沖縄の不動産査定で評価を上げる☆業者が見る5つのポイント
2021/1/13
沖縄の不動産査定では、せっかく査定を受けるのですから、評価を上げたいと考えるのは当然ですよね。ただ、築年数が長かったり、汚し盛りの子どもがいた家庭では、最初から諦めてしまうことも少なくありません。
けれども沖縄の不動産査定で評価を上げることは、想像よりも簡単なことですので、沖縄で不動産査定を受ける前に諦めてしまうのは勿体ないとも言えます。
また、沖縄で不動産査定は売却のための最初の一歩と言えますので、ここでポイントを押さえておかないと、とても多くの損失を生んでしまったり、時には価格設定によって全く売れない…、なんてことにもなり兼ねません。
沖縄の不動産査定では、業者による販売活動の得手不得手による査定価格の違いは大きいものの、基本的に評価ポイントはある程度決まっていますので、そこを対策すれば査定価格が大幅に広がる傾向にあります。
そこで今回は、沖縄の不動産査定で評価を上げたい時に知っておくと便利な、業者が査定時にチェックする5つのポイントについてお伝えしていきます。
沖縄の不動産査定で評価を上げる☆
業者が見る5つのポイント
物件の修繕
沖縄の不動産査定において、物件の修繕状況は不動産の業者は必ずと言っていいほどチェックします。
まず、室内の汚れや間取り、部屋のにおいなどは物件の修繕されているか否かの対象となってきますが、このような部分は自分でも掃除ができますから、事前に大掃除を行って査定に臨んでください。
この沖縄の不動産査定のための掃除では、まず物を極力減らしてから始めることがおすすめです。
部屋の第一印象として、スッキリ・爽やかな空間は気持ちが良いものですが、このような部屋の多くは物が少なく、ごちゃごちゃしていません。
さらに物が少ない家では掃除がとても楽になり、隅々まで掃除が行き届きやすいので、まずは断捨離から進めるようにしてください。
それでは、続く沖縄の不動産査定へ向けた物件の修繕には、どのような個所があるのでしょうか。
【 沖縄の不動産査定☆修繕ポイント 】
☆ まずチェックしたいポイントは、壁の汚れや亀裂などです。特に沖縄には鉄筋コンクリート造などの家も多く見受けることができますが、コンクリートは亀裂が起きやすいので、細かくチェックすると安心です。
→ 外壁はもちろんのこと、内部のひび割れ、亀裂まで確認したうえで、小さな傷のようなひび割れであれば修繕しておいてください。
※ 壁の汚れは特に白い内装では注意をしてください。スイッチまわりやキッチンなどの黒ずみの他、子どもがいる家庭では、子どもの目線に立って壁を確認することで、意外に多くの汚れを確認できます。
このような壁のヒビや汚れは、沖縄の不動産査定で業者が物件確認する際、一番最初に目に映りやすいです。
外壁は個人では修繕できない部分もあるのですが、内装は自分で丁寧に掃除をすることで取ることができる汚れも多くあります。
今ではクリーニング業者専用の洗剤も販売していますし、必要があればクリーニング業者にお願いをしてください。
また部屋の間取りやにおいですが、こちらも断捨離が有効です。
断捨離によって家全体をスッキリとさせ、なるべく無駄な家具は取り除いて部屋を大きく見せます。
特に喫煙者や香水を使用している方、ペットを飼っているお家では、日ごろの小まめな消臭が功を奏しますので、日ごろから物件査定の対策をしておくと後々楽です。
物件の周辺環境
沖縄の不動産査定では、その家の周辺環境もチェックポイントです。ただ、周辺環境に関しては事前に準備はできませんが、ある程度の査定価格相場を知るためにも、周辺環境による査定ポイントは理解しておいてください。
特に沖縄の不動産査定の場合、査定業者によって評価額が大きく違うことがありますが、販売価格が高すぎてもなかなか売却できずに築年数ばかりが長くなり、物件価値が下がってしまいます。
一方で、販売価格が低すぎても損をしてしまいますので、自分達の周辺環境からみる、不動産の価格相場を知っておくことで、適切な仲介不動産会社を選ぶことができる点がメリットです。
【 沖縄の不動産査定☆周辺環境のポイント 】
☆ 物件の周りに下記のような商業施設や公共施設がある場合、特に車社会で駅数自体も少ない沖縄では、比較的査定価格が上がる影響が出てきます。
・コンビニやスーパーマーケット
・病院など
・役所
・学校
・デイサービス
…などなど。
※特に高齢者の多い沖縄では、徒歩圏内にディサービスや病院などがあることで、査定価格が上がりやすいです。
また、地方エリアでは敷地内に駐車場を設けるケースが沖縄では多いのですが、浦添市や那覇市などの都心部では土地価格の高さから充分な駐車場スペースを取ることができないケースは多いので、駐車場が近郊にあることは大きなポイントとなります。
また、大通り沿いなどで車道の騒音が気になる物件も、沖縄では不動産査定の評価に響いてくることは否めません。
沖縄の不動産査定では、このような物件の周辺環境は理解をして、自分の不動産の査定相場観を持っておくと、売却計画も立てやすいです。
最新設備が設置されているかどうか
また、特に沖縄の不動産査定のなかでも分譲マンションなどにおいては、最新設備が設置されているかは物件の評価に大きく関わってきます。
例えば、買い手の立場に立って考えると、内装を確認するときに古い設備だと、毎日の暮らしに使いにくいとして、印象も悪くなりがちですよね。
ですから沖縄の不動産査定の際にリフォームなどでお金を掛けるのであれば、上限を設定しながら設備を意識した方が良さそうです。
【 沖縄の不動産査定☆最新設備 】
☆ 沖縄の不動産査定では家事に便利な食器乾燥機の他、近年ではシンクにおいて生ごみをそのまま排水溝へ流すこともできるディスポーザーなども人気です。
→ また、太陽光発電システムが導入されている家は評価ポイントも高いのですが、設置年数や管理状況も重要になります。
※ また、太陽光発電システム+オール電化(エコキュート)搭載の家はやはり評価額も高いです。さらに蓄電池が付く家は、近年の流れであるエネルギーゼロの家(ZEH住宅)として、状態によっては評価を得やすくなります。
沖縄の不動産査定でこのような最新設備をアピールするならば、設置年月やメンテナンス暦を今一度確認してください。
自分の物件が他の最新の設備の物件と比べてどのようなものかを調べることで、査定業者と対等な話ができるかもしれません。
物件の築年数
沖縄の不動産査定に限らず、物件の築年数が評価の基本ですよね。では、どのような基準で築年数が影響するのでしょうか。
【 沖縄で不動産査定☆築年数 】
☆ 築年数は約5年のペースで査定の価格が変動すると考えてください。この約5年の区切りで査定の価格は大きく変わってきます。
→ 一般的に築5年で70%、築10年で50%、築15年で30%、築年20で10%ほどの価格の低下率です。
沖縄本島だけでも、那覇市や浦添市などの中心部では新築を好む買い手が多いため、より築年数が査定価格に影響しやすい一方、北部や南部の地方では、築年数による査定額の評価が大雑把なケースもしばしばあります。
(そもそも、新築があまり頻繁に出ない地方では、新築ほど細かな年数による判断をしていない場合も少なくありません。)
ただしこのような事情から、エリアによっても沖縄の不動産査定における、築年数による価格の変動はさまざまでもあります。
物件の築年数により価格は大幅に変わってくるので、物件の査定や売却を考えている方は早めに行動をすることを心掛けましょう。
土地の形状
土地の形状は沖縄の不動産査定で大きく影響しますが、この「形状」とは、物件がどのような形や広さの土地に属しているかを差しています。
【 沖縄で不動産査定☆土地の形状 】
☆ 特に沖縄は絶景地の査定評価が高くなる傾向にありますので、評価の高い土地は景色もよく、日当たりが良いところが多いです。
→ 逆にそこまで沖縄で不動産査定の評価を得ることができない土地の特徴は、景色が悪く日当たりもよくない傾向があります。
このように沖縄の不動産査定では、明るさがないとどうしても暗い雰囲気の物件となってしまいがちです。日当たりが良いか悪いかは、沖縄の不動産査定において、評価基準に大きく響きます。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で不動産査定において、業者がチェックする主な5つのポイントをお伝えしました。なかには自分ではどうにもならないポイントもありますが、事前に対処できる項目も多かったのではないでしょうか。
物件の修繕などは、評価を上げる必須のテクニックなので、査定を視野にいれているなら施工することをおすすめします。
一度知ってしまえば、沖縄の不動産査定で評価を得るポイントはシンプルなので、取り組みやすく、査定段階で対策を取っておくことで、後々の内覧もスムーズです。
もし沖縄の不動産査定で評価を上げたい場合、まずは家のクリーニングから始めてみてはいかがでしょうか。
☆住み替えの資金計画については別記事「沖縄の住み替えでオーバーローンにならない3つのポイント」などもご参考ください。
まとめ
不動産の査定で業者がチェックするポイント
・物件の修繕状況(ヒビ割れや壁の汚れ)
・物件の周辺環境(徒歩圏内の施設や駐車場)
・最新設備(ディスポーザーやオール電化など)
・物件の築年数(5年ごとに価値が下がる)
・土地の形状(絶景地などは評価が高い)