沖縄で建てる木造住宅☆そのメリットとデメリット

2019/10/6

沖縄で建てる木造住宅☆そのメリットとデメリット
沖縄では木造住宅の人気は、RC構造(鉄筋コンクリート)構造に押されてて、暫く下火にありましたよね。けれども近年の沖縄では木造住宅こそ、じわじわと人気が出ています。

 

そもそも沖縄で木造住宅が下火になったのは戦後のこと…、アメリカの統治下にあったためアメリカ建築の影響を受けたことと、台風の多い沖縄では「木造住宅は脆い」イメージが定着してきました。

 

…けれども近年では、そんな沖縄の木造住宅に対するイメージを払拭する、技術や対策が数多く見受けられます。

 

そこで今日は、沖縄で木造住宅を選択するにあたり知っておきたい、メリットとデメリットをお伝えします。納得できるマイホームのために、ぜひ、参考にしてみてください♪

 

 

沖縄で建てる木造住宅☆
そのメリットとデメリット

 

コストパフォーマンスが最大の魅力


沖縄ではずっと木造住宅は下火…、RC(鉄筋コンクリート)構造が主流でしたが、RC構造は鉄筋の枠組みにコンクリートを流す工程が挟まれるために、コストが高い面がデメリットでした。

 

けれども木材は扱う素材がRC構造よりも安く仕入れることができるため、全般的にRC構造住宅と比べて安く建てることができます。

 

【 沖縄で木造住宅を建てるメリット① 】

 

☆ さらに耐久年数が短いと言われる沖縄の木造住宅ですが、その反面、大幅なリフォームや建て替えも、RC構造よりも安く、手軽に進められるメリットがあります。

 

・ 特に沖縄で木造住宅を建てた場合、より木材の自由度が高い特徴があるため、定期的なメンテナンスでも、修理修繕が安く抑えられる点もポイントです。

 

一部の資料では、現在RC(鉄筋コンクリート)構造と木造住宅を比較すると、沖縄で木造住宅を建てる費用はRC構造の2/3との統計も出ています。

 

その上、シロアリ対策なども月日と共に技術が進み、沖縄の木造住宅のデメリットも軽減されてきたために、近年の沖縄では木造住宅が急激に増加しています。

 

 

木材の自然な調整機能


「高温多湿」の言葉が広く知られる沖縄の気候では、木造住宅を建てるとなると湿気が気に掛かりますよね。

 

湿気が多いとあらゆる弊害が起こります。シロアリも沸きやすいですし、ダニや細菌なども、湿気を好む生き物です。

 

沖縄では木造住宅と言うと「湿気がこもりやすい」とのイメージも多く聞こえますが、実は木造こそ、湿気に適度な対策を取ることができます。

 

【 沖縄で木造住宅を建てるメリット② 】

 

☆ 確かに木材は湿気に弱く、実際に湿気を取り込みやすいですが、その反面、乾燥すると取り込んだ湿気を吐き出す機能があることをご存知でしょうか。…これを「吸放湿性」と言います。

 

・ ですから沖縄の木造住宅はジメジメしすぎず、乾燥しすぎず、適度な湿度を保ってくる、快適な暮らしがメリットです。

 

さらに木材は通気性にも長けていますから、夏場でもクーラーを遣わずに、湿度調整、温度調整ができます。

 

真夏の昼間は確かに暑いですが、夜、日が暮れると熱がこもらずに外に逃げ、快適さを保ちますし、冬には結露対策も期待大です。

 

気密性が高くクーラーが効きやすいメリットがRC構造にはありますが、沖縄の木造住宅のように通気性が良く熱がこもらない暮らしでは、クーラーに頼るばかりにならず、電気代の節約にもなりますよね。

 

湿気調整ができますから、カビの繁殖対策にも効果はあり、種類によっては、ヒノキチオールなどの細菌に強い成分を持つ木材もあります。(檜など)

 

 

沖縄の注文住宅で木造住宅が人気


最初の項で少し触れましたが、沖縄の木造住宅の魅力には、木材と言う素材の自由度があります。

 

木は削ったり重ねたりと、昔ながらの職人の技術でいかようにも変化しますよね。枠組みにコンクリートを流し込むRCやSRC構造では、こうは行きません。

 

【 沖縄で木造住宅を建てるメリット③ 】

 

☆ 建売住宅のような規格的な一戸建てマイホームであれば、RC構造(SRC構造=鉄骨鉄筋コンクリート構造)でも、安く仕上げられるケースはありますが、特に注文住宅ではこの差が顕著です。

 

・ 自分達の理想とするイメージがある…、注文住宅でマイホームを建てたい家庭であれば、コストパフォーマンスが期待出来て自由度が高い、沖縄の木造住宅は、希望が実現しやすいのではないでしょうか。

 

余った木材を家具に使用したり、木材の自由度を生かして丸みを持たせた温かな住宅も見受けられます。

 

また、この木材の自由度は、最初の項でもお伝えしたように、修繕やリフォーム、建て替えもしやすいです。

 

そのために暮らす家族の変化に合わせて、部屋を増築したり改築したり…、定年後にはバリアフリー住宅へのリフォームも、より進めやすいのではないでしょうか。

 

 

沖縄の木造住宅、耐久年数への対策


沖縄の木造住宅でよく聞く心配の声が、「木造は耐久年数が短いのでは?」と言うものです。

 

確かに、固定資産税から見てみると、RC(鉄筋コンクリート)構造などの他の構造住宅が47年であるのに対し、沖縄の木造住宅は22年とされています。

 

戦後すぐの沖縄で次々と建てられた木造住宅である「規格家(きかくやー)」がかなり脆く、台風であっけなく吹っ飛んだとされるのも、「木造住宅は脆い」イメージが付いたのかもしれません。

 

ただ、この時代の「規格家(きかくやー)」は木材が足りない時代に応急処置的に次々と建てられた家々で、木材の素材もかなり悪く、建築方法も台風対策が取られていない工法でした。

 

【 沖縄の木造住宅☆耐久年数が長くなる秘訣 】

 

☆ まず、同じ沖縄の木造住宅でも、木材の素材によってその強度はかなり違いますし、台風の多い沖縄の風土に適した工法を選ぶことが大切です。

 

・ さらに沖縄で木造住宅を建てた後には、計画的でこまめなメンテナンスが、長持ちさせるポイントです。

 

…幸い沖縄でも木造住宅は修理修繕も、より安価に進めることができますから、人の体と同じで、早期発見早期修繕を繰り返すことで、より長持ちします。

 

そもそも、現代の沖縄の木造住宅の耐久年数は、適した木材と工法、シロアリ対策などの技術をもって建てられた家が多く、気軽に立て替えが出来るために耐久年数が22年とされるものの、本来は50年以上が多いです。

 

 

湿気の多い沖縄木造住宅でのシロアリ対策


沖縄で木造住宅において耐久年数と共に多く言われるデメリットは、「シロアリ」ですよね。湿気の多い沖縄では木造住宅はシロアリが沸きやすいと心配されます。

 

この点も、長年の工夫と技術によって、シロアリ対策が取られるようになりました。

 

【 沖縄の木造住宅☆シロアリ対策 】

 

☆ 近年では基礎部分のコンクリートの継ぎ目をなくし、シロアリが侵入するスキを作らない工法など、さまざまな対策が見受けられます。

 

・ また現在の沖縄木造住宅では、基礎を底上げして風通しを良くし、湿気を抑えることでシロアリが沸きやすい環境を防ぐケースが増えました。

 

…また、湿気を取り込みやすいコンクリート造で用いられた木材でも、シロアリが沸く傾向もあります。

 

ただ、「木造住宅」では木材に通気性がありますから、実は湿気がこもりにくく、多くの人々が想っているほどシロアリが沸きやすい環境ではありません。

 

 

沖縄の木造住宅、耐火性は?


「木は燃える」の思い込みから、沖縄では「木造住宅=火に弱い」とされていますが、実は木材には耐火性があることはご存知でしょうか。

 

【 沖縄の木造住宅☆耐火性 】

 

☆ 確かにRC構造などと比べると耐火性には劣りますが、最近では燃え移りにくい素材と組み合わせた木材なども産まれ、耐火性もグンと向上しました。

 

・ また、確かに小さい木材は燃えやすい傾向がありますが、大きな断面になると木材は燃えにくい性質があります。

 

沖縄の木造住宅の大きな柱などは断面が広いため、より燃えにくくなり、高温で折れやすい鉄骨構造の住宅よりも骨組みが残りやすい傾向もあるほどです。

 

鉄は火に強いですが、高温になると曲がる、折れる傾向があるために、階下の人々には危険にもなりますよね。木造住宅の骨組みであれば、上から折れた骨組みが落ちて来る…、などの危険も、より少なくなります。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか、今日は沖縄で木造住宅の着工が近年急増しているに辺り、「なぜ沖縄で今、木造住宅に人気が集まっているのか…。」が分かる、そのメリットとデメリットをお伝えしました。

 

昔は沖縄の住宅と言えば、個人の一戸建てマイホームであっても、RC(鉄筋コンクリート)構造…、と言うのが定説でした。

 

けれども、月日の流れにより木造住宅のデメリットを補うだけの技術も進み、注目されるようになりました。

 

また正しい情報が広まることで、多くの家庭でより安心して沖縄でも木造住宅を選ぶことができるようになり、コストパフォーマンスとのバランスを取って、選ばれる傾向が産まれています。

 

 

まとめ


木造住宅のメリットとデメリット

・他の構造に比べてコストが安い
・吸放湿性により適度な湿度を保つ
・通気性がよく、ダニや細菌に強い
・木材の自由度が高く注文住宅で人気
・リフォームや増改築がしやすい
・耐久年数の短さはこまめなメンテナンスで解消
・シロアリに弱いが、近年対策技術が向上した
・耐火性でも他素材との組み合わせで向上している

 

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