沖縄で新築戸建てでも売却できる?賢い住み替えの方法とは
2020/11/1
コロナ禍の沖縄で今、新築戸建て物件の売却を希望する方が増えましたよね。沖縄ですから新築戸建て売却物件には別荘などもありますが、2020年は住んでいた家の売却案件も増えました。
念願だった戸建てを購入しても、様々な理由で沖縄で購入した新築物件の売却を余儀なくされる場合があります。
しかし、沖縄で住んでいる新築の家を売却し、新しい家を購入することは、初めての方にとって非常に難しく感じる、不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、沖縄で新築の戸建て物件を売却しようと考える時に役立つ、賢い住み替えの方法をお伝えします。ぜひ参考にしてください。
沖縄で新築戸建てでも売却できる?
賢い住み替えの方法とは
住み替えの理由
ではなぜ、せっかく購入した沖縄の新築の家を売却し、住み替えることになるのでしょうか。沖縄の新築戸建て売却案件の場合、住み替えの理由として最も多いのは「家族構成の変化」です。
【 沖縄で新築戸建て売却☆住み替え理由 】
① 新しく子供ができた場合は、現状の家では手狭になることがあります。
② 両親の離婚や子供の進学や就職によって実家を離れる場合は、逆に手広くなってしまうでしょう。
③ 「周辺の環境改善」のために住み替えをすることもあります。
→ 新しい土地に住んでみると、周りの環境が悪く子供の教育に適していなかったり、ご近所トラブルに巻き込まれてしまったりする場合があるからです。
どうしても問題解決が図れない場合は、新築でも住み替えが余儀なくされるでしょう。
車社会で家周辺を歩き回る習慣もないなか、入り組んだ道も多い沖縄では、新築戸建て物件の売却理由のアンケートを取ってみると、予想外の理由で自宅を売却することも多く聞こえました。
ですから住宅を購入する際には、当初から住み替えも考えておくのが大切です。
売却の流れ
沖縄で新築戸建てを売却する流れとしては、まず自宅がいくらで売れるのか確認します。これが不動産の査定です。
この不動産査定での評価がそのまま販売価格となることが多いので、この不動産査定でいかに高い価格を出してもらうのかが、一連の沖縄の新築戸建て売却で、少しでも高く売るポイントとなります。
特に、このコロナ禍で沖縄の新築戸建てを売却する家庭では、住み替えを検討しているケースが多いです。
ですからこの場合には、住み替え先の新居よりも高い価格、もしくは同等の価格で売却することで、後々の新居購入計画への負担は全く変わります。
そこで、この不動産査定で少しでも高く評価してもらうためのポイントです。
【 沖縄で新築戸建ての売却☆不動産査定 】
★ 不動産査定は複数の業者へ依頼をしてください。そして評価額と評価ポイントを比較して、今後の売却活動におけるパートナーとなるべき不動産業者を選びます。
→ 不動産査定自体は無料で行われることが多く、この査定をきっかけに、仲介不動産会社になってもらうべく、媒介契約へと進みますが、実は不動産会社によって注目するポイントが違うケースもあるため、査定価格に差が出るケースが多いです。
ですから、沖縄で新築戸建ての売却を検討するためには、まず不動産査定依頼をすることから始まります。(個人で売買契約を交わすこともできますが、デメリットも多いので、仲介不動産会社を通した売買活動がおすすめです。)
複数の業者を比較検討し、適切な不動産会社を選んだら、その不動産会社と契約を結び、仲介をしてもらいましょう。
【 沖縄で新築戸建ての売却☆媒介不動産契約 】
★ ここで不動産会社と交わす媒介契約(仲介してもらうための契約)には、主に3つの種類があります。それぞれにメリットデメリットがあるので、事前に理解しておくと、より対等な関係で売却活動を進めることが可能です。
→ 詳しくは別記事「沖縄で不動産査定後の媒介契約☆注意ポイントと3つの種類」などをご確認ください。
売買契約が完了すれば、引き渡しとなります。個人差はありますが、不動産の査定から引き渡しまでは6ヶ月程度必要です。
購入の流れ
沖縄の新築戸建てを売却して住み替えを検討しているならば、理想としては沖縄の新築戸建ての売却と、住み替え先の新居の購入が同時に進む状態を目指します。
なかなか同時に進めることは難しいのですが、ひとつのコツとして、不動産会社を統一する方法はおすすめです。
【 沖縄の新築戸建て売却と住み替え☆業者の統一 】
★ 不動産査定によって選んだ仲介不動産会社に新居選びもサポートしてもらうことで、その仲介不動産会社は売却状況をよく理解しているため、売却金額やタイミングも考慮した住み替えが可能になりやすいメリットがあります。
→ 住み替え時に売却が先に進んでしまうと、仮住まいのコストが掛かりますし、売却が遅れると、新居購入時の費用を一時的に借りなければなりません。
※ どちらにしろタイミングがずれることで、住み替えの負担が生じますが、不動産会社を統一していたケースでは、住み替えのための売却と購入それぞれの契約を、同じ日に済ませてもらえることも多いです。
以上のことから、できれば沖縄で新築戸建てを売却する時には、仲介不動産会社に住み替える新居も相談してみることをおすすめします。
では、沖縄の新築戸建て売却時に進めなければならない、住み替えのための新居購入の流れでは、まず物件探しを始めることが先決です。
当然ですが、今の生活スタイルに合った家や周辺環境が良好な住宅を選んでください。物件を見学して、実際に生活する姿を想像しておくことがおすすめです。
家が決まれば購入契約を済ませ、ローンや支払いの手続きを踏めば入居となります。
【 沖縄の新築戸建て売却と住み替え☆住み替えローン 】
★ 同時契約ができる旨はお伝えしましたが、早く住み替え先の新居に住みたいことを希望するのであれば、物件さえ決まれば、一時的な住み替えローンの利用などによって、沖縄の新築戸建てを売却するよりも早く、入居できることも可能です。
→ 詳しくは別記事「住み替えローンで沖縄の注文住宅へ☆賢い買い替えポイント」なども併せてご参照ください。
費用はどのくらいかかるの?
では、沖縄で新築戸建てを売却して住み替えを検討しているならば、沖縄の新築物件の売却時と新居の購入時に、それぞれ住宅の売却額と購入額の5~8%の諸費用がかかる点も注意をしてください。
【 沖縄で新築戸建て売却と住み替え☆諸費用 】
★ 具体的には以下の4つの点です。
① 仲介手数料
→ 売却と購入をお願いする不動産会社に支払う費用です。取引価格の3%+6万円+消費税がかかります。
② 抵当権の抹消と登録費用
→ 抵当権とは住宅ローンなどを組むときに設定される権利のことです。売却時にはこれを抹消し、購入時に新しく登録する必要があります。抹消、登録時にそれぞれ数万円程度かかります。
③ 各種税金
→ 所得税や住民税、印紙税などがかかります。土地の購入にはかかりませんが、住宅の購入には消費税もかかるので注意が必要です。
※ また、各種税金は売却で得た譲与所得や新しい家の購入金額によって変わります。事前にしっかりと確認しておかなければなりません。
④ 引っ越し費用
→ 古い家から新しい家に家具や荷物を移動させる引っ越し費用も重要です。運ぶ荷物の量や移動する距離によって費用は変わります。
※ また、一般的に引っ越しシーズンとなる1~3月は引っ越し会社が忙しくなり、費用も高くなると言われているので注意が必要です。
賢い住み替えポイント
このように様々な費用がかかる、沖縄での新築物件売却と住み替えですが、その費用を抑えることができる制度があります。
【 沖縄で新築戸建て売却と住み替え☆費用を抑える 】
① 3000万円特別控除
→ 売却時に得た譲渡所得から3000万円を課税対象から控除できる制度です。納める税金をかなり減らすことができるので、上手く利用しましょう。
② 損益通算
→ 逆に安く売れてしまって売却損が出た場合に、所得税や住民税を抑えることができる制度です。取引された年度の利益と合算することで譲渡損失を相殺することができます。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で新築物件を早々に売却して、住み替える場合のいくつかのポイントをお伝えしました。
せっかく購入した沖縄の新築物件ですが、売却に至るまでには、何らかの理由で後悔してしまった経験談も少なくありません。そんなときは、「まだ住宅ローンもたくさん残っているから無理だ…」と、思い悩むことなく、まずはお得な住み替えを考えてみてはいかがでしょうか。
沖縄でも新築戸建て物件は売却時にまだまだ有利ですので、複数の業者に不動産査定を依頼して相談をすることで、何らかの道を開くことができるはずです。
きっと、今のライフスタイルに合ったすてきな新居への住み替えを進めることができるのではないdしょうか。
まとめ
新築の戸建て物件を売却して住み替える方法
・家族構成の変化や周辺環境の改善のために住み替えを
・売却には査定や手続きが必要
・住みたい家が見つかればすぐに入居できることもある
・住み替えの費用は大きく分けて4つ
・3000万円特別控除と損益通算を上手く利用しよう