【沖縄の注文住宅】トイレや洗面所☆グレードによるコストの違い

2021/11/4

【沖縄の注文住宅】トイレや洗面所☆グレードによるコストの違い
土地価格が全国的にも高い沖縄の注文住宅では、建築費が安いローコスト住宅ニーズが高い傾向にありますが、暮らしやすさに関わる箇所はしっかりとコストを掛けながら、必要ない箇所は極力削減する、メリハリのある沖縄の注文住宅が求められていますよね。
 
特に沖縄の注文住宅では、暮らしやすさの要素として水回り設備を重視するオーナーは多い傾向です。例えばトイレや洗面台などがそれに当たります。
 
今回は、沖縄の注文住宅で水回り設備(トイレ/洗面所)のグレード別コストの違いをお伝えします。
 
※ 水回り設備のなかでも、キッチンと浴室に関しては別記事「沖縄でローコスト住宅☆設備によるコストの違い(キッチン浴室)」でお伝えしていますので、コチラをご参照ください。
 

【沖縄の注文住宅】トイレや洗面所☆
グレードによるコストの違い

 

 

トイレのグレードによるコストの違い

トイレのグレードによるコストの違い
全国的にも沖縄でも、注文住宅でトイレのグレードにこだわりたいオーナーは多い傾向です。
 
実際にシンプルなタンク付きトイレだけではなく、沖縄の注文住宅では、自動掃除機能やタンクレスなど、多機能トイレまで選ぶグレードはバラエティー豊かなため、選ぶトイレでコスト差が大きくなります。
 

【 沖縄の注文住宅☆多彩なトイレ機能 】
 
☆ 今沖縄の注文住宅では下記のような機能を備えたトイレがあります。
 
・ウォシュレット
・自動開閉機能(人感知センサーで自動的に開閉)
・温風機能
・便器内ライト
・自動掃除機能(セットした中性洗剤の泡が流す度に流れて掃除をする)
・節水機能(流れ方に工夫をして節水をしながら効率的に流す)
・室内暖房(トイレットルーム全体を温める)
・暖房便座(便座を常に温かく保つ)
・お掃除リフトアップ(掃除がしやすいよう、洗いにくい部分が上がる)
・除菌水(除菌成分を流すことで、自動洗浄を行う)
・自動節電
 
…などなど、数え上げるとキリがありません。

 

沖縄の注文住宅ではトイレスペースをコンパクトに納めたいオーナーが多いため、トイレットルーム内の手洗いは外すケースが多いですが、トイレとは別に手洗いスペースを設けたい場合、別途10万円~20万円以上はコストがアップすると考えてください。
 

沖縄の注文住宅で人気のタンクレス

沖縄の注文住宅で人気のタンクレス
そして最近の沖縄注文住宅では、トイレのグレード選びで「タンクレスか、タンク付きか」で悩むオーナーが多い傾向です。
 
タンクレストイレは名前の通り、後ろに水を貯めるタンクが付いないトイレで、タンクがない分場所を取らずスッキリとして、掃除もしやすくなります。
 
仕組みとしてタンクを通さず水道から直接流すため、タンク付きのトイレと違い、次の人の水を気にせずに、何度も続けて流せる点も便利ではないでしょうか。
 

【 沖縄の注文住宅☆タンクレスかタンク付きか 】
 
(1) タンクレストイレのメリット 
 
→ 最新型になるため機能性も高く、タンクレスで広いスペースが確保できるうえ、つなぎ目などが極力少なく掃除がしやすい、汚れが付きにくい素材や設計が魅力です。
 
(2) タンクレストイレのデメリット
 
→ ただし、機能は全て電気で動いていることは意識して選んでください。そのため故障の頻度も従来型と比べて高く、早めに相応の対応をしなければなりません。
 
※ 停電時にもタンク付とは違い、水圧で水が流れることがないため、手動で流すようにしてください。

 

もちろん、多機能で最新型のタンクレストイレは沖縄の注文住宅で選ぶトイレグレードのなかでは高い設備ですので、新築時にも高くなりますが、それ以上に注意したいポイントはメンテナンスコストです。
 

【 沖縄の注文住宅☆タンクレストイレのコスト 】
 
(1) タンク付きトイレの場合 → メーカーの既製品で価格幅は広いながら、15万円前後から求めることができます。多機能トイレでは30万円~が目安です。
 
(2) タンクレストイレの場合 → メーカーの既製品で価格幅は広いながら、30万円~が目安となり、多機能型を求めると40万円以上になります。
 
※ ただし、タンクレストイレではタンクがないので手洗いは別置きです。トイレットルームに手洗いを設けるならば、別途10万円~20万円以上は掛かると見積もってください。

 

ただタンクレストイレを沖縄の注文住宅で導入するならば、導入時のコストばかりではなく、メンテナンスコストまで配慮した方が良さそうです。
 
電気駆動で故障があれば修理コストも出てきますし、定期的なメンテナンスコストもコミコミで比較検討をしてみてはいかがでしょうか。
 
沖縄でコスト重視の注文住宅を選ぶなら、後々のメンテナンスコストも加味すれば、タンク付トイレの方が良いかもしれません。
 

洗面所のグレードによるコストの違い

洗面所のグレードによるコストの違い
続く洗面所については、共働き夫婦が多い最近の沖縄注文住宅では、家族が二人並んで朝の支度ができるようなワイド型など、さまざまなスタイルを見受けることができますが、グレードによる価格幅は大きい傾向です。
 
またバスルームと同じく、沖縄の注文住宅ではメーカーの既製品か、完全オリジナルの造作かによって価格目安や選び方は大きく変わってきます。
 
メーカーの既製品であればグレードにより価格が変化しますし、完全オリジナルであれば設計内容や使用する資材によっても違うでしょう。
 

【 沖縄の注文住宅☆既製品VS造作 】
 
(1) メーカーによる既製品 … 既製品のグレードは幅広く、それに伴い価格幅も広いです。
 
●幅750mm:バリュータイプ → 5万円以上が目安
●幅900mm:標準グレードタイプ → 20万円以上が目安
●幅1200mm:ハイグレードタイプ → 50万円以上が目安
 
(2) 造作(完全オーダー)タイプ … 完全オーダーになるため、細かい要素まで注文できるに伴い、価格幅は広くなりますが、最低ラインで15万円以上と考えてください。
 
・鏡裏収納(スライド鏡/三面鏡など)
・カウンター下の収納デザイン(扉/オープンスタイル/引き出し収納など)
・他スペースと一体化など

 

完全オーダーの造作による洗面所を選ぶ場合、施工業者に15万円以上(安定したグレードを求めるならば30万円以上)で予算を予め伝え、そのラインを上げないようにプランニングを進めると安心かもしれません。
 
沖縄の注文住宅で洗面所を選ぶ時は、まず①既製品か造作かを選び、続いて②造作であれば予算を決め、③既製品であればグレードを決める流れです。
 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の注文住宅でコストを左右する、水回り設備(トイレ・洗面所)のグレードとそれぞれの価格目安についてお伝えしました。
 
特にトイレットルームでは機能性の高いモデルが数多く出ていますが、水回りに関しては暮らしのなかで故障や停電などのトラブルまで考慮して選ぶことがポイントです。
 
沖縄の注文住宅では「快適に暮らすこと」を中心としたプランニングとして、建築時の導入コストばかりではなく、日々の掃除のしやすさや後々のメンテナンス性、メンテナンスコストまで配慮しながら、選んでみてはいかがでしょうか。
 
※水回り設備に欠かせない太陽光発電の有無や給湯器設備については別記事「【沖縄の注文住宅】太陽光発電は導入する?給湯器の選び方」をご参照ください。
 

 
まとめ

水回りの設備、グレードによる違い
● トイレ

・タンク付き標準トイレ→15万円前後~
・タンク付多機能トイレ→30万円前後~
・タンクレストイレ→30万円前後~
・タンクレス多機能トイレ→40万円前後~

※手洗いは別置き→別途10万円~20万円前後~

● 洗面所

☆メーカー既製品
・バリュータイプ→5万円前後~
・標準グレードタイプ→20万円前後~
・ハイグレードタイプ→50万円前後~

☆造作(完全オーダー)
・最低ラインで15万円前後~

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