【沖縄で家購入】戸建て住宅選びなら工法を知って検討する

2021/5/8

【沖縄で家購入】戸建て住宅選びなら工法を知って検討する
最近では沖縄の家選びの優先順位に「丈夫な沖縄の家」を挙げる人が増えましたよね。2011年の東日本大震災以降、地震や災害が身近になり、住まいの耐久・耐火性など、目には見えない部分を意識した沖縄の家選びが増えています。

地震などの災害にも強い沖縄の家選びをするのであれば、建物の躯体である工法や構造の知識は少しでも持っておかなければなりません。

一般的には木造か鉄筋コンクリート造(RC造)か…、などで区分けされますが、同じ木造でもいくつかの工法・構造があり、それぞれに特徴が異なります。

沖縄の家を建てるエリアや将来的なライフプランニングに合わせた増改築の可能性まで考えて、それぞれの希望に見合った工法・構造の沖縄の家を選びたいですよね。

そこで今回は、自分達の暮らしにあった丈夫な沖縄の家選びに欠かすことができない、住まいの工法・構造の基礎知識をお伝えします。どうぞ参考にしてください。

 

【沖縄で家購入】
戸建て住宅選びなら工法を知って検討する

 

工法・構造の種類とは

工法・構造の種類とは
一戸建て住宅では木造・鉄筋・鉄筋コンクリートの3種類の大枠工法のなかで、それぞれいくつかの構造に分かれます。

地元密着型の小さな工務店などでは、小さい規模でも予算を抑えた建築ができる、木造軸組工法が多いですが、ハウスメーカーなど全国チェーン展開型では工場で資材を大量生産して予算を抑えることができる木造木質パネル工法や2×4工法なども多いです。

ただ、高温多湿でシロアリ対策が不可欠な沖縄の家では、ひと昔前まで木造のシロアリ・湿気対策が不安視されてきたために、コンクリート造りが主流でした。

けれども今は、木造の沖縄の家でも通風環境を整えたり、シロアリ対策などの技術が発達したことを受け、より予算を抑えて自由度が高い木造を選ぶ人が増えています。

【 沖縄で家購入☆木造の種類 】

● 鉄骨造(S造)は地震にも強く鉄筋コンクリート(RC造)よりも軽量・割安に建つ点がメリットですが、アパートなどに使われる工法なので、ここでは木造と鉄筋コンクリート造の解説です。

(1) 木造の種類

・ 木造軸組工法 → 昔ながらの伝統的な工法です。本土では木造住宅の家がメインですので、全国的に見ると約7割がこの木造軸組工法を選んでいます。

・ 2×4工法(ツーバイフォー) → 2インチ×4インチの板を使うことから名前が付いたように、木材を壁や床の面として組み上げ、そこに構造用合板を釘打ちする工法です。そのため「枠組壁工法」とも言われます。

・ 木質パネル工法 → 「規格住宅」などとも言われ、工場でその家に利用する資材を作って現地へ運び、現地では組み立てるだけで完成する工法です。そのため、ハウスメーカーなど大手に多く見受けられます。

日本で棟梁がいて職人が建てていく、柱・梁・筋交いがある工法は木造軸組工法です。対して2×4工法は気候的に乾燥した寒い北米から輸入した工法なので、気密性・断熱性が高い特徴があります。

…では、鉄筋コンクリート(RC造)にも種類はあるのでしょうか。

【 沖縄で家購入☆RC造の種類 】

(2) 鉄筋コンクリート造(RC造)

・ ラーメン構造 → 鉄筋をコンクリートで包んだ資材で、梁や柱などの躯体を作る構造です。木造で言うところの軸組工法に似ています。

・ 壁式構造 → 鉄筋&コンクリートの壁や床を面として組み上げた構造となり、木造で言うところの2×4に似ています。

一般的に木造住宅に比べてRC造は融通が利きにくく、将来的な増改築を計画している人々には向いていないと言われていますが、木造軸組工法のように梁や柱で組み上げていくラーメン構造のRC造は、まだ将来的なリフォームの自由度が高いです。

 

木造工法、それぞれの特徴とメリットデメリット

木造工法、それぞれの特徴とメリットデメリット
ひと昔前は高温多湿の沖縄の家では、シロアリ対策としてコンクリート造信仰がありましたが、今では木造造の技術が発達し、シロアリ対策木材の腐朽を防ぐための通風環境を備えた構造や基礎が紹介されはじめ、木造の沖縄の家が急増しています。

割安に造られた昔のコンクリート造では耐久性がなく、建て替えが増えるなか、RC造を個人の沖縄の家で建てようとすると、どうしても割高になってしまうため、沖縄の注文住宅の家としては自由度が高いうえに費用も抑えて建築できる木造住宅はニーズが高いです。

【 沖縄の家購入☆木造軸組工法のメリットデメリット 】

(1) 木造軸組工法

《メリット》

細かな部分まで設計がしやすい。(より自由な沖縄の家づくりができるため、特に狭小住宅変わった形の敷地に建てる沖縄の家に、最も対応しやすい工法。)

・建築資材(木材)の種類が豊富で予算や希望に合わせた資材選びができる。
・将来的な増改築やリフォームに対応しやすい。

《デメリット》
広いスペースを作るのは不得手(吹き抜けなど)。
・大工さんの腕に頼る部分が大きい(質にバラつきが出やすい)。

木造であれば、軸組工法・2×4工法・木質パネル工法に関わらず、どれも湿気の多い沖縄では基礎部分の通風環境を含め、充分なシロアリ対策、換気対策が不可欠です。

沖縄で家を建てる工務店であれば、シロアリ対策が必須であることは理解しているので、それぞれにシロアリ対策を打ち出しています。内容を確認して比較検討をしてみるのも一案です。

【 沖縄の家購入☆2×4工法のメリットデメリット 】

(2) 2×4工法

《メリット》

●板を組み立てる施行方法なので、大工さんによるバラつきがなく品質が統一しやすい。

短い工期で完成しやすい。
気密性や断熱性が高く、クーラーや暖房が効きやすい。
遮音性に優れている。
耐震性に優れている(面で揺れを受け止めるため、四方に分散してくれる。)

《デメリット》
・壁や床を組み立てる工法は細かな部分に対応しにくく自由度が低い。
・気密性が高いため冷暖房が効きやすい一方、室内に空気がこもりやすい
・将来的なリフォームや増改築への対応が難しい。

…これからお伝えする木質パネル工法(規格住宅など)も同じことが言えますが、木造軸組工法とは違い、壁や床と言う面で組み立てる木造工法では、その後、構造用合板を釘打ちするので、充分なシックハウス対策などが難しい側面もあります。

【 沖縄の家購入☆木質パネル工法 】

(3) 木質パネル工法(規格住宅など)

《メリット》
・2×4工法と同じく、工場で資材を整えているので短い工期で完成し、大工さんの腕に頼ることなく、どの沖縄の家も品質が安定している。

・建築資材を工場で大量生産することが多く、比較的割安に建てることができる。

《デメリット》
・すでに規格された沖縄の家を元に建築資材を工場で生産するため、設計の自由度が低い。(特に狭小住宅や変形地に建つ沖縄の家には対応するのが困難。)

・工場で生産した建築資材(パネル)を運搬するため、周辺道路などの交通環境の確認が必要。

※ この他のデメリットは2×4工法と同じ

ひと口に「規格住宅」と言ってもその仕組みはさまざまですが、沖縄の家のなかでも今注目されているのが規格住宅です。

沖縄の注文住宅の家では、それぞれがオリジナルになるため割高になりますが、ある程度規格に沿ったベースの上で、オプションを付けていくタイプの沖縄の家は、「セミオーダーハウス」などとも言われます。

 

鉄筋コンクリート造の特徴とメリットデメリット

鉄筋コンクリート造の特徴とメリットデメリット
沖縄の注文住宅の家で鉄筋コンクリート造を選ぶ人は、まだそんなに多くはありません。鉄筋とコンクリートの双方を使うために、どうしても木造や鉄筋造と比較すると、建築費用が割高になるからです。

けれども最近では建売住宅の鉄筋コンクリート造(RC造)が増えてきました。

【 沖縄の家購入☆鉄筋コンクリート造のメリットデメリット 】

《メリット》
コンクリート造+鉄筋を採用しているため…

耐震性・耐火性・耐久性のどれに対しても優れ、さらに遮音性にも優れている。

《デメリット》
・建築費が割高
・工期が長い

鉄筋の質コンクリートの圧縮力が家の体力に影響するため、キチンとした実績と技術を持ち合わせた施工業者を選ばなければならない。

ラーメン構造であれば、木造の軸組工法と同じく、より将来的な増改築にも対応できます。木質パネル工法と比較して、狭小住宅や変形した土地にも対応はできますが、さらに割高になると考えてください。

いかがでしたでしょうか、今回は自分の理想に見合った沖縄の家を建てるために知っておきたい、木造や鉄筋コンクリート造(RC造)、それぞれの工法や特徴、メリットデメリットをお伝えしました。

一般的には沖縄で家を建てる際には、限られた予算内でプランニングをしますから、より自由に余裕を持ったプランニングをしたいと考えると、木造住宅の方が余裕があります。

鉄筋コンクリート(RC造)の沖縄の家になると、木造住宅よりも重い点にも注意をしなければなりません。例えば地盤の強化基礎部分の対応まで配慮して、予算立てをしてください。

☆ 沖縄で家を建てる第一歩になるプランニングについては別記事「沖縄での注文住宅☆打ち合わせの大まかな流れと内容」、建売・注文住宅については「【沖縄の家づくり】注文と建売住宅☆それぞれのメリットとデメリット」などでお伝えしています。

まとめ

住宅の工法・構造とそれぞれのメリットデメリット

●木造

・軸組工法(自由度が高いが職人に頼る側面もある)
・2×4工法(耐震性や気密性に優れているが自由度が低い)
・木質パネル工法(割安で短期納期だが自由度が低い)

●鉄筋コンクリート造(RC造)
→気密性、耐久性、耐火性、遮音性に優れているが、建築費が高い

・壁式構造
・ラーメン構造(より増改築にも対応できる)

 

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