沖縄で建てる一戸建て☆木造や鉄骨造、主な3つの構造

2019/10/9

沖縄で建てる一戸建て☆木造や鉄骨造、主な3つの構造
沖縄で一戸建てマイホームを検討する時、まず悩む事柄に「建築構造」がありますよね。

 

全国的には全体の80%以上のシェアを誇る木造住宅が人気ですが、沖縄では街で一戸建てを見て回ると、「コンクリート造」が多いことに気付きます。

 

これは戦後の再建時に、足りなくなった木材を補う、木造住宅に変わる対策のようなものでした。

 

現代の沖縄では、個人のマイホームでも木造住宅はもちろん、RC構造など、他の構造住宅も自由に選ぶことができるようになりました。

 

そこで今日は、現代の沖縄で一戸建てマイホームを建てる時、希望に合わせて選びたい3つの住宅構造と、それぞれの特徴をお伝えします。ぜひ、参考にしてください。

 

 

沖縄で建てる一戸建て☆
木造や鉄骨造、主な3つの構造

 

全国的にも圧倒的人気!木造住宅


前述したように全国的には全体の80%以上の圧倒的なシェアを誇る住宅構造が、木造住宅です。

 

沖縄の一戸建てとしては、木造住宅の様々な「勘違い」により、コンクリート造などに押されてきたものの、近年では人気が復活しています。

 

【 沖縄の一戸建て☆木造住宅 】

 

☆ 名前そのまま、木材で建てられた住宅で、輸入住宅に多い2×4(ツーバイフォー)などの工法と、昔ながらの日本住宅に多い在来工法(縦組工法)が主な木造住宅です。

 

・ 一時期は「耐火性が弱い」「耐久年数が短い」「シロアリが沸きやすい」など、ネガティブなイメージが広まりましたが、シロアリ対策も取られるようになり、再び復活しています。

 

「耐火性が悪い」と言われていますが、木材の素材や工法によって、面が広い木材住宅は、実は耐火性が強いことが分かっていますし、耐久年数も細やかなメンテナンスによって、意外にも長持ちする点も特徴です。

 

また木材の香りや、丁度良い湿度調整などは、人々に意外な心理的効果を及ぼすことが伝えられるようになりました。

 

【 沖縄の一戸建て☆木造住宅の特徴 】

 

☆ 沖縄の一戸建てで木造住宅が好まれるメリットには、湿気対策とダニやカビ類対策があります。

 

・ 木材は湿気を吸い取り、吐き出す機能があるので、いつも家内を丁度良い湿度に保ちます。そのためジメジメとしません。

 

・ また、代表的な木材の材質である、檜やヒバ、赤松は、ダニや細菌の繁殖を抑える成分(ヒノキチオールなど)が特徴的です。

 

このような「良い木材」を使用した沖縄の一戸建てでは、一般的に心配されるような湿気やカビの心配は少なくなり、丁度良い湿気対策によって、カビやダニ類を遠ざける効果に注目が集まっています。

 

また現代では、前述した2×4(ツーバイフォー)2×6(ツーバイシックス)、縦組み工法だけではなく、「ラーメン工法」「ユニット工法」など、さまざまな特徴を持った木造住宅の工法が見られるようになりました。

 

現代において勘違いの多い木造住宅については、他の記事でも詳しくお伝えします。下記の記事も併せて参考にしてみてください。

 

【 沖縄の一戸建て☆木造住宅関連記事 】

 

沖縄で木造住宅はダメ?「実は勘違い」5つの事柄
沖縄で建てる木造住宅☆そのメリットとデメリット
・沖縄の木造住宅☆最初に決めたい2種類の住宅構造

 

…など。

 

 

RC構造(SRC構造)とは


続いて近年沖縄で増えてきた一戸建てに「RC構造(SRC)構造」があります。

 

もともと戦後沖縄の一戸建てにはコンクリート造が多く用いられてきましたが、RC構造は鉄筋とコンクリートの良い特徴が掛け合わせられました。

 

【 沖縄の一戸建て☆RC構造とは 】

 

☆ 「RC構造」は「鉄筋コンクリート造」を差しています。強い鉄筋を枠組みとして、コンクリートを流し込んだ素材を柱や梁などとして用います。

 

・ 双方の強度の相乗効果が期待できるので、耐震性・耐火性に信頼があり、人気が出てきました。

 

…コンクリートを流し込む素材なので重く、低層階~中層階に多く用いられ、沖縄でも一戸建てマイホームに用いられることが多いです。

 

特にコンクリートを流し込んでいるので、防音性が優れていることが大きな特徴です。沖縄では夜静かな街も多いので、防音性の高いRC構造は、ファミリー層にも人気があります。

 

【 沖縄の一戸建て☆SRC構造とは 】

 

☆ さらに強度を上げる構造には「SRC構造」があります。これは「『鉄骨』鉄筋コンクリート」の頭文字を取った名前です。

 

・ SRC構造では、さらに中心に鉄骨を設けて強度を補強していますが、これもコンクリートを流し込むためさらに重くなり、低層階~中層階に向いています。

 

これらのRC構造やSRC構造は、耐震性や耐火性では定評があり、防音効果も期待できるので人気が高まりつつありますが、一方でコンクリートを流し込む工程が付加されるため、他の構造と比較すると、価格が割高になる傾向がネックです。

 

 

S構造とは


沖縄の一戸建てでは、前項の木造住宅、RC構造やコンクリート造の家々がメインですが、この他にも「S構造」があります。

 

「S構造」はSRC構造の内容でも分かるように、「鉄骨構造」です。

 

【 沖縄の一戸建て☆S構造とは 】

 

☆ 鉄骨構造を差し、コンクリートを流し込むRC構造やSRC構造と比較すると、軽くしなやかな強さが特徴的です。

 

・ 取り入れる素材の厚さによって「重量S構造」「軽量S構造」の二種類に分かれますが(6mmを基準とする)、いずれにしてもRC構造・SRC構造よりも軽量に建てることができます。

 

軽量ですからより高層階や大きな建物に向いているため、あまり沖縄の一戸建てでは用いることがありません。

 

5階以上のマンションなどになると、5階以下の低層階では重量のあるRC構造やSRC構造を用い、5階以上の高層階になると軽量なS構造を用いる建物も多いです。

 

コンクリートを流し込むことがないため、RC構造・SRC構造よりも安く建つ半面、しなやかさが特徴ですので、地震の時の揺れが大きい点も注意してください。

 

耐火性はありますが、高温で骨組みが折れると、上の階から骨組みが崩れやすくなる危険もあるため、「耐火被覆」なる素材を重ね覆うことで耐火性を強化しています。

 

 

3つの構造、それぞれのメリットデメリットを比較


簡単にそれぞれの特徴をお伝えしましたが、それぞれの構造にメリットデメリットがあるために、一概に「どの構造が良い!」とは断言できません。

 

沖縄の一戸建てで近年人気のRC構造は、耐震性・耐火性に加え防音機能も充実していますが、その分コストも掛かります。

 

また「防音機能が高い」理由は、その気密性の高さですが、それ故に熱がこもりやすい側面もあり、沖縄の夏には昼間の暑さが夜まで続くこともあります。

 

一方、木造住宅(S構造も)では防音機能は低いものの、通気性が優れているために、夜には熱が逃げやすい点もメリットです。

 

【 沖縄の一戸建て☆それぞれの構造を比較 】

 

① 木造住宅 … 

 

近年ではシロアリ対策も取られ、耐火性も高いことが知られるようになりました。防音性は低いものの、コスト面でのパフォーマンスは、最も期待できる構造です。

 

② RC(SRC)構造 …

 

コンクリートを用いることによる機密性が何よりの特徴です。そのために耐火性や耐震性は信頼があり、防音性も高いものの、コストが割高になります。

 

③ S構造 …

 

S構造はアパートや高層住宅に適した「軽量さ」が魅力です。揺れが大きいものの耐震性もあり、耐火性にも対策が取られていますが防音性はあまり期待できません。

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で一戸建てマイホームを検討する時に理解して選択したい、3つの構造を大まかにお伝えしました。

 

以上は3つの構造を比較したものですが、RC構造では熱はこもる半面、その気密性によってクーラーなどはよく効きます。

 

木造住宅は数値による魅力だけではなく、木材独特の香りや木材から発せられる成分によるリラックス効果も評価され(アロマにも精油として用いられますよね)、「子育てに良い」とも言われるようになりました。

 

ですから自分達の希望と優先順位と照らし合わせ、予算とのバランスを取りながら、それぞれの構造から選択をすることをおすすめします。

 

 

 

まとめ

建物の3つの構造と特徴とは

・木材を用いた木造住宅
・現代では様々な木造住宅の工法がある
・鉄筋にコンクリートを流し込んだRC構造
・RC構造は耐火耐震性、防音性に優れる
・SRC構造は中央に鉄骨を組んだRC構造
・RC構造はコスト面が割高になりやすい
・鉄骨で骨組みを組んだS構造
・S構造は軽く、高層階に用いられやすい

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