沖縄で不動産を売却☆査定時に押さえたいポイントとは
2020/9/1
沖縄で初めて不動産の査定を受ける時、売却を始める時には、誰もが緊張しますよね。できるだけ納得できる価格で売却したい気持ちは、売り手なら誰もが持っています。
売却を進めるとなると、まず沖縄の不動産会社へ査定を依頼し、販売したい物件の適切な価格(査定価格)を出してもらうことから始まりますが、これは同時に、今後売却活動においてパートナーとなる、仲介業者との出会いです。
今回は、沖縄で不動産査定を依頼する時のポイントと、査定後の価格設定から買い手が現れた時の内覧時、その後の売買交渉までのポイントをいくつかお伝えします。
沖縄で不動産を売却☆
査定時に押さえたいポイントとは
別々の不動産会社の査定をたくさん受けること
沖縄での不動産売却では、査定業者選びは大切に複数の不動産会社に依頼をしながら進めてください。沖縄で不動産を査定すると言うことは、仲介契約を結ぶきっかけになります。仲介業者は買主を探す作業を手伝う役割を担いますので、重要な選択です。
【 沖縄で不動産査定☆買い取りの選択肢 】
☆ まずはどれほどの価格で売却できるのか…、これから売却予定の沖縄の物件を、不動産会社に査定してもらうことから始まります。
→ 「早く売却したい!」と言う場合、沖縄の不動産業者のなかには査定時に買い取りを勧めるケースがありますが、一般的に沖縄の不動産業者による買い取りは査定価格や売買価格よりも相場が安くなってしまう傾向にあるため、あまりおすすめできません。
何らかの事情でとても急いでいて、「不動産価格が低くなってしまってもやむを得ない!」と言うケースでは、買い取りの選択肢もアリですが、最初の沖縄不動産業者の査定時に、買い取りまで契約を進めてしまうことは避ける方が無難です。
買い取りを検討していたとしても、まずは複数の沖縄不動産業者から査定を受けることをおすすめします。
一社ではその沖縄不動産業者の査定価格を鵜呑みにしてしまう点が危険です。
一方、複数の沖縄不動産業者の査定価格を知ることは、他社と比較に繋がるので、それぞれの長所や短所を見抜くことができます。
どのような要望で売り出すか
沖縄では不動産は査定後、不動産会社と相談をしていくことで売値を決めます。
沖縄不動産業者側は査定価格だけではなく、売り手の望みをしっかり聞き入れてくれるので、ここでは売り主(自分自身)望んでいることを積極的に伝えていって問題ありません。
【 沖縄で不動産査定☆価格設定の注意点 】
☆ ただ売値を決めるときには、価格設定時に査定額を無視して、あまりに高くしすぎない点は意識してください。
→ 価格を高く設定することにより、買い手が決まらないままその物件が長期間売れ残ってしまうと、何らかの悪いイメージが残りがちです。
「売れ残るには何か理由があるのではないか…」と考える買い手は多いですし、地域でも噂になってしまい、より売れない事態にも陥りかねません。
不動産の価値は築年数によりどんどん下がります。5年・10年・15年・20年は特に節目です。
結果的に売れないまま築年数だけが長くなり、不動産価値も下がっていくなかで、沖縄で最初に出した不動産の査定価格よりも、各段に低い売買価格になるケースもあります。
値下げ交渉を念頭に入れる
不動産物件の買い手は値下げ交渉をしてくることがほとんどです。沖縄で不動産査定をした後の価格設定では、この「値下げ交渉」も視野に入れると売買交渉がスムーズに進みます。
【 沖縄で不動産査定☆値下げ交渉を視野に入れる 】
☆ あらかじめ売却する物件の価格を高めに設定しておくことがコツです。買い手が値下げ交渉をしてきたときにより多くの金額を得ることができます。
→ また、基本的には仲介不動産業者が価格交渉に応じることになりますが、決定するのは売り手本人ですので、最初から想定したうえで、値下げ交渉してくるときの対応も練習しておくとより安心です。
特に中古物件を購入する買い手の場合、中古物件の「すぐに入居できる」点にメリットを感じているケースも少なくありません。(すでに沖縄に移住して民宿などで生活しているなどのケースもあります。)
そうなると、即入居希望の買い手の場合には、同時進行で複数の物件の内覧を予約していることも多いです。
もちろん、日々内覧を重ねていれば、より魅力的な物件に出会う可能性もありますので、迷う気持ちも出てきます。
値下げ交渉で売り主の対応が遅れたことで、不動産売買の手続き自体が長引いてしまうと、買い手が諦めてしまい売却できなくなってしまうかもしれません。
不動産を見学に来る人のために掃除をする
一般的に沖縄で不動産査定を行う業者は、まずは家の中身を確認します。例えば躯体の状態やシロアリ被害がないかどうか…、などの外からは見えにくい家自体の状況です。
間取りなども見ますが、「生活導線」などの住みやすさが重視で、掃除をすれば取れるような汚れやシミは査定対象にはなりません。
一方、買い手は感情が先行しますので、一見した時のイメージが重要です。そのため、沖縄での不動産売却活動では、査定時はできなくても内覧時には掃除を済ませておくことをおすすめします。
もちろん不動産の売却を始めると、すぐにでも不動産を購入したいという人が見学に来る可能性がありますので、公開前に準備をしておくタイミングがベストです。
【 沖縄で不動産査定☆ハウスクリーニング 】
☆ 見学に来た買い手が不動産を見るとき、感覚で一番感じ取るのは「清潔感」ですので、中古物件の場合は住みながら売却活動を進める場合もありますが、以下の点には常に注意をしてください。
・ ほこりが舞っている
・ カビの繁殖
・ 油がこびりついている
以上の3ポイントは、特に第一印象で悪く感じやすいところです。
このように、内覧時に買い手の印象をよくするため、部屋のクリーニングは徹底したいところですが、売り手も日々売却活動ばかりをしている訳ではありません。自分での掃除に限界を感じる人もいるのではないでしょうか。
そんな時に頼りになるのが、プロのクリーニングです。沖縄では個人が営む戸建て貸し切りホテルや民泊などの宿泊施設も多いため、「お家まるごとクリーニング」などのメニューも豊富です。
売却前に身銭を切ると思うと、無理をしてでも自分で頑張りたくもなりますが、売却活動は実際いつ終わるのかは分かりにくいので、無理をせず、プロに任せられる部分は任せる方法も視野に入れて進めてください。
買い手との直接の約諾には注意
今、沖縄の不動産売却シーンでは、売り手と買い手が直接的に部屋の物品交渉をしているケースで、契約した当人は良くても、家族が拒否したための交渉が難航するなど、ちょっとしたトラブル事例が起きています。
買い手としてはできるだけ好条件で家を購入したい気持ちは当然です。いろいろと直接交渉が起きる場面もありますが、ここは仲介不動産会社に任せた冷静な対応がスムーズな売買契約のポイントです。
【 沖縄で不動産査定☆直接交渉の難しさ 】
☆ もしも買い手が物品などの金銭的問題について聞いてきたときは、うまく避けるように口実を作る方法を取ってみてはいかがでしょうか。
→ 金銭的な交渉でしたら、沖縄で不動産査定を依頼した仲介不動産会社がプロですので、彼らを介した交渉を目指します。もしくは関係者が揃う場での話し合いも良いかもしれません。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で不動産査定を行う流れや注意点と、査定後の不動産売却活動について、大まかにお伝えしました。
沖縄でも不動産の査定はもちろん、売却活動を初めて行う人々も多いのではないでしょうか。そもそもマイホームも人生に一度購入するだけの方も多いことを考えると、人生でもそうそう多く不動産売却の機会はありません。
そんな時、後悔しない売却活動を進めるためには、まずは経験者の体験談を参考にしながら、少しでも知識を深めることが役立ちます。沖縄の不動産査定業者に、不安点を相談したり、疑問点をどんどん尋ねてみるのも一案です。
沖縄での不動産査定や売却シーンではポイントを押さえるだけで、得る金額も天と地ほどの差になる事例は多くあります。
☆ 別記事「沖縄で不動産査定☆マンション売却5つの基礎知識」でもマンションの査定や売却についてお伝えしています、併せてお立ち寄りください。
まとめ
不動産の査定や売却で後悔しないポイントとコツ
・別々の不動産会社の査定をたくさん受けること
・どのような要望で売り出すかを考えること
・値下げ交渉をすること
・不動産を見学に来る人のために掃除をすること
・買い手との間で勝手な約諾などはしないこと