【沖縄で家購入】オープンハウスや現地見学でのチェックポイント
2021/5/2
沖縄で家を購入する前には、ほとんどの方々がオープンハウスやモデルルーム、住宅展示場などの見学会へ足を運びますよね。
引っ越し後の現実の暮らしを実感できる見学会は、沖縄で家を購入するうえで決定打にもなりますが、事前にある程度のチェックポイントを理解して、意識して望まないと、現地の雰囲気に飲み込まれて、冷静な判断を失いがちです。
沖縄の家を販売するハウスメーカーや仲介不動産会社などは、見学者の購入意欲をでき得る限り引き上げようと演出をしています。
ですから、後々まで満足できる沖縄の家を購入しようと思うのであれば、事前にチェックポイントを確認して、ひとつひとつをチェックする目線で見学会に臨むのが適切です。
そこで今回は、沖縄の家購入を検討している人々が、オープンハウスなどの見学会に足を運ぶ時、ぜひチェックしておきたいポイントをいくつかお伝えします。どうぞ参考にしてください。
【沖縄で家購入】オープンハウスや
現地見学でのチェックポイント
購入したい沖縄の家によって違う、見学場所
オープンハウスやモデルルーム、住宅展示場などなど、住まい見学とひと口に言っても、さまざまな見学会がありますよね。
沖縄の家を購入と言っても、一戸建てであればモデルハウスや住宅展示場へ行くことになりますし、分譲マンションであればモデルルームの見学会です。
さまざまな種類の見学会へ参加しながら、どのような種類の沖縄の家を購入するか絞っていっても良いですが、最初からある程度決めておくことで、短い期間でもスムーズに沖縄の家購入計画が進んで行きます。
【 沖縄で家購入☆見学会の種類 】
(1) 新築一戸建て
・モデルハウス … 住宅見学用に建てられたモデルハウスです。大手ハウスメーカーでは住宅展示場が有名ですよね。全国的には新築・建て替えを検討する人々の90%ほどが、住宅展示場に足を運んでいます。
・オープンハウス … オープンハウスはモデルハウスとは違い、居住用にすでに建てられた沖縄の家を、期間限定で解放している状態です。そのため、同じモデルの沖縄の家であれば、より実際の住まいを体感できます。
※ 注文住宅では住宅展示場に出向いたモデルハウス見学が多く、建売住宅になるとオープンハウスが増えます。
(2) 分譲マンション
・モデルルーム … モデルハウスの分譲マンションバージョンです。沖縄の家ではモデルルームはもちろんのこと、会場に展示された模型も確認しながら立地条件や陽当たり環境などをみておくことをおすすめします。
・オープンルーム … オープンハウスと同じく、すでに完成された分譲マンションなどでは、その一室をオープンルームとして開放することがあります。
(3)中古住宅
・オープンルーム/オープンハウス … 中古住宅のほとんどは見学会として、オープンルーム(分譲マンション)やオープンハウス(一戸建て)を開放しています。
中古住宅の場合、現代の沖縄の家では多くが家主は退去していて、きれいにリフォームされているケースが多いのですが、なかには住みながら売却活動をしている家主もいるため、生活感が溢れ出ている物件もあるのは事実です。
実際の生活のなかで見学に対応していますから、どうしても沖縄の家を購入する側としては、キラキラ・ワクワク感は薄れてしまいますが、反面、家具や家電が入った状態で見ているので、より現実的な暮らしを体感できます。
この他にもうひとつ、ハウスメーカーや分譲マンションの沖縄の家購入では、現地見学会に参加する方法も一案です。
【 沖縄で家購入☆現地見学会 】
● 現地見学会では、分譲マンションが建売住宅において、まだ完成されていない段階で建築現場まで見学ができます。
沖縄の家のなかでも、建売住宅や分譲マンションは、購入時に内部構造のチェックができない点がデメリットになりますが、現地見学会に参加をすることで、基礎部分の工事の様子や、内部構造を確認できる点が魅力です。
現地見学会でのポイント
沖縄の家でも、すでに完成された建売住宅のオープンハウスや分譲マンションのオープンルーム、中古住宅の見学会などでは、実際に住む場所(現地)の様子まで確認しながらの見学ができます。
もちろん、上記でお伝えしたようにタイミングが建築過程であっても、現地見学は充分に参加をする価値はあると考えてください。
内部構造などを確認できるだけではなく、周辺の環境(排水環境やゴミの収集状況、騒音の可能性など)を確認することができます。
【 沖縄で家購入☆現地見学会でのポイント 】
● 建築家庭での現地見学会に出向くのであれば、ただ見学するだけでは何もチェックできないので、事前に基礎知識を勉強してみてください。
(1) その沖縄の家のパンフレットなどから、基礎部分や構造の知識を深め、当日は耐震性や災害時の対策など、質問をしつつ答えへの理解ができるようにしておくと効率的です。
(2) 分譲マンションの見学会などでは、すでに入居者がいるケースもあります。このような場合には、入居者とコミュニケーションを計り、感想を引き出せると引っ越し後のトラブルの可能性を避けることができます。(※)
(3) 建設中の沖縄の家で見学会がある場合には、職人を観察することは重要です。特に大手ハウスメーカーなどでは、現地の施工業者に依頼をしていることが多いため、その施工業者の質がそのまま家の質へ反映されます。
(4) すでに入居者がいる分譲マンションなら、管理人もすでに入っているのではないでしょうか。この場合には、エレベーターホールの散らかりやゴミ捨て場の衛生状況など、管理体制をチェックしてみてください。
台風が頻繁に訪れるうえに、湿気の高い沖縄の家で分譲マンションの管理体制が悪いと、そのまま分譲マンションの経年劣化に影響します。
新しいうちは良いのですが、後々早い段階で建て替えの必要が出てきたり、住み替えなどの売却時に、買い手が現れない・価値が下がる可能性が出てくるため、分譲マンションの管理体制は重要事項です。公共部分は自分達ではあまりコントロールができません。
分譲マンションの沖縄の家で入居者とコミュニケーションを取ることにより、引っ越し後のアフターケアーや、住んでみて分かる建築材の劣化などについて知ることがあります。
【 沖縄で家購入☆職人を観察する 】
● 職人の様子では基本的なことですが、現場の散らかり具合などで職人の仕事への姿勢が分かりやすいです。
また、建築過程の沖縄の家を複数見学していると、職人の良し悪しも感じ取れるようになります。
住宅展示場でのポイント
一方、同じ沖縄の家でも注文住宅になると住宅展示場などでモデルハウスを見学するケースが多いです。
ただし、住宅展示場のモデルハウスはそもそも一般的な住まいの平均よりも1.3倍ほど広く(一般的な沖縄の家が40坪ほどであったとしたら、モデルハウスは70坪ほどの広さに建つと考えてください。)建築資材や仕様もよりグレードアップされています。
【 沖縄で家購入☆モデルハウスの注意点 】
● もちろん、希望をすれば同じ建築資材や仕様で沖縄の家を建てることはできますが、多くがオプション仕様ですので、一般的な平均予算の2倍ほどになることが多いです。
→ つまり、坪単価50万円で建つ沖縄の家が展示されていたとしたら、モデルハウスはその2倍の予算(坪単価100万円)で建てられています。
この点に注意をして、漠然と見学をするのではなく、沖縄の家を建てるに当たり、どの建築業者にお願いをしたいのか、どのような部分を主にチェックしたい、相談をしたいのかを予め整理して出向くと効果的な見学ができます。
沖縄の家購入のために住宅展示場のモデルハウスを訪れる際のポイントや注意点については、別記事「沖縄の家購入☆モデルハウス訪問の準備とチェックポイント」でもお伝えしていますので、重なる部分もありますが、どうぞコチラも参考にしてください。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の家購入計画で必ず通る、モデルハウスや現地見学でのチェックポイントについてお伝えしました。
特に最近は建売住宅の沖縄の家が増えていますので、オープンハウスや現地見学でのチェックポイントについて重点を置きました。
沖縄の家見学のなかでも現地見学ができるメリットは、周辺環境も確認できる点です。周辺状況は建物や施設が徒歩圏内にあるかどうかなどもありますが、夜や昼の騒音や環境トラブルの可能性までチェックできると安心できます。
そのため、一日だけ現地を訪れるのではなく、雨の日や夜など、環境や状況の違う日に改めて訪れて確認をするのも良いかもしれません。
☆ 沖縄で家を購入するための最初のプランニング、資金計画については別記事「沖縄で安全な住宅ローン☆ムリのない資金計画は自分で決める」、「沖縄で家を建てる資金計画☆住宅ローン控除の要件とは」などでお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
まとめ
住まい見学時のポイントとは
・一戸建てや分譲マンションではモデルハウス(ルーム)
・建売住宅や中古住宅ではオープンハウス(ルーム)
・建売住宅や分譲マンションにある見学会
・中古住宅は売り主が住んでいる場合がある
・建築過程では職人さんの質や構造までチェックする
・分譲マンションではゴミ捨て場などの管理状況を見る
・モデルハウスは広さと仕様のクオリティが倍と考えて見る