどのような家が建つか?
・依頼する業者によって建築費用がどれだけ違うか?
(大手ハウスメーカー・工務店など)
最初に沖縄で一戸建てを建てる一般的な建築費用の目安を把握して、予算立てが出来れば、満足できる一戸建てが建ちます。
予算に合わせた一戸建ての建築費用相場を理解することは、最初の一歩です。
沖縄の一戸建て:建築費用1,000万円台の家
◇沖縄の一戸建てで建築費用1,000万円台の家はローコスト住宅です
全国平均で一般的な土地代を抜いた、一戸建ての建築工費は3,000万円台前半が目安となります。
ただ現代は建築工費が低い「ローコスト住宅」がブームです。
沖縄の一戸建てで建築費用を1,000万円台に抑えるならば、ローコスト住宅になるでしょう。
<沖縄の一戸建て:建築費用1,000万円台の家> | |
[特徴] | ・建築日数が少ない ・資材費用を削減 ・人件費を削減 |
[具体例] | ・凹凸の少ないシンプルな箱型 ・屋根は片流れ ・ビニルクロスなどシンプルな内装 |
[業者の特徴] | ・基本設計プランから選ぶ ・標準仕様から選ぶ |
昭和時代と違い、必ずしもマイホームがステータスではなくなりました。
家族が快適に楽しく過ごすため、住宅ローンの負担よりも日常生活をストレスなく過ごすことを優先的に掲げる家庭も増えています。
・早く住宅ローンを完済したい
・銀行の借り入れ限度額が低い
・子どもの教育資金に費用を充てたい
ローコスト住宅では、複数の基本設計プランが提示されるケースが多いです。
業者としては資材を大量発注できる、作業工程をシンプル化できる、人件費を削減できるなどの節約効果があるためです。
予算に合わせてオプションを加えることで、個性を出すこともできるでしょう。
沖縄の一戸建て:建築費用2,000万円台の家
◇優先順位を決めた部分をグレードアップできます
沖縄の一戸建てで建築費用2,000万円台になると、1,000万円台のローコスト住宅のように、ギチギチにコスト削減を狙う必要はありません。
ただ優先順位を決めて打ち合わせをしないと、予算オーバーもあるでしょう。
沖縄の一戸建てで建築費用2,000万円台では、コストバランスがポイントです。
<沖縄の一戸建て:建築費用2,000万円台の家> | |
[優先順位の事例] | |
●バスルームが優先 | ・ミストサウナ ・ジェット機能 …など |
●家具が優先 | ・内装はシンプル ・家具のグレードアップ |
●建築資材が優先 | ・使用していた家具類を利用する ・建築資材にコストを割く |
優先順位によりこだわりを実現しつつ、抑えるべき箇所は抑えると言う「メリハリ」を意識します。
沖縄の一戸建てでは規格住宅を基にすることで、建築予算2,000万円台の無理のない返済計画であっても、注文住宅と同じように満足できるプランニングが実現したケースもありました。
沖縄の一戸建て:建築費用3,000万円台の家
◇沖縄の一戸建てで建築予算3000万円台は一般的です
沖縄は全国的に土地価格が高い傾向にあるため、建売住宅や分譲マンションでも3,000万円台~4000万円台が多く販売されています。
沖縄で一戸建てを建てる時も、建築予算は高くて3,000万円台に収める家庭が多いのではないでしょうか。
<沖縄の一戸建て:建築費用の平均値> | |
①全国的な建築費用平均 | ・敷地…約129㎡ ・建築費用…3,300万円台 |
②沖縄の建築費用平均 | ・敷地…約129㎡ ・建築費用…3,100万円台 |
何もかも希望が叶うまでは行きませんが、ある程度一般的なこだわりであれば、実現しやすい価格帯でもあります。
<沖縄の一戸建て:建築費用3,000万円台の家> | |
[設計事務所に依頼] | ・自由度が高い注文住宅 ・オリジナルの間取りを依頼 |
[こだわりの一戸建て] | ・天然素材の木造家屋 ・グレードの高いシステムキッチン …など |
沖縄の一戸建てで建築費用3,000万円となれば、ある程度は自由の利く価格帯とも言えます。
ただ全てを実現しようとするとあっと言う間に4000万円台に突入するでしょう。
予算オーバーにもなりがちなのもこの価格帯です。
・優先順位を決める
・施行業者に予算を伝える
・こだわる部分を伝える
優先順位が高い部分と、コストを抑えても良い部分とを見極めながら進めます。
そうなると完成まで時間が掛かりやすい価格帯でもあるでしょう。
全国的にも3,300万円はごく平均的な価格帯です。
沖縄の一戸建て:建築費用4,000万円台の家
◇沖縄の一戸建てで建築費用4,000万円では、かなりの理想が実現します
一般的な家の広さ「100㎡~130㎡」で計算すると、4,000万円台まで予算があれば、かなりの理想が実現するのではないでしょうか。
沖縄で平均的な一戸建ての建築費用と広さの概要は下記です。
<沖縄の一戸建て建築費用:平均費用> | |
・土地の広さ | …約129.2㎡ |
・一戸建ての建築費用 (土地価格は含めない) |
…約3,100万円 |
特にこだわりの強い人におすすめの価格帯です。
また設計は建築士に頼み、設計事務所と提携している工務店を通し建築依頼をする流れも多い傾向にあります。
造りにこだわった建築費4,000万円台の家
◇家の造りが凝っている家も増えるでしょう
1,000万円台ではシンプルな箱型が多いのに比べ、4,000万円台ではコの字型であったりと、凹凸のある設計も少なくありません。
<沖縄の一戸建て:4,000万円台に多い事例> | |
[特徴] | [具体例] |
●家の造りに凝る | ・庭がコの字 ・中庭(ピロティ―)がある ・個性的な造りが目立つ |
●こだわりのある外壁 | ・漆喰の壁 ・高級な無垢材(120㎡ほどの広さ) |
●独自の間取り | ・吹き抜け ・螺旋階段 |
●設計事務所に依頼 | ・オリジナルな設計が実現 ・独特な間取り |
●グレードアップ | ・システムキッチン ・システムバス ・最新設備 |
●オーシャンビュー | ・アフターフォローが充実 ・セカンドハウスに多い |
●ZEH(ゼッチ住宅) | ●エネルギーの自家消費 ・太陽光発電 ・蓄電池 |
などが沖縄の一戸建てで建築費用1,000万円台のローコスト住宅では、実現しにくい優先順位項目です。
天然無垢材も4,000万円台になると、予算を気にせず採用しやすくなります。
ただしセカンドハウスでは良いのですが、沖縄で人気のオーシャンビューは確認も必要です。
・塩害に悩まされる可能性
・台風でひどい被害に遭う可能性
・セカンドハウス用途が多い
オーシャンビューの一戸建てに住む場合、アフタフォローきめ細やかな点にポイントを押さえた、業者選びをすると良いでしょう。
沖縄の海岸沿いの高級住宅などは、セカンドハウスが多いエリアです。
実際に住んでいない家屋も多いので、周囲の家の様子もよく観察しながら、立地選びをすると安心でしょう。
まとめ:沖縄の一戸建ては建築費用を決め、計画的に進めます
現代の沖縄の一戸建てでは、建築費用が1,000万円台のローコスト住宅が注目される一方、国内外から4,000万円台以上のセカンドハウス需要もあるのが現状です。
そのため全国的な地方と比較すると、沖縄の地価は高め傾向にあります。
住居目的で沖縄に一戸建てを建てる場合、建築費用を抑える家庭が増えました。
・地域密着型の工務店
・ハウスメーカーのローコスト住宅
一般的には地域密着型の工務店に依頼すると、融通が利き予算に合わせた提案をしてくれますが、ローコスト住宅ではハウスメーカーだと、大量仕入れができる強みもあります。
予算と優先順位を立ててから、いくつかの業者に相見積もりを取ります。
より項目も明瞭で相談しやすく、予算も良心的なひとつの業者に絞ると、ストレスも少ないでしょう。
まとめ
沖縄の一戸建て:建築費用別の特徴
[1,000万円台]
・シンプルなローコスト住宅
[2,000万円台]
・優先順位でオプション
[3,000万円台]
・平均的なバランスの取れた家
[4,000万円台]
・こだわりの家も実現