沖縄の家購入で意外に見落としがちなポイントが、業者の担当者とのイメージ共有です。中古住宅や建売住宅、注文住宅などさまざまな沖縄の家がありますが、どのケースでもパートナーとなる担当者の力は大きくなります。
例えば、建売住宅や中古住宅であれば、購入したい理想の沖縄の家がお互いに明瞭にハッキリしていることで、ドンピシャの物件が現れた時、担当者はすぐに対応できて、取り逃しがありません。
また注文住宅であっても、設計担当者などとの細かな打ち合わせを重ねるなかで、完成イメージが体感として、お互いにハッキリとイメージできるほど、沖縄の家購入後に満足している傾向です。
この業者の担当者と家族が、理想の沖縄の家を共有するためには、いくつかのポイントがあります。
そこで今回は、確実に満足できる沖縄の家を購入するために不可欠な、希望を的確に伝えるためのポイントや注意点をお伝えします。どうぞ参考にしてください。
理想の沖縄の家を購入するなら、
担当者とのイメージ共有が必須!
相性の良い担当者との出会いは必須
沖縄で家を購入するにしても建てるにしても、相性の良い担当者との出会いがマイホーム成功への大きなポイントです。
良い営業担当者・悪い営業担当者などを解説する記事はありますが、家族によって都会で近代的な生活がしたいパターンや、少し外れた地域でロハスな暮らしをしたい家族など、希望はそれぞれ違いますので、「自分達にとって」相性の良い担当者を探してください。
担当者とは、新築であれば住宅展示場のモデルハウス(注文住宅)やモデルルーム(分譲マンション)、オープンハウスやオープンルームの他、直接不動産会社などを回る時にも出会います。
【 沖縄の家購入☆担当者との出会い 】
● 多くは最初に自分達に付いた人が担当になりますが、モデルハウスやオープンルームなどを見学した時には、アンケートを依頼されて回答した時の営業が担当者になるのが通例です。
→ ですから、もしもモデルハウスやオープンハウス(ルーム)などでの営業の対応があまり良くなかったり、話が通じないなどの問題を感じた場合には、その時にはアンケートを回答することを敢えて断り、後日また訪れる方法もあります。
中古住宅や建売住宅などの場合、沖縄で家を購入しようとなると、不動産会社に電話をしたり、足を運んで良い物件があるかどうか…、相談をする方も多いですよね。
このような場合には、訪問した時に最初に受けた営業がそのまま担当になり、ヒアリングした希望条件を元に物件を紹介してくれますが、どうしても相性が悪いと感じた時には、思い切って変更を依頼することになります。
【 沖縄の家購入☆担当者との相性は大事 】
● 希望条件が適切に伝わらない場合、せっかく大金を払い購入するマイホームも、暮らしにくいと後悔をしながら毎日を過ごすことにもなり兼ねません。ここは思い切って、ツーカーでよりイメージを共有できそうな担当者に変えてもらえた方が良いです。
→ ただ沖縄の注文住宅の家では、特にハウスメーカーなどになると、業者に相談をしても担当者を替えることができない場合があります。
※ このような時には、やはり大きな買い物ですので、建てた後のアンケートなどから鑑みても、思い切って業者自体を替えるくらいの姿勢の方が、建てた後に後悔しません。
特に沖縄の注文住宅は完成イメージを共有しなければなりません。
注文住宅の場合ハウスメーカーの他に、地元の工務店、設計事務所への選択肢がありますが、設計事務所で相性が悪いようであれば、設計事務所自体を替える選択も視野に入れておくことをおすすめします。
できれば3Dなどに起こしてイメージを具現化し、お互いに共有できるサービスがあるとより安心です。
ぜひ、お互いのゴールとなる理想の沖縄の家イメージを共有でき、信頼できる担当者を選びましょう。
そもそも、「理想の沖縄の家」を明瞭にしておく
しっかりと理想の沖縄の家が伝わるためには、いくら相性の良い担当者であっても担当者任せにすることは危険です。
沖縄の家づくりで後悔した声を深く聞き進めていくと、最初のプランニングの段階でプロである業者の担当者に任せ過ぎた、依存しすぎた…、との声が多くあります。
いくら信頼のおけるプロであっても、それぞれの理想の沖縄の家の形までは分からないと考えてください。
ですから、担当者とイメージ共有をするために、最初に家族で「理想の沖縄の家」をハッキリと形にする話し合いを進める必要があります。
では、どのようなポイントで話を進めて行けば、具体的なイメージが出るのでしょうか。
【 沖縄の家購入☆家族での話し合いポイント 】
● 雑貨などの買い物とは違い、沖縄で家を購入するとなると30年以上など、長い期間住み続けますので、暮らしの変化を想定したイメージづくりがポイントです。例えば…、
(1) 沖縄の家に何年住みたいのか?
→ 昔は一度マイホームを購入したら終の棲家と考える人が多かったのですが、最近では生活の変化に合わせて柔軟に住み替える人々も増えてきました。
※ 例えば、子ども達が独立した後も住み続けるのか、夫婦2人暮らしに適した住まいに住み替えるのか…、など、将来的な住み替えの可能性まで検討してください。
(2)家族構成の変化
→ 沖縄では家を結婚や第一子出産などのタイミングで購入する家族が多いです。この場合、将来的に子どもが増える可能性がありますし、子どもの成長に合わせて必要な部屋も変わってきます。
※ 子どもの成長過程に合わせた、将来的なリフォームの可能性までイメージして希望条件を検討してください。
このようなことから、多くがライフプランニングを最初に立てて、将来的な時系列のイベントを想定して沖縄の家の希望条件を整理する家族が多いです。
また沖縄の家購入時点では、どうしても一家の主であったり、夫婦のみの希望ばかりが反映されがちですので、家族全員の希望条件に見合っているかどうかも配慮してください。
【 沖縄の家購入☆家族の理想も把握しておく 】
● 最も安心できるのが、家族全員が話し合いの前に、それぞれに沖縄の家の希望条件を下記出しておく方法です。
→ ただ、家族間でもイメージ共有をすることは難しいことが多いので、視覚的に伝えられるように工夫をすると分かりやすくなります。例えば…、
・ 雑誌やカタログからの切り抜きを活用する
・ 間取りを描いてみる(理想的な間取りを見つけたら取っておく)
…などなどです。
話し合いの場では決してパソコンなどがある訳ではありませんし、そのイメージを元に話し合うことを考えると、できれば紙に印刷された参考イメージが理想的ですが、ipadなどを活用して、ピンタレストやインスタグラムなどを活用するのも良いかもしれません。
この時に活用した参考イメージなどの資料は、そのまま業者との打ち合わせに活躍します。
現在の暮らしでのマイナスを解消する
ただ、沖縄で家を購入しようとは思うものの、具体的なイメージに絞り込むほど、そもそも理想の沖縄の家をイメージできず、漠然としてしまうケースも少なくはありませんよね。
このような場合には、現在の暮らしで不便であったり不満な要素を書き出すことで、この不便や不満を解消する沖縄の家を目指すのも一案です。
また、現在の沖縄の家の不便・不満点だけではなく、今の暮らしを見返してみて、趣味から導き出した理想であったり、家具や持ち物から導き出す、沖縄の理想の家もあります。
【 沖縄の家購入☆マイナス要素を解消する 】
● 現在の暮らしぶりから、理想的な沖縄の家イメージを導き出す方法です。
(1) 今の暮らしでの不便や不満をリストアップする
→ 例えば、キッチンが窮屈で料理がしにくい(暗い)、外の音が気になって眠りにくい、収納スペースが少ない、陽当たりが悪くて洗濯物が乾きにくい、…などなど、日常のささいな不便や不満で良いのでリストアップしてみてください。
(2) 今の暮らしで大切な要素をピックアップする
→ 例えば、骨とう品を集めたり、食器が好き…、などの趣味があれば収集スペースを設ける方法もあります。またアウトドアの趣味があるならば、広い玄関に道具が収納できるようなウォークインクローゼットがあると便利です。
(3) 新居に持っていきたい家具や道具をリストアップする
→ 新居に移動する予定の家具類は全て奥行・縦横を計って、それぞれリストアップしておくと、打ち合わせ時にも共有できて便利です。
※ また、例えば大量のマンガを持っていきたいなど、新居へ移動したい持ち物から優先順位が見えてくることもあります。マンガや書籍が多い場合は、壁一面に本棚を付ける、階段の下におしゃれな本棚スペースを設けるなどの設計アイデアも一案です。
…以上のような事柄を、ひとつひとつピックアップしていくと、自然と理想の沖縄の家イメージが現れてくることは多いです。
特に趣味は沖縄の家で希望条件のメインとなることが多く、例えばサーファーの家であれば屋外にシャワースペースがある、外からすぐ入ることができるバスルームなどが出てきます。
沖縄の家で多い「ガレージハウス」も、車が好きなら思い浮かぶのではないでしょうか。
優先順位がないとブレる
「理想とする沖縄の家」の条件は、最初はあまり出なかったとしても、一度イメージが沸きあがってくるとどんどん出てくる方がほとんどではないでしょうか。
特にモデルハウスなどを見学してきた後では、ワンランク上のラグジュアリーな家が印象に残ってしまって、どうしてもあれも欲しい、これも欲しいとなってしまうケースは多いです。
ですから、たくさんの理想の沖縄の家イメージが沸いてきたら、最後に「これは私が本当に欲しいものなのだろうか?」と実際の暮らしをイメージしながら、安全に返済できる予算に合わせて取捨選択する必要があります。
【 沖縄の家購入☆優先順位を付ける 】
● リストアップしたものを、蛍光ペンなどで色分けしたり、付箋に理想の沖縄の家の条件をリストアップして、それぞれを下記のようなカテゴリーに合わせてグループ分けをしてみてください。
・必ず必要な希望条件
・予算に合えば欲しい条件
…「予算に合えば欲しい条件」は、優先順位が低い沖縄の家の希望条件にはなりますが、業者との打ち合わせ時点ではリストに入れておく方が良いことがあります。
一般人としては「無理だろうな…」と思える条件でも、プロの視点から見ると工夫やアイデアによって予算内で叶えることが可能なケースも多いからです。
まずは何でも相談する姿勢で打ち合わせに臨んでみてください。
いかがでしたでしょうか、今回は理想の沖縄の家を購入するために不可欠な、相性の良い業者担当者を見つけるポイントと、担当者とのイメージ共有についてお伝えしました。
家族の間で以上のような内容を話し合いまとめたら、業者との打ち合わせに入ります。家族間で共有した雑誌の切り抜きやイメージ画像は、そのまま打ち合わせで活用してください。
また、現在の住まいへの不満や不便さのリストアップ、理想の沖縄の家の希望条件のリストアップは、リストの横に優先順位(必ずOR予算に合えば)まで明記して一枚の表に準備しておくと分かりやすいです。
沖縄の注文住宅の家では、希望条件が多くこだわりがあればあるほど、建築過程での打ち合わせ回数も増えてエネルギーが入りますが、こだわりの温度と予算に合わせて、建売住宅や規格住宅などを検討することもできます。
☆ 沖縄の家、注文住宅・建売住宅のそれぞれの特徴などについては、別記事「【沖縄の家づくり】注文と建売住宅☆それぞれのメリットとデメリット」などでもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
まとめ
業者に希望を伝えるポイントとは
・相性の良い担当者との出会いは重要
・ライフプランニングとともに希望を書き出す
・家族それぞれの希望を出して話し合う
・切り抜きや間取りなどイメージしやすい素材を使う
・現在の暮らしからマイナス要素をリストアップする
・優先順位をつけておく