沖縄でせっかくの新築物件を査定するならば、やはり損はしたくないですよね。住宅ローンがまだ残っている買い替えケースも多くなるので、残高よりも高い金額で売却したいところです。
待望の新築物件の購入は人生におけるハイライトのひとつといえます。住むために購入された場合は購入の時点で売却について考える方はあまりいないでしょう。
しかし、急な転勤などのやむおえない事情で事情が変わり、不動産を手放さなければならない、というケースもありえます。
35年など、長期の住宅ローンを組んでの住宅購入はリスク管理が欠かせません。変化が激しい現在はそのようなケースも十分考えられます。先を見据えて売却について知っておくことはマイナスになりません。
そこで今回は、沖縄で行う新築物件の不動産査定と、沖縄で新築物件の査定→売却で、損をしないための注意点をお伝えします。
新築物件を買った方、買う前の方も知っておくべき情報として参考にしてください。
沖縄で新築物件の不動産査定☆
損をしないための注意点
そもそも、新築物件とは?
まず、新築物件を購入したとしても一度でも入居すれば「中古」の扱いとなります。築1年以内であっても、誰かが入居していた場合には「新築物件」扱いにはならず、「築浅物件」です。
【 沖縄で新築物件の査定☆新築物件とは? 】
★ 築一年以内であっても、入居状況によって下記のように分かれます。
① 新築物件 → 建築工事完了(竣工)から1年以内で、入居暦のない物件です。
② 築浅物件 → 定義はないものの建築工事完了(竣工)からおよそ5年以内とされますが、築1年以内であっても、一度でも入居した物件は築浅物件となります。
今回は、建築工事完了(竣工)から1年以内の物件を購入して、すぐの売却を想定しての記事です。記事の中では実際に入居した物件でも、竣工後1年以内のものを「新築」と表記しています。
※ 築浅物件の査定や売却ポイントについては、別記事「沖縄の築浅物件の査定ポイント☆築5年以内の家を高値で売る」などでお伝えしていますので、こちらも併せてご参照ください。
沖縄で新築物件の不動産査定
沖縄で新築物件の不動産査定の強みは何より新しさです。竣工から時間が経っていないので建物もきれいですし、設備も最新であることが、なによりの強みです。
【 沖縄で新築物件の査定☆高く売却するポイント 】
★ しかし「新しい」という強みは時間と共に失われますし、人が住むことで築浅物件の扱いになるだけではなく、生活感も出てくるため不動産価値は減少していきます。
→ ですから、沖縄で新築物件の不動産査定→売却を思い立ったなら、スピーディーに動くことが重要なポイントです。
沖縄で新築物件の不動産査定の流れは、新築物件でも築浅物件でも、ひいてはその他物件と違いはありません。沖縄の新築物件査定で重要なのは、その早さです。
【 沖縄で新築物件を査定する流れ 】
★ まず、インターネット上のサイトで机上査定(簡易査定)を実施して、おおまかな査定額を把握し、不動産会社による訪問査定となります。
→ 今、ネット上ではネットを介して気軽にできる「机上査定」が注目されていますが、沖縄の新築物件査定においては、家屋の状態や近郊の状況まで確認しなければ、詳細な不動産価値は分かりません。
※ 実際に沖縄で新築物件を見る「訪問査定」によって、マーケット価格に近い査定額が分かります。
ですから、ネットの簡易査定はあくまでも不動産価値を計る目安とする程度として、訪問査定の際は必ず複数の不動産会社に依頼するようにしてください。
そして沖縄ではこの新築物件査定額をベースに、売主が販売額を決めます。
沖縄では新築物件の査定額は、不動産会社によって異なる可能性が高いので、複数の査定額を知ることが適切な販売額につながるためです。
新築物件の売却で損をしないための注意点
沖縄で新築物件売却には、まず査定依頼から始まりますよね。沖縄で新築物件査定を終えたら、仲介を依頼する媒介契約を交わして、仲介不動産会社を主導に売却活動へと進みます。
この売却活動で購入希望者が内覧に訪れ、気に入って購入となれば、いよいよ不動産の売買契約です。
一般的に沖縄では新築物件の査定依頼から売買契約までは、半年間を目安としていて、半年を過ぎると、多くは仲介不動産会社の見直しや、販売価格の見直しを進めています。
ただ、早いケースでは沖縄新築物件の場合、査定から数週間で売却に至ることもあるので、トントン拍子に進む可能性も想定してください。
そのため、沖縄での新築物件売却では、査定依頼前に売り主はある程度の知識を持っておくと、損失を避けることに繋がります。
まず、新築物件の売却で損をしないための注意点です。
【 沖縄で新築物件査定→売却までの注意点① 】
● 注意点①: 購入金額に比べて値下げしすぎない。
→ 一度でも住んでしまうと「新築」と謳うことはできなくなり、中古物件扱いになります。
※ 竣工から時間が経っていなかれば購入価格からの下落は少ないですが、それでも中古となるので購入価格のまま売ることは難しくなります。
買い手も割安感を期待するのですが、売り急ぐあまり適正な価格以上に安くする必要はありません。
沖縄での新築物件査定額の他、周辺の物件の販売価格やご自身の希望価格を不動産会社とよく相談して、販売価格を決めてください。
売れることは大切ですが、適正な価格で売ることはもっと大切だからです。
【 沖縄で新築物件査定→売却までの注意点② 】
● 注意点②: 新築物件でも内覧には力を入れる
→ 販売活動で必ず必要になるのが実際に物件を見てもらう内覧です。
※ 新築なのでリフォームの必要はありませんが、掃除を徹底してきれいな状態を用意してください。
内覧時の印象が悪ければ購入にはつながりませんし、部屋の汚れを理由に値引きを求められる場合もあります。
損をしないために内覧前は徹底的な清掃を実施してください。また、内覧前は生活感を消しておくことも有効です。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄での新築物件の不動産査定と損をしないためのポイントをお伝えしました。
沖縄に限らず新築物件を査定するうえで、その魅力は「新しさ」です。その魅力を最大限生かすためには、時間を意識した販売が必要となります。
沖縄で新築物件の不動産査定は、①ネットでの簡易査定→②不動産会社による訪問査定と言う流れでした。
沖縄で新築物件の訪問査定を進める場合には、マーケットにあった販売価格を決めるために複数の不動産会社への依頼が必要です。
ただし、沖縄で新築物件も査定基準としては、一度人が住むと「中古扱い」となりますので、注意をしてください。
とは言え、購入時そのままの金額は難しいものの、売り急いで安くし過ぎないようにすることも、納得できる売却のポイントです。
また、沖縄の新築物件査定では、周辺の市場価格とご自身の希望価格を加味していますので、この点も考慮しながら販売価格を決めていきます。
最後に、沖縄の新築物件で査定評価が高かったとしても安心せず、内覧の際は徹底的な清掃が重要です。買い主は不動産の専門かではありませんから、より第一印象や五感で決める傾向にあります。
そのため、内覧の印象は買い主にとってとても重要で、不動産価格にも影響する可能性があるからです。
沖縄で新築物件の査定額が高いケースでは、そのまま高い売却が期待できます。ただ、やるべき準備を忘れずに売却活動を進めていかなければ、時間ばかりが過ぎることも起き得ると考えてください。
まとめ
沖縄で新築物件の査定と売却のポイントとは
●新築物件の武器は新しさ
●不動産査定は必ず複数の不動産会社に依頼
●新築の不動産売却はでは時間を意識する
●売り急いで販売価格を安くしすぎない。
●販売価格は周辺の販売価格、自身の希望額を反映して決める
●新築でも内覧前は徹底的な清掃が必要