沖縄の新築戸建てだけど住み替えたい☆住宅ローンが残る時の対処法

2020/11/2

沖縄の新築戸建てだけど住み替えたい☆住宅ローンが残る時の対処法
沖縄では今、新築戸建て物件の住み替え希望による相談が増えています。沖縄で新築したものの、住み替えに至る理由には、購入した時には予想も付かなかった、様々な理由がありますよね。
 
沖縄で新築戸建てを購入した後、住み替えを考えている人々のなかには、転勤で引っ越しをする必要があったり、出産で家族が増えたことで、思った以上に手狭になったりした相談などがあります。
 
しかし、現在の家のローンがまだ残っている沖縄の新築物件の場合、住み替えはできるのでしょうか。
 
そこで今回は、住宅ローン残高があるのに、沖縄の新築戸建て物件の住み替えを希望している場合の対処法についてお伝えします。ぜひ参考にしてください。
 

 

沖縄の新築戸建てだけど住み替えたい☆
住宅ローンが残る時の対処法

 

ローン残高があると住み替えができない?

ローン残高があると住み替えができない?
冒頭で、沖縄の新築戸建ての住み替え希望者が多いことをお伝えしましたが、基本的には、ローンが残っている住宅では住み替えができません。住宅ローンが残っていると抵当権が抹消できないからです。
 
この点が、今沖縄で新築戸建てからの住み替えをしたい人々が、「今すぐには住み替えはできないんじゃないか…」と考えている理由です。
 
では、この抹消できない「抵当権」とは、どのようなものなのでしょうか。
 

【 沖縄の新築戸建てから住み替え☆抵当権 】
 
★ 沖縄の新築戸建てからの住み替えで二の足を踏むきっかけとなる「抵当権」ですが、これは金融機関などが住宅を担保にするための権利です。
 
→ ローンの完済が難しい場合は、この権利を用いてローンを貸した銀行などが住宅を売却します。
 
※ したがって、ローンを全て払い終わって抵当権を抹消した後でなければ、基本的には住宅の売却は不可能なので、沖縄の新築戸建ての住み替えケースでもできませんが、「住み替えローン」など、いくつかの方法はあります。

 

ですから、住宅ローンがまだまだ残っている段階で、沖縄の新築戸建てからの住み替えを検討しているのであれば、まずは、今住んでいる家のローンはどのくらい残っているのか確認し、それを完済できるだけの資金を調達することが先決です。
 

 

戸建ての売却費でローン完済

戸建ての売却費でローン完済
まず、沖縄の新築戸建てからの住み替えを検討した時、現在の住宅ローンの残高がそれほど多くない場合には、戸建ての売却費でローンを完済することができるかもしれません。
 
そのためには、現在住んでいる家の査定が必要です。どのくらいの金額売れるのかを知り、ローンの完済に足りるかどうか確認しましょう。
 

【 沖縄で新築戸建てから住み替え☆売却費で賄う 】
 
★ 査定の際は、複数の不動産会社に査定を依頼するようにしてください。
 
→ 意外と依頼する業者によって査定価格に大きな差が出ることもあります。買い替えの場合には特に切実ですので、確実に比較検討をして進めると安心です。

 

もちろん、基本的に不動産会社は家の状態周辺の環境、交通機関へのアクセスなどを見て家の相場を決めます。
 
しかし査定する会社によって、得意分野なども変わるために査定額は変動しますので、いくつかの不動産会社を比較して、一番条件の良い会社に売却をお願いし、媒介契約を交わすことが重要です。
 

【 沖縄で新築戸建てから住み替え☆売却価格の変化 】
 
★ また、特に沖縄での新築戸建ての住み替えでは、時間が経過するごとに著しく売却価格は下がりやすい傾向にありますので、この点には注意をしてください。
 
→ 査定額が出てから数カ月と長い時間検討して、売却活動へ移るオーナーもいるのですが、新築の場合には1年を超える・超えないで、その家の価値が急激に下がります。

 

その後も、築年数が上がるほど戸建ての価値は急降下し、売り手が見つからなかったり安い価格で売らなければならなくなったりするため、せっかく沖縄の新築戸建てだったのに、住み替えが難しくなるケースは少なくありません。
 
ですから、沖縄の新築は希少価値と捉えて、住み替えを決めたらすぐに売却の手続きに移ることをおすすめします。詳しくは別記事「沖縄で住み替えるタイミング☆査定価格や市場から見た判断基準」などもご参照ください。
 

 

住み替えローンを使う

住み替えローンを使う
では、沖縄で新築戸建てからの住み替えを希望する場合、売却しても住宅ローンが残ってしまうときには、「住み替えローン」を利用することで、沖縄の新築戸建てでも新しい家に住み替えることができます。
 
では、沖縄の新築戸建てからの住み替えで役立つ、「住み替えローン」とはどのようなものなのでしょうか。
 

【 沖縄の新築戸建てから住み替え☆住み替えローン 】
 
★ 「住み替えローン」とは、現在の借りている住宅ローンと、新しく購入する家の購入費をまとめて借りることができるローンのことです。
 
→ 売却費が思っていたより少なかったり、貯蓄が少なかったりする場合に、沖縄の新築戸建てからの住み替えを希望するのであれば、この住み替えローンを利用すると良いでしょう。

 

しかし、高額なローンを一度に借りるため、十分注意しなければならない点もあります。
 

 

住み替えローンの注意点

住み替えローンの注意点
沖縄の新築戸建てからの住み替え希望で、「住み替えローン」を利用する時の注意点の一つは、現在借りている住宅ローンの完済日と、新しい家の購入日を同じにしなければならない点です。
 

【 沖縄の新築戸建てからの住み替え☆売却と購入を並行する 】
 
★ 住宅ローンの完済日と、新しい家の購入日を同じにするためには、沖縄の新築戸建てから住み替える際、売却と新しい家の購入を並行して行う必要がありますので、負担が大きくなります。
 
→ 特に、沖縄の新築であっても買い替え時に戸建ての売却は、買い手を見つけるのに時間がかかる場合もあるので、注意が必要です。

 

また、売却と購入の契約や名義の変更手続きを一日で終わらせる必要があるため、入念な事前準備と不動産会社との協力が不可欠でしょう。
 
二つ目は、通常の住宅ローンより金利が高い点です。
 

【 沖縄の新築戸建てからの住み替え☆金利 】
 
★ 沖縄の新築戸建てからの住み替えで「住み替えローン」を利用する場合には、住宅ローンで適用される、金利の優遇制度が適用しません。それだけ、住み替えローン利用による住宅購入は、返済の負担は大きくなることを意識してください。
 
→ また、借り入れ額や金利が通常よりも高いことから、審査が厳しくなります。借入金の返済履歴や収入の状況などを厳しくチェックされるでしょう。

 

さらに、住み替えのタイミングとしては30代後半以降が多く、今後の収入状況や健康状態などを考えて十分な返済計画を立てることができなければ、借り入れは難しくなりますので、この点も注意をしてください。
 
 

 

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で新築戸建て物件からの住み替えを希望している時、住宅ローンが残っている場合の対処法についてお伝えしました。
 
沖縄の新築戸建て物件からの住み替えでは、新築だけに物件価格が高くなり、売却額で新居の購入費を賄うことができるケースが多いですが、地価も変動しますし、売却額で賄うことができるケースばかりではありません。
 
けれども、売却額で賄うことができなくても、「住み替えローン」を使うことで、住宅ローンの残高がある沖縄の新築戸建てでも、住み替えは可能です。
 
しかし、新旧の住宅ローンはかなり大きな額となり、経済的に厳しい一面があります。ローンの借り入れや完済で失敗しないために十分な返済計画が重要です。
 
 

まとめ

新築物件から住み替える方法とは

・ローン残高を返済しないと売却できない
・戸建ての売却費でローンを完済できる
・新旧のローンを合わせた住み替えローンが利用できる
・住み替えローンは金利が高く手続きも難しい

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