50代から沖縄で家を建てる資金計画☆定年後の返済を軽くする

2021/3/26

50代から沖縄で家を建てる資金計画☆定年後の返済を軽くする
50代から沖縄で家を建てる資金計画では、住宅ローンを組んでから定年退職になるまでの期間が短いことを前提として、できれば定年退職後のシニアライフを負担少なくできるよう、現役時代に返済の比重を大きくする傾向にあります。
 
また、20代・30代からの沖縄での家を建てる資金計画では、初めてのマイホーム購入が多いのですが、50代から沖縄で家を建てる資金計画の傾向として、住み替えなど「2度目の」マイホーム購入が多いです。
 
ただどのような場合でも、50代から沖縄で家を建てる資金計画であれば、老後資金を確保しながら、継続的に細々と返済できる計画を立てておくと、トラブル対応ができます。
 
そこで今回は、50代から沖縄で家を建てる資金計画において、留意しておきたい注意点と、より安心できるポイントをいくつかお伝えしますので、どうぞ参考にしてください。
 

 

50代から沖縄で家を建てる資金計画☆
定年後の返済を軽くする

 

無理をして定年前の完済は危険!

無理をして定年前の完済は危険!
超高齢化社会が確実に訪れる日本では、定年退職後も何らかの形で働き続けることが、当然の時代になりました。けれども働き続けたとしても、一般的に現役時代の世帯年収の70%以下になる家庭が多いと言われています。
 
そんななかですから、50代から沖縄で家を建てる資金計画のなかには、できるだけ不安要素を老後まで持ち越すことのないよう、ムリをしてでも65歳(一般的な定年退職の年齢)に完済する返済計画を立てるケースも少なくありません。
 
けれども老後の資金計画と言うのは、健康リスクも高く、仕事面でも希望の収入や条件で雇用されるかどうか…、現役時代のようにはいかないことも多いことは、念頭に置いた50代からの沖縄で家を建てる資金計画が安心です。
 

【 50代から沖縄で家を建てる資金計画☆老後資金は温存しておく 】
 
★ 特に危険なのは、貯蓄を切り崩して住宅ローンの返済に充てるケースです。
 
→ 超高齢化社会の到来により、年金は確実に少なくなると言われるなか、自由になる現金は手元に残しながら、ムリのない範囲で細々と住宅ローンを返済していく方法を選んでください。

 

また、50代から沖縄で家を建てる資金計画のなかで、貯蓄も充分で老後資金に不安のない方々においても、敢えて住宅ローンを細々と返済していく方法を選ぶ方が多いです。
 
これには、住宅ローンを組むことにより加入必須となる「団信(団体信用生命保険)」も影響しています。
 

 

老後の保険としても役立つ「団信」

老後の保険としても役立つ「団信」
国の機関である住宅金融支援機構が、民間金融機関と提携してバックアップしている「フラット35」などのシリーズ以外では、団体信用保険(以下「団信」)への加入をしなければなりません。
 
この団信に入ることで、借り主がもしも高度障害や死亡などの事態が起きた時、残りの住宅ローンを完済してくれる保険です。
 
住宅ローンに対する保険なので、ボリュームゾーンを30代・40代として、若い世代では20代など、高い世代になると50代・60代まで、広い範囲でこの「団信」に加入していますが、全ての世代で一律負担です。
 
ですから20代などの若い世代にとっては、50代・60代などの健康リスクの高い世代まで負担をしなければならないデメリットがありますが、50代から沖縄で家を建てる資金計画では、一般的な生命保険よりも負担率が軽減されることに気付きます。
 
これを賢く利用した住宅ローンの返済計画も増えました。それでは、少し解説します。
 

【 50代から沖縄で家を建てる資金計画☆保険代わりに利用する 】
 
★ 一般的な考え方であれば、早い段階で借金は完済したいと考えるので、貯金が貯まった時点である程度の繰り上げ返済をしますよね。50代から沖縄で家を建てる資金計画であれば、尚更です。
 
→ けれども、ここで敢えて月々の返済額を最小限に抑えて、85歳(完済年齢)ギリギリまで払い続けることで、この団信を確保します。そしてこの間に、できるだけ貯蓄を増やして、自由に利用できる老後資金を温存する方法です。
 
※ どちらも万が一の時に住宅ローンの完済をする保証内容ですが、繰り上げ返済をしないケースでは、その分、より自由に利用できる老後資金を増やすことができます。
 

 

確かに、毎月の返済額を抑えて繰り上げ返済もせず、完済年齢満期の85歳まで住宅ローンの返済を続けると言うことは、それだけ金利の支払いも増えることになります。
 
ただ、金利を保険料として考えると、一般的な生命保険と比較検討してみても、かなり割安なアイデアではないでしょうか。
 

【 50代から沖縄で家を建てる資金計画☆余裕のある方におすすめ 】
 
★ ただし、85歳まで住宅ローンが残っていることになりますから、経済的に余裕がある人々におすすめの方法です。

 

 

ミックスローンで老後の負担を軽くする

ミックスローンで老後の負担を軽くする
50代から沖縄で家を建てる資金計画であれば、50歳から定年退職の65歳まで15年ですから、フラット35に限らず、民間金融機関の固定金利型ローンでも、全期固定金利で契約がしやすくなります。
 
全期固定金利型では35年ともなるとフラット35などに限られてしまうのですが、10年・15年・20年などの全期固定金利型住宅ローンであれば、民間金融機関(銀行など)でも見受けることができます。
 
期間限定固定金利型になると、10年など一定の期間が過ぎてしまうと見直しを行い、その後は変動金利に移行することもあるのですが、50代からの沖縄で家を建てる資産計画であれば、一定の期間が過ぎた頃には完済している…、と言った計画も可能です。
 

【 50代から沖縄で家を建てる資金計画☆ミックスローン 】
 
★ 50代からの住宅ローンでは、①定年退職までに完済する資金と②85歳などの完済年齢ギリギリまで、ゆっくりと返済を続ける資金との、2つのローンを組み合わせる方法があります。例えば…、
 
① (定年退職時には完済することを目的として)55歳が65歳まで10年間の固定金利型(変動金利型でも可)住宅ローンを契約し、定年退職時にはコチラのローンは繰り上げ返済で完済する。
 
② (85歳などの完済年齢まで返済を続けることを目的として)20年間などの長期固定金利型住宅ローンを契約し、こちらは繰り上げ返済はせずに完済年齢まで(ムリのない月々の返済額の範囲内で)返済を続ける。

 

…このように2つのローンをミックスすることで(ミックスローン)、現役時代にはより多くの返済額を負担して、収入が軽減しやすい定年退職後の住宅ローンは、ムリのない範囲でゆっくりと少しずつ返済を続けることができます。
 
完済年齢(85歳など)まで期間を延ばして住宅ローン返済を続けることで、前項でお伝えしたような団信にも加入し続けることができる点も魅力です。
 

【 50代から沖縄で家を建てる資金計画☆老後資金は確保しておく 】
 
★ 健康リスクも高く、年金も減ることが予想される現代の日本では、あまり住宅ローンの繰り上げ返済などに、自由に利用できる老後資金(貯蓄)を使わないよう、心掛けてください。

 

できるだけ不測の事態へ向け、手元に残しておくことが、より安心して50代から沖縄で家を建てる資金計画のポイントとなります。

 
★ 固定金利型・変動金利型それぞれのメリット・デメリットについては、別記事「沖縄の住宅ローン☆変動金利と固定金利を見極める」などでもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
 
 

いかがでしたでしょうか、今回は50代が沖縄で家を建てる資金計画でのポイントと、留意しておきたい注意点をいくつかお伝えしました。
 
実は住宅市場動向調査(国土交通省)のデータでは、50代から不動産購入をする人々の多くは、不動産購入経験がすでにある人々が多いことが発表されています。
 
つまり、住み替えやセカンドハウスを購入するケースが多いことになりますが、このような2度目の不動産購入を試みる家庭は、それなりに経済的にも余裕がある家庭が多いのではないでしょうか。
 
子どもの独立をきっかけに、夫婦二人暮らしのDINKSに対応した家へ住み替えるなどの事例がありますが、このようなことを考える家庭の多くは、経済的にも余裕があることが多いです。
 
50代から沖縄で家を建てる資金計画の大きなポイントは、(銀行など金融機関は収入を基準に融資可能金額を算出しますが)、老後資金として自由に利用できる「貯蓄」が充分にあるかどうかで判断すると、より安心できます。
 

まとめ

50代以上の家を建てる資金計画

・老後資金確保をしながらの返済計画
・ムリをして繰り上げ返済や頭金を出さない
・敢えて85歳まで返済して団信に加入しておく
・団信を保険として利用するのは経済的に余裕があるケース
・ミックスローンで現役時代と定年後の返済額を調整する

 

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