沖縄で築浅物件を高く売却するには?損をしないポイント
2020/9/19
沖縄で築浅物件の売却を試みてみると、「思った以上に安かった!」とガッカリする声も多いですよね。沖縄の築浅物件売却に限らず、不動産を売る時には物件価格は最も気になるところではないでしょうか。
実は、一般的に古い物件より築浅の物件の方が高く売れるイメージがありますが、沖縄の築浅物件こそ、売却する際の注意点があります。
そこで今回は、沖縄の築浅物件売却について、特に損をしない基礎知識とポイントをお伝えします。
沖縄で築浅物件を高く売却するには?
損をしないポイント
一般的な沖縄築浅物件の売却額
そもそも築浅物件とは、どのような不動産を差しているのでしょうか。もちろん、完成してまだ数年しか経っていない、新しい物件が築浅物件です。
とは言え「完成してから○年以内」のような明確な定義はありません。ただ不動産業界では多くが、新築3~5年以内の不動産に対して築浅物件とされてきました。
確かに不動産の中でも築浅物件は人気が高いです。そのため沖縄でも築浅物件の売却額は高くなる可能性はあります。
【 沖縄で築浅物件を売却☆すぐに価値が下がる 】
★ ただし3~5年はアッと言う間ですよね。さらに築1年と5年では、同じ築浅物件でも価値が大きく違います。
→ 一般的な物件も同じではありますが、沖縄の築浅物件を売却しようと思うと、その時間軸が非常に短いと考えてください。半年でも大きな価格差に繋がります。
このように沖縄で築浅物件を売却するポイントのひとつは時間です。時間が経てば経つほど、築浅のアドバンテージはなくなり、価格は下がることを常に意識してください。
【 沖縄で築浅物件を売却☆早く売り出す 】
★ ですから、沖縄の築浅物件の売却を検討しているなら、ともかく早く売り出すことをおすすめします。
→ ただし不動産会社への査定依頼は、必ず複数の会社に依頼するようにしてください。
沖縄の築浅物件の売却は仲介業者からも人気がありますので、複数の査定額を検討することで、適切な販売価格を算出することができます。販売価格を決めるのは売り主自身であることも、忘れないように売却計画を立ててください。
新築の売却で損をしないポイント
沖縄では築浅物件売却でも不動産価値がありますが、それ以上に「新築」物件は当然ですが価値が上がります。
ここで「築浅物件」は3年~5年が目安とお伝えしましたが、「新築物件」であれば竣工から1年以内の不動産です。特に「竣工から」1年以内であることにも注目をしてください。
新築と築浅物件では不動産価値も大きく変わることを考えると、数日の違いで価値が下がっていくと言うのは、理解できるのではないででしょうか。
ただ、そんな「新築物件」のなかでも不動産価値はさまざまに違います。
【 沖縄で築浅物件を売却☆新築物件の注意点① 】
★ ポイント①:新築物件でも一度住んだ時点で中古扱いとなる。
→ 新築の条件は①新たに建設された住宅で1度も人が住んでいない、②竣工から1年以内物件です。
つまり一度でも住んだ物件はその時点で築浅の中古物件になります。まずはこの点をおさえてください。
【 沖縄で築浅物件を売却☆新築物件の注意点② 】
★ ポイント②:築浅物件の需要は高い=需要がある期間は限られていることを理解する。
→ 基本的に日本は新築信仰が根強いです。よって新築(竣工から1年以内の築浅物件)であれば欲しがる人は多い傾向にあります。
人気が高く抽選が行われた物件の場合は、抽選に漏れた人が検討する可能性が高いです。しかし、時間とともに魅力は失われます。
沖縄では築浅物件の売却であっても、アドバンテージは永続的なものではないことを忘れないでください。何度もお伝えしていることですが、沖縄の築浅物件の売却を検討する場合は時間を意識してください。
【 沖縄で築浅物件を売却☆新築物件の注意点③ 】
★ ポイント③売却する理由を質問されるケースがある→回答を用意しておく。
→ 購入を検討するする人が「買ったばかりにも関わらず、なぜすぐに売却するのか?」と考えるのは自然なことです。
※ その際にきちんと説明ができないと買い手側は不信感を抱き、取引がダメになってしまう可能性があります。
そのため沖縄で築浅物件を売却する時には、事前に「なぜ売りたいのか?」という質問に対する回答を用意しておくと安心です。「急な転勤」「家庭の事情」などの理由は、比較的好感が高い傾向にあります。
【 沖縄で築浅物件を売却☆新築物件の注意点④ 】
★ ポイント④:住宅ローンに注意、完済しないと売れない。
→ 不動産を買う場合は住宅ローンを利用する場合多いですよね。購入の際に自己資金が少なかったためにローンの借入額が多い場合は注意が必要です。
仮に竣工してから1年以内でも、一度でも住んでしまえば「中古」になることはすでにお伝えしましたが、中古になるので、購入した際よりも売却価格が安くなる可能性が高いです。
その場合、売却価格がローンの残高を下回ると売却できなくなります。査定価格をしっかりと確認してから、沖縄の築浅物件の売却計画を進めてください。
【 沖縄で築浅物件を売却☆新築物件の注意点⑤ 】
★ ポイント⑤:急いでいても必ず、複数の不動産会社から仲介会社を選ぶようにする。
→ 築浅物件の魅力は時間と共に失われます。しかし、急いでいるからといって媒介契約を結ぶ不動産会社を選ぶ手間を省くとかえって時間がかかる、ということにもなりかねません。
どんなにその沖縄の築浅物件が魅力的でも、売却活動展開が不十分であれば、当然買い手はなかなか見つかりません。
ですから、せっかく高い価値のある沖縄の築浅物件を売却するのであれば、仲介業者は必ず複数の会社から査定額まで比較検討し、吟味して選ぶことをおすすめします。
対象不動産の特徴に沿った業者を選ぶ
最後に、沖縄の築浅物件に限らず売却活動のほとんどは仲介不動産業者と媒介契約を交わして、販売・営業活動を委託しますよね。
この時、前項で複数の不動産会社に査定依頼を行うポイントはお伝えしましたが、さらに「自分の不動産と相性の良い」業者選びはポイントです。
【 沖縄で築浅物件の売却☆業者選び 】
★ 例えば、海沿いでラグジュアリー感のある、個性的な別荘風の建築物であれば、選ぶ仲介業者も数多くの沖縄の別荘を扱っている業者が頼りになります。
→ ごく一般的な住居であれば、地元密着型の業者が良いかもしれません。地元の人々との人脈が深いので、顧客から買い手候補がすぐに見つかる可能性も高いからです。
…ですから沖縄の築浅物件を売却する時には、複数の業者に査定依頼をするだけではなく、査定時にはそれぞれの業者から、客観的な不動産評価を数多く聞いてみてください。
そしてプロの客観的な視点から、対象不動産の魅力やメリットを分析し、その魅力を存分に引き出してくれる業者を選ぶと良いです。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の築浅不動産売却を検討した時に役立つ、査定額の目安や新築の売却で損をしないポイントをお伝えしました。
沖縄の築浅物件は売却活動を始めると、大変人気があることが分かります。もちろん、沖縄の築浅物件であれば査定額も期待大です。
しかし竣工から時間が経てば、あっと言う間に魅力が失われる点が大きなポイントです。ですから沖縄の築浅物件なら、売却は早めに進める必要があります。
ただし、売却価格が住宅ローン残高を下回ると売却ができなくなるため残高には注意する必要があります。信頼のおける不動産会社を見つけることが売却のための近道です。
まとめ
築浅物件の査定と売却の際の注意点
・築浅物件の査定額は高い
・築浅でなくなると査定額は下がる
・新築~築浅5年で価値がどんどん下がっていく
・新築物件売却の理由は説明できるよう準備をする
・媒介契約を結ぶ不動産会社は必ず複数から選ぶ
・売却物件のメリットに見合った業者を選ぶ