沖縄で安全な住宅ローン☆ムリのない資金計画は自分で決める
2021/4/2
沖縄で住宅ローンを組んでマイホームを建てるなら、もちろん入居後も経済的に余裕のある暮らしをしたいですよね。
けれども金融機関が提示する融資可能金額ギリギリまで借り入れをして、せっかくのマイホームライフが毎月の返済に追われる家庭も少なくありません。
金融機関は必ず回収することが前提なので、審査をして融資可能金額を算出しますが、できれば融資をした利子を利益として運営していますから、当然少しでも多くの金額を借りて欲しいものです。
また、沖縄で住宅ローンを組む時に多くの人々は不動産会社の担当者に相談をしますが、もちろん不動産会社にとっても、少しでも高い不動産が売れることに越したことはありません。
ですからマイホームを購入する予算は他人任せにせず、沖縄で住宅ローンを組むのであればその資金計画は自分達で決めたいところです。
今回は沖縄で安全に住宅ローンを組むための、ムリのない資金計画を自分達で決めるポイントを4つの項目でお伝えします。どうぞ参考にしてください。
沖縄で安全な住宅ローン☆
ムリのない資金計画は自分で決める
毎月の返済額から逆算する
多くの人々が通る道として、当たり前のように沖縄でも住宅ローンを契約していますが、実際には一度契約をすると後戻りはできません。
クレジットカード然り、自動車ローン然り、金融機関は融資をする際に審査を行いますが、この情報は金融機関の間で共有されています。
そして返済が滞ることがあればブラックリストとして登録されますので、滞ったローンの破綻ばかりではなく、新たに他の借り入れをしたい場合でも、少なくともその後5年間は審査が通らない可能性が高いです。
【 沖縄で安全な住宅ローン☆返済の心得 】
☆ こと沖縄においても住宅ローンに関して債務者が返済で求められるのは、パーフェクトです。
→ 例え、単純に忙しくて返済を忘れていただけだったとしても、1回でもミスをするとブラックリスト化しますので注意をしてください。
このことを踏まえたうえで、いかに沖縄で安全な住宅ローンを組むと言うことは、毎月確実に返済ができる金額設定をする、ことに繋がります。
【 沖縄で安全な住宅ローン☆月々の返済額の目安 】
☆ 4,180万円+利子1.25%…、などと言われても現実味がなくピンと来ないのは当然です。この金額が自分達の収入に対する借り入れ金額として、妥当であるかどうかは、一般人では判断がしにくいのではないでしょうか。
→ そこで「毎月返済ができるか」として、より具体的な数字を出してみてください。
● 「月々の給与(手取り)×0.4 > 月々の返済額」は安全な範疇と言われています。
※ ただしボーナス払いなし、他の借り入れがない場合です。
例えば、月々の給与が手取り50万円だったとすると、50万円×0.4=20万円以下の返済額であれば、月々の返済に余裕がある計算になります。
ボーナス払いがない返済計画をおすすめするのには、時勢によってボーナスはカットされたり半減される可能性も高く、ボーナスに期待して予算立てをするのには安定性が薄いためと考えてください。
また、「他の借り入れがない状態」のただし書きも重要です。
今回の例では、月々の返済額20万円のなかに全ての返済が含まれているとしています。そのため、もしも車のローンで毎月3万円の返済があったとしたら、沖縄の住宅ローンに割くことができる金額は17万円になる、…と言う訳です。
【 沖縄で安全な住宅ローン☆月々の返済額から逆算する 】
★ 月収手取り50万円の会社員が、他の借り入れがない状態で沖縄の住宅ローン返済に充てることができる返済額は、月々20万円以下の計算になりました。
→ 「35年ローン・金利1.045%の20年固定金利」を組むとして、「月々20万円の返済額」から住宅ローンシュミレーションに当てはめると、70,300万円(総支払額84,000万円)と出てきます。
住宅ローンシュミレーションサイトは、ほとんどの銀行で設置しています。また住宅ローンシュミレーション専用サイトもありますので、活用すると便利です。
ただし、全ての家庭で「毎月の手取り月収×0.4」の法則が安全とは限りません。より安心できる資金計画を立てたいのであれば、3ヶ月ほど家計簿を記録し、月々のお金の流れを把握してから、いくらまで返済に充てることができるのかを検討する方法がベストです。
定年時のローン残高
20代~30代前半までの方が沖縄で住宅ローンを組む場合、ほとんどが定年時には沖縄の住宅ローンを完済しているか、まだ完済していなくてもそれほど残高は残っていない状態ではないでしょうか。
けれども、今では30代後半や40代・50代からのマイホーム取得も増えました。この時に注意をしておきたいのが、定年退職後の返済です。
今では多くの沖縄の住宅ローン商品において、ひと昔前よりも完済年齢の条件が緩やかになりました。ですから40代や50代から沖縄で住宅ローンを契約する事例のなかには、完済時の年齢が80歳・85歳などと言うものも少なくありません。
そうなると65歳から定年退職をしたとして、残り15年・20年と言う長い期間に渡り、現役時代と同じように返済を続けなければならない状況になります。けれども一方で、ほとんどの人々が定年退職後には大幅に年収を減らしているのが現状です。
【 沖縄で安全な住宅ローン☆定年時のローン残高 】
★ そこで多くの人々が定年退職前に繰り上げ返済を検討するのですが、繰り上げ返済に執着するあまり、老後資金を削ってしまうと、今度はいざと言う時の自由なお金がなくなってしまいますので注意をしてください。
→ 少しでも安全な沖縄の住宅ローンの目安として、定年時にはローン残高が1,000万円以下までにはなっている資金計画がおすすめです。
こちらの「Ke!san」サイトでは、必要次項を入力することにより、毎月返済後の住宅ローン残高が算出されるシュミレーターです。
※ このサイトを参考にして、定年退職時のローン残高をチェックしてみてください。(何年後に定年退職になるかを逆算することでチェックします。)
【 沖縄で安全な住宅ローン☆定年退職後のリスク 】
・ 40代から沖縄で家を建てる資金計画☆賃貸と持ち家のリスク
・ 50代から沖縄で家を建てる資金計画☆定年後の返済を軽くする
沖縄の住宅ローンを組むにおいて、定年退職後の返済を少しでも軽くする方法をお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
金利と返済方式の選び方
沖縄で安全な住宅ローン契約をするためのポイント4つのなかでも、最も重要な2点をお伝えしましたので、ここからは大まかにおすすめの選択をお伝えします。
ここまでお伝えしたように、基本は毎月の返済額です。金利が高い安い、住宅ローン控除、などなどの要素はありますが、あくまでも経済的に返済計画に余裕があるうえで、よりお得に借り入れができるかどうかに過ぎません。
ですので、沖縄でより安全な住宅ローンを選ぶ観点から見るならば、金利の種類と返済方式の選び方は、より安定した種類を選ぶことになります。
【 沖縄で安全な住宅ローン☆金利と返済方式 】
(1) 変動金利か固定金利か
→ この選択は「金利変動のリスク」を、融資する金融機関が負うのか、債務者が負うのか、と言うことです。ですから、より安全な選択となれば、固定金利となります。
(2) 元利均等か元金均等か
→ 一般的にも元利均等ですが、毎月返済の継続ができる安全性から見ても、毎月の返済額が一定している元利均等ではないでしょうか。
元金均等では、定年後の返済を楽にするために現役時代の返済を大きく設定するとして、最初のうちの月々の返済額が、「手取り月収×0.4(ボーナス払いなし・他の借り入れなし)」以下として、安全性が確認できるのであれば、ひとつの選択肢かもしれません。
確かに変動金利と固定金利では時には金利幅が1%にもなることもありますが、この1%をリスク保険として考えると、より判断しやすいです。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄でより安全な住宅ローンを契約するために、最初にムリのない資金計画を自分達で進めるための、チェックしたい4つのポイントについてお伝えしました。
例えば建売住宅を見学していると、購入の意思を示したらすぐ、沖縄の担当者が住宅ローンの話へ移るかもしれませんので、安全な資金計画のための軸がブレないよう、割と最初の段階で自分達の収入に見合った借り入れ金額を決めておいた方が安心です。
ただ不動産会社の担当者であれば、安い金利商品など、その不動産会社との提携ローンなどもありますので、このような情報を確認すると良いかもしれません。
まとめ
安全な返済計画を立てる
・一回も落とさず返済しなければならない
・毎月ムリのない返済額から逆算する
・「手取り月収×0.4」以下が目安
・定年時は1,000万円以下の残債が目安
・固定金利がより安全
・元利均等がより安全
・不安定なボーナス払いは利用しない