【沖縄で注文住宅】家族5人に適した広さは☆50平米は狭い?

2020/11/1

【沖縄で注文住宅】家族5人に適した広さは☆50平米は狭い?
沖縄で注文住宅を建てる際、家族であれば一番注目する点は、家の広さになりますよね。結婚や妊娠をきっかけに新居を構える家族もいますが、意外に沖縄で注文住宅を建てるケースに多いのが、子どもが全員小学校に入るタイミングや、祖父母との同居です。
 
家は広くて部屋数が多い方がいいと考えがちですが、建物が大きくなるほど建築費用は増していきます。
 
また、沖縄の注文住宅では平屋を希望する家庭も多いですが、全国的にも比較的土地価格が高い傾向にある沖縄では、広い平屋は割高になりがちです。
 
そこで今回は、沖縄の注文住宅の希望に多い、家族5人に適した広さはどのくらいなのかをお伝えします。間取りを考える時には、ぜひ参考にしてください。
 

 

【沖縄で注文住宅】家族5人に適した広さは☆
50平米は狭い?

 

5人家族で50平米は狭い?

家
沖縄の注文住宅においては、5人家族での生活を考えると、50平米の広さの家は「かなり狭い」との感想がやはり多いです。
 
※ 「○○平米」という表現だと分かりにくいですが、畳で表すと50平米は約30畳になります。
 

【 沖縄の注文住宅☆50平米の家 】
 
★ 50平米は約30畳ですから、ここからお風呂やトイレの面積を除くと、居住スペースは約22畳ほどが目安です。
 
→ そのため、沖縄で注文住宅を建てる際、50平米の住宅では2LDKの間取りになることが多く、一人部屋を作ることが難しくなります。

 

5人家族になると小学生・中学生の子どもが多くなり、それぞれの子ども部屋が欲しくなる時期ですよね。そうでなくても、今後は子どもが成長するに連れ、子ども部屋を作りたくなる家庭は多いです。
 
ですから、いつかそれぞれに子ども部屋を設けたいと考えるのであれば、やはり50平米以上の広さが必要になります。
 

 

5人家族に適した広さと間取りとは?

5人家族に適した広さと間取りとは?
では、沖縄で注文住宅を建てる際、5人家族に適した広さはどのくらいになるでしょうか。
 
ここで、国土交通省が定義する住生活基本計画における居住面積水準というデータを見てみます。
 

【 沖縄の注文住宅☆居住面積水準 】
 
★ 沖縄に限らず全国で注文住宅を建てる時に参考になるのは、「最低居住面積水準」です。これによると、「10㎡×世帯人数+10㎡」となっています。
 
ですから、沖縄の注文住宅で5人家族が健康で文化的な生活を送るためには、下記の計算式です。
 
・ 10㎡ × 家族5人 + 10㎡ = 60㎡
 
→ ですので、沖縄の注文住宅でも家族5人で済むとなると、60㎡(60平米)以上の広さとなり、坪数で換算すると18.15坪、約36.2畳以上の広さを目安としてください。
 
※ 出典: 住生活基本計画における居住面積水準
( https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000012t0i-att/2r98520000012t75.pdf )

 

ただし、この広さの目安はあくまでも水準ですので、余裕のある広さとなれば、また別です。子供一人に一部屋与えることを考えると、4LDK以上の間取りを考えなければならない場合もありますよね。
 
そうなると、それぞれの部屋に十分な広さを確保するためには、80~100平米(約48畳~60畳)程度の面積は必要になる可能性も出てきます。
 

 

家族構成によって必要な間取りは変わる

家族構成によって必要な間取りは変わる
ただし、沖縄で注文住宅を建てる際、一概に5人家族と言ってもその家族構成は様々です。
 

【 沖縄の注文住宅☆家族構成 】
 
① 例えば、祖父母と同居していて子供が一人という5人家族の場合 … 子供部屋一つと両親・祖父母の部屋が一つずつの3LDKの間取りが適しているでしょう。
 
② 子供が3人と両親の5人家族の場合 … 子供一人に一部屋を与えると、最低でも4LDKの間取りは必要になります。
 
※ また子供の年齢が近い場合は、二人部屋にする希望も多いです。特に子ども達が幼い場合、夜が怖くて一人で眠ることができないなどの理由で、兄弟一緒の部屋に設計するケースもあります。

 

沖縄の注文住宅の希望で多いのは、幼く年の近い子どもは一部屋で設計しながらも、後々は真ん中で区切り、二つの部屋に分けることができるような、変動可能な設計です。
 
逆に沖縄の注文住宅で子供の年齢が離れている兄弟がいる家庭では、小さな子供は両親の部屋で生活し、一部屋必要ないこともあります。
 
…このように、沖縄で家族5人世帯が注文住宅を建てるとして間取りを考えた際、それぞれの家族の構成や年齢によって、部屋の分け方は大きく変化します。
 
住宅の部屋数や間取りは、子供部屋の数によって大きく変わると考えてください。
 

 

子供部屋の数と決め方

子供部屋の数と決め方
沖縄の注文住宅プランニングにおいて、部屋の広さと間取りに大きく関わる子供部屋の数ですが、子供の年齢によって必要な数は変わってくることにも注意をしてください。
 
例えば、3人の子供が同世代だった場合、多くの沖縄の注文住宅に多い希望として、プライバシーを守るためには、それぞれ一人部屋を望む傾向が強いです。
 

【 沖縄の注文住宅☆子ども部屋の数 】
 
★ さらに受験期の子どもがいる家庭での沖縄注文住宅プランニングでは、「一人で静かに勉強できる環境を作ってあげたい」と希望する親御さんも多い傾向にあります。
 
→ どうしても二人部屋になってしまう場合は、後から棚などを使って部屋を分割できる間取りもおすすめです。

 

しかし、子供の年齢が離れている家庭が沖縄で注文住宅を建てる場合には、必ずしも一人部屋が必要とは言い切れません。
 
小さい頃は両親と同じ部屋で生活し、成長して家を出た兄や姉の部屋を使わせてもらうという方法もあるからです。年齢差にもよりますが、この場合ならば3人の子供がいても子供部屋は一部屋か二部屋で済みます。
 
また、むやみに子供部屋数を増やすと、子供たちが巣立っていった後使わなくなった部屋が増え、子どもの独立後には倉庫になってしまって家が汚くなってしまいがちです。
 
特に子どもが独立した後は、自分達の年齢もシニア世代になります。使わなくなった部屋の管理は面倒なので、子供部屋数は最小限に抑えるとより安心です。
 
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で注文住宅を建てる際、5人家族に適した家の広さについて、居住面積水準家族構成からお伝えしました。
 
沖縄の注文住宅を建てるには家族構成にもよりますが、50平米(約30畳)ではかなり狭い家になることは否めません。
 
せめて60平米(約36畳)以上はあった方が快適な暮らしができますが、より余裕を持った暮らしを望むのであれば、80平米~100平米(約48畳~60畳)が理想的ですが、これも価格とのバランスを見ながら丁度良いバランスで決める必要があります。
 
子供部屋の数と間取りを十分に考えた上で、家族が快適に暮らせる広さの家を作ってください。
 
★間取りに関しては「生活導線」なども参考になります。詳しくは別記事「沖縄の注文住宅で家庭と仕事の両立☆家事導線がポイント」などをご参照ください。
 
 

まとめ

家族5人でどれくらいの広さが快適か

・5人家族で50平米はかなり狭い
・5人家族には80平米を超える3LDKや4LDKが必要
・家族構成によって必要な間取りは異なる
・子供たちの年齢によって必要な子供部屋の数は変わる

 

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