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沖縄で初めての不動産売却☆「レインズ」って何?


沖縄での不動産売却では「レインズ」の言葉を良く聞きますよね。

沖縄で売却する不動産は、一般的にレインズに登録することで、よりスムーズな売却活動が期待できますが、このレインズ登録は仲介不動産会社が行います。

ただ、不動産会社では仲介を依頼するための契約(媒介契約)の種類によって、沖縄の不動産をレインズに登録する義務がありません。なかには意図的に、敢えてレインズ登録を行わない会社もありますので、注意をしてください。

ですから、沖縄の仲介不動産会社にはぜひ、レインズに登録してもらいたいものですが、「レインズ」とは何か、を理解していなければ、担当者と対等に話もできません。

それどころか時には売り主にとっては不利となる「囲い込み」などを行い(本文中で後述します。)、売り主としては損をするような不動産会社と契約することにもなり兼ねないことを考えると、まずは理解しておくと安心です。

この他にも、これから初めて不動産売却する方々のなかには、査定を依頼するにあたって、分からない事柄や疑問点もあり、不安を抱えるケースもあるのではないでしょうか。

今回は、沖縄の不動産会社では常識の「レインズ」について、予め売り主が理解しておきたい概要とポイントをお伝えします。

 

沖縄で初めての不動産売却☆
「レインズ」って何?

 

レインズ登録とは


沖縄で不動産の売却を計画した時、仲介を依頼する不動産会社との出会いとなるのが不動産査定ですが、この査定後の仲介依頼での話し合い前に押さえておくと、より安心できる事柄が「レインズ」です。

一般的に仲介依頼を受けた不動産会社は、扱う不動産物件をレインズに登録(レインズ登録)しますが、では「レインズ」とは一体どのようなものなのでしょうか。

【 沖縄で不動産売却☆「レインズ」とは 】

★ 「レインズ登録」は「指定流通機構」で、 簡単に言えば、今売りに出しているさまざまな物件情報が登録されているネットワークシステムです。

→ これをレインズでは「information」として公開していますが、この物件情報には、例えば外観や内装・図面など、細かいものまで全ての情報を開示しています。

※ さらに成約済みの物件もここに掲載されるため、仲介契約を交わした不動産会社のみならず、多くの不動産会社で情報を閲覧することができるシステムです。

つまり沖縄の不動産売却でレインズへの登録を必ずしたい理由には、売却物件のinformation(物件情報)を総合的にまとめて共有できるネットワークシステムとなるために、より多くの不動産会社の目に留まることを挙げることができます。

 

レインズ登録のメカニズム


ただ、不動産会社のネットワークシステムであるレインズは、買い手・売り手の方々が自由に利用することができるシステムということではありません。

沖縄の不動産売却でレインズに登録するためには、仲介不動産会社に依頼します。

一社の不動産会社のみと仲介契約を行う「専属媒介契約」を行う場合には、レインズ登録が義務付けられていますし、複数の不動産会社と仲介契約を行う「一般媒介契約」においてもレインズ登録が一般的ですが、確認をしておくと安心です。

【 沖縄で不動産売却☆レインズ登録を依頼 】

★ そもそもレインズは、国土交通大臣に任命された全国に4つある不動産流通機構が運営しているので、安心して利用することができるシステムです。

→ 沖縄の不動産売却でレインズを利用したいならば、まずは不動産会社に登録を依頼しなければなりません。

このように沖縄の不動産売却では、個人でのレインズ登録は無理です。不動産会社に仲介を依頼することで、はじめてレインズというネットワークシステムを利用することができます。

※ 不動産会社への仲介依頼(媒介契約)について、その契約の種類などについては、別記事「沖縄で不動産査定後の媒介契約☆注意ポイントと3つの種類」などでもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。

 

囲い込みに注意


ここで、沖縄の不動産をレインズに登録しているかどうか、仲介不動産会社に確認を取りたい理由のひとつには、意図的な「囲い込み」を避けることを挙げることができます。

この囲い込みは特に「専属媒介契約」を交わしたケースで起こりやすいので、専属媒介契約による仲介依頼を交わす場合には、特に注意をしてください。

【 沖縄で不動産売却☆レインズ登録をしない「囲い込み」 】

★ 沖縄に限らず、不動産会社のなかにはレインズ登録を敢えて行わずに、その物件情報を他の不動産会社と共有せず、仲介料を得ようとする「囲い込み」を行う会社があります。

→ 本来、専属媒介契約ではレインズ登録は義務なのですが、売り主がレインズについてあまり理解をしていないと、その実態を把握しきれません

この囲い込みでは、(沖縄含め)不動産会社はレインズ登録を行わないばかりか、他の不動産会社から物件の問い合わせが来た時にも、(まだ売却できていないのに)売買契約を終えたと返答するケースもあるほどです。

さらには長く売却が進まないとして、(本来は売り主が負担する必要のない)広告費などを請求してくることもあるなど、問題の多い不動産会社になり得ます。

このような囲い込みを行う不動産会社を見極めるためにも、売り主は沖縄でも不動産売却時には、レインズについて理解し、登録状況を確認しておくと安心です。

 

リアルタイムでinformation(物件情報)が公開


ただ、沖縄で不動産を売却する際、レインズ登録を必ず行わなければならない(一般媒介契約など)ということではありません。

では沖縄の不動産売却において、レインズ登録を行うメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

【 沖縄で不動産売却☆レインズ登録のメリット 】

★ 沖縄の不動産売却でレインズ登録を行うと、下記のようなメリットがあります。

・ 早期の売却成約に繋げることができる。
・ 買い手の手間を省くことができる。
・ 取引状況を随時チェックすることができる。

…などなど。

このようにさまざまなメリットが存在しています。やはり沖縄の不動産売却ではレインズ登録した方がいいと考えることができるのではないでしょうか。

レインズ登録によって開示されるinformation(物件情報)は、リアルタイムです。ですから、不動産売却をできるだけ宣伝したいという方々にも効果的であり、スムーズな売却成約に繋げることができます。

 

買い手の手間を省くことができる


前項の沖縄での不動産売却でレインズ登録によって、買い手の手間を省くことができるメリットがあることをお伝えしましたが、ピンと来ない売り主の方も多いのではないでしょうか。

ここで注目したいのは、複数の不動産会社と媒介契約を結ぶ「一般媒介契約」の場合、仲介不動産会社は必ずしもこまめに不動産の売却活動状況を報告しなければならない訳ではない、と言う点です。

ですから売り主としては、売却状況を知りたい時には問い合わせなければなりません。そこで役立つのが、レインズです。

【 沖縄で不動産売却☆レインズで手間を省く 】

★ 沖縄で不動産売却時、レインズ登録をしておくことで、リアルタイムで情報開示してくれるネットワークシステムによって、売却活動の状況をチェックできます。

…つまり、自身の不動産はそれぞれの不動産会社と媒介契約をすることになるものの、レインズ登録することで日本全国の不動産会社がつながるため、自分自身もレインズサイトから逐一情報共有できる、…と言うことです。

ですから目線を変えると、これから不動産を買おうと思っている人々にとっても、さまざまな不動産会社と交渉する必要がなくなり、物件探しの手間を一切省くことができます。

不動産売却を進める方々のなかには、買い替え事例も多いですよね。新居探しにも役立ちますので、沖縄で不動産買い替えにもレインズを活用してみてはいかがでしょうか。

 

売却対象物件の取引状況をチェックできる


沖縄で不動産売却時にレインズ登録について言及することを負担に思う売り主の声も多いです。これからパートナーとなる担当者に、疑いの目を向けることを避けたいと考える方々も多いですよね。

媒介契約を交わした不動産会社が行っているかどうかは、契約時に確認をせずとも、レインズサイトをチェックすることで解決します。

【 沖縄で不動産売却☆レインズ登録の有無を確認 】

★ 沖縄の不動産売却でレインズサイトを活用するメリットは、状況をタイムリーにチェックできることばかりではありません。

→ 売り主は、売りに出した物件のinformation(物件情報)をレインズサイトで確認することによって、不動産会社が正しく登録しているのかも確認することができます。

前述した「囲い込み」に代表されるように、不動産会社には信用できない業者もあることは否めません。いくら売却活動に力を入れても、他の不動産会社が成約してしまえば手数料による利益が入らないことを考えると分かりやすいのではないでしょうか。

けれども売り主にとっては、それでは売却がスムーズに進まず不動産価値は下がり続けます。そこでレインズサイトを賢くチェックして、囲い込み防止をしてください。

 

レインズ登録のデメリット


沖縄の不動産売却においてレインズ登録は、このようにinformation(物件情報)がリアルタイムで公開されることにメリットがありますが、逆にそれは売り主にとってデメリットとなってしまうこともあることは意識してください。

【 沖縄で不動産売却☆レインズ登録のデメリット 】

★ レインズサイトではあらゆるinformation(物件情報)が常に更新されて続けています。

→ ですから買い手の立場に立ってみると、常に出てくる新しいinformation(物件情報)に注目しやすくなる、…と言う点です。

ですから、沖縄の不動産売却においてレインズでは、スピーディーに買い手がつくというメリットがある一方で、同時にすぐに新しいinformation(物件情報)に隠れてしまい、売り残ってしまう率が高くなるとも言うことができます。

 
 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の不動産売却においてのレインズ登録の重要性と注意点、そのメリット・デメリットをお伝えしました。

沖縄も含め不動産売却ではレインズが存在しているからこそ、ここに不動産共通の巨大ネットワークシステムが構築されることになります。

それは売り主さんたちにとっても大きなメリットでもあり、同時に買い手の方々にとってもメリットは大きいです。

とは言え、売り主にとっては物件情報がどんどん多くの物件情報に埋もれてしまうなど、レインズ登録にはデメリットもあります。このようなデメリットもしっかり理解しながら、賢く活用してスムーズな売却を進めてください。

まとめ

査定の前に学びたい用語

・レインズに登録して物件情報を広く共有する
・レインズは不動産会社のみ登録できる
・レインズ登録義務を果たさない囲い込みに注意
・リアルタイムで物件情報が公開される
・買い手にとってもレインズによる検索は便利
・売り主は取引状況をタイムリーにチェックできる