沖縄の新築戸建てを売却☆築年数や一年で見るベストタイミング
2020/11/8
沖縄では新築戸建て物件の売却相談は多いです。せっかく新築で購入した戸建て住宅でも、売却しなければならない事情には、転勤や子どもの通学など、住んでみなければ分からないこと、突然の出来事など、さまざまな事情があります。
沖縄でせっかくの新築戸建てを売却するのですから、少しでも高い価格で売りたいですよね。売却後に違う家を購入して住む「住み替え」を計画しているのであれば、この売却価格が大きく住み替え計画に影響するので、なおさらです。
ただ、そのためには沖縄でも「新築」だからこその売却のタイミングや、一年を通した売りの時期を把握した売却活動が役立ちます。
そこで今回は、沖縄で新築戸建てを売却する時に役立つ、売りのタイミングについてお伝えしていきます。住宅の築年数や一年の動きを見て賢く売却してみてはいかがでしょうか。
これから沖縄で新築戸建ての売却を検討しているのでれば、どうぞ参考にしてみてください。
沖縄の新築戸建てを売却☆
築年数や一年で見るベストタイミング
沖縄での新築戸建ては、早めの売却を
沖縄の新築戸建ての売却に限らず、どんな家でも築年数の浅い方が売れ、古い家はなかなか売れません。ですから、できるだけ早めの売却がおすすめです。
ここでは新築戸建ての売却タイミングとは少し離れますが、戸建て不動産の築年数による価値について、目安をお伝えします。
【 沖縄で新築戸建てを売却☆築年数による価値の目安 】
★ 沖縄では新築戸建てを売却する際、下記のような節目があり、この節目を超える前と後とでは、評価額に大きな差が出てくることを考慮して売却活動を進めてください。
・ 築1年 → 一般的に「新築」としての希少価値があるのは、「築1年」までです。
(ただし定義としては、築1年までで未入居の場合のみですので、一度住んでいると「新築」と言えないこともあります。)
・ 築1年~3年 → キチンとした定義はありませんが、築1年まででも一度でも人が入居したことがある物件は「築浅物件」との名称で販売されることが多いです。
※ また築1年~3年、仲介不動産会社によっては築5年までの期間を、「築浅物件」として販売するケースもあります。
・ 築10年 → 築10年を超えると、不動産価格が大きく下がりますので、売り手としては築10年を超える前には売却を済ませてしまいたいところです。
(けれども、買い手はこの「築10年で価値が下がる」ことを知っているケースが多いため、築10年目の物件は中古市場においては最も人気と言えます。)
・ 築20年 → 築20年を境目に、この年数を超える戸建てはほとんど価値が無くなり、買い手を見つけることは難しくなるので注意をしてください。
今回は沖縄で新築戸建ての売却についてお伝えしているので関係はないのですが、もしも築20年超えの不動産を売却しようとすると、残るは土地の価格のみとなり、建物自体の価値はなくなるケースが多いです。
ですから、古すぎて住宅に値段が付かない場合は、建物を解体して更地として売りに出した方が、買い手を見つけられる場合もあります。
また、どうしても古い家を売却しなければならないときは、リフォームなどで市場価値を回復させる方法もひとつです。
戸建ては価格が下がりやすい
沖縄で新築戸建ての売却プランを立てるとして、特に「戸建て住宅」の場合、価格が下落するスピードが速いので、より高く売却をしたいのであれば、迅速な動きがポイントとなります。
【 沖縄で新築戸建てを売却☆木造戸建て 】
★ 沖縄で近年多い新築戸建ては木造の場合が多く、鉄筋コンクリートの集合住宅に比べて古いものの資産価値が低いからです。
→ 築年数が一年変わるだけで家の価値は大きく変わるので、戸建ての売却にはできるだけ早い決断が重要となるでしょう。
「新築」や「築浅」物件の1年間は希少価値となりますので、これを意識して売却活動を進めてください。
1~3月がお得なタイミング
さらに、沖縄で新築戸建てを売却するとして、1年のうちの売却するタイミングを狙うならば、人々が動きやすい1~3月がおすすめです。
【 沖縄で新築戸建てを売却☆1年でのタイミング 】
★ この時期は転職や子供の進学などが4月に控えているため、その前に住宅を購入したいと考えている人が多くなりますので、このような人々を狙った売却活動を進めてください。
→ 特に3月時期は4月の新生活を控えて急ぎ準備を進めている買い手は、意外にもおおいです。その際、同じ条件で似たような物件が並んだ時、買い手としてはクーラー設備が付いている、なかには家具家電付きの家を好む傾向もあります。
沖縄で新築戸建てを売却したいと考えるものの、周辺に似たような物件が並び、競合が多いと感じているのならば、クーラー設備付加や家具家電付きなど、(築1年と言うことは、クーラーや家具家電などの設備も新しいので)そのまま置くのも良いかもしれません。
ですから、沖縄で新築戸建ての売却活動において、新生活がスタートする前の1~3月は1年の中で最も需要が高まるタイミングだと言えます。
また、需要が高まるということは買い手が見つかりやすく、条件に合う優良な買い手に売却することができる点も魅力です。
また買い手が増えることで、家の売却金額も他の月と比べて高めに設定することができるのではないでしょうか。
3ヶ月前までには売り出しを
ただし、沖縄で新築戸建てを売却するとして、前項のように最も需要の高い「1~3月」に売却を考えているのならば、最低でもその3ヶ月前までには売りに出してください。
【 沖縄で新築戸建てを売却☆予定の3ヶ月前から売りに出す 】
★ 沖縄で新築戸建ての売却を決めれたからと言って、すぐに家が売れるというわけではありません。
→ 売り出してから売却が完了するまでは、一般的に80日から100日程度が目安です。
住宅を売りに出してから売買契約が完了するまでには、購入希望者の内覧があったり、条件を交渉したりする時間が必要となります。購入者が新生活スタートに合わせて入居するために、十分な時間の余裕を持たせることが大切です。
売り出し前にやらなければならないこと
また、沖縄で新築戸建ての売却を決めたら、売り出しの前にもやらなければならないことがいくつかあります。
【 沖縄で新築戸建てを売却☆売り出し前の準備 】
① まず、売却する家の相場を調べてください。 … 売却額を予想することで買い手との交渉に使えるだけでなく、間違った査定額を提示する悪徳業者に騙されなくなります。
② 次に、売却する家を査定に出して実際の価値を確認します。 … ここでも悪徳業者に騙されないように、複数の会社に査定を依頼してください。
③ 最後に、仲介業者を決定してください。 … 仲介業者の中にも悪徳な会社は存在するので注意が必要です。騙されて損をしないために、十分信頼できる仲介業者を選ぶことが大切です。
これらの手順を踏まえるため、沖縄で新築戸建てをスムーズに売却するためには、売り出し前にさらに準備期間が必要となります。
ここで不動産会社を選んだり、仲介をしてもらうための媒介契約を交わす際には、不動産会社を選ぶポイントを理解して選択することや、「媒介契約」の種類を理解して決断をしなければなりません。
詳しくは別記事「沖縄仲介業者の見極め方☆マイホーム売却のパートナー選び」や、「沖縄で不動産査定後の媒介契約☆注意ポイントと3つの種類」などでもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で新築戸建てを賢く売却するために知っておきたい、売りに出すタイミングや、少しでも高く売却するためのポイントをお伝えしました。
特に、今沖縄の新築物件に多い木造住宅の場合、時間の経過による評価額の下がり方が顕著ですので、「新築」「築浅」としてのプレミア期間は去ることながら、その後もなるべく早い段階からの迅速な動きがポイントです。
住宅の売却は大きなお金が動くことになります。なるべく良い条件で売却できるタイミングを知り、それまでに十分な準備をしておくことをおすすめします。
まとめ
新築戸建て物件を高く売るポイント
・築年数が重なると売れなくなる
・戸建ては特に価格の下落が激しい
・1~3月が売却するおすすめのタイミング
・売却予定の3ヶ月前までには売りだそう
・売り出しの前にも様々な手順がある